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コンプレックスは忘れた瞬間に兆しが見える

頭にこびり付くのがコンプレックス

幼少の頃から吃音症に悩んできた僕が20年以上もかけて吃音症を解消したのは他でもない。

自分が吃音症であることを忘れたから。


今までは向き合ってきたからこそずっと頭の中を離れなかった自分のコンプレックス。

立ち向かうべくものだとずっと思っていました。

それゆえにずっと苦しんでいた。



吃音を忘れるくらいの無茶振り

ある時に自分の吃音症を忘れさせてくれる出来事が起きたのです。


大勢の前で喋るという大役を任された時でした。


その数なんと1400人。


何かを説明するのではなく、ただ盛り上げるという役目。

120%アドリブ。


もう吃るなんて言ってられない。やるしかない。


その時に僕自身が何を考えていたかというと、


どうやったら人は笑ってくれるのか。

何を言ったら人の気分が上がるのか。



自分が吃音持ちだなんてことを忘れてしまうほど、目の前の人のことを考えました。


これが僕にとっての特効薬となりました。


やってもやらなくてもいいよ。という環境だったらとてもじゃないけどできなかった。

でも自分のことに悩む前に強制的に環境を作られた。



正直、吃音の改善方法としてはこれ以上ないほどの荒療治だと思う。


人に勧めるかといえば、本人がやりたくないと思うのであれば絶対に勧めない(笑)



心にとってもかなり負担のかかることだからです。


人間無理しても良いことなんて奇跡が起こらない限りない。


それから僕はMCとしてテレビの前でも話せるようになったし、3000人の前でも喋れるようになりました。


僕にとってもあの1400人での無茶振りがとても良かった。


しかし大きなプレッシャーを受けながら喋ることが吃音症の治し方とは言わない。



要は、

自分のコンプレックスを忘れるくらい夢中になれるものがあるのかどうかということ。




コンプレックスはあなたが作っている

ずっと向き合っているからあなたのコンプレックスはコンプレックスとしてずっと目の前に現れつづける。


あなたが相手にしすぎているから。


あなたが構いすぎているからいつまでも離れていかないんです。


悩んでいるものがあるならまずはあなたから率先して離れる必要があります。


仕事柄離れることなんてできないコンプレックスを持っている方も悩みが見えなくなるくらい夢中になってみてください。


本気で集中し始めると一瞬でもコンプレックスを忘れることができます。


忘れることが一瞬でもできた人はそのコンプレックスから解放される日は近いです。



とはいえ、僕も吃音生活から解消されるのに20年ほどの時間を使いました。


簡単ではないです。



しかし、ある時ふと感じることができるはず。


あれ?今何にも悩みがない状態を体験できたな・・・

と。



克服したい人だけ立ち向かえばいい


人には悩みはつきものです。

誰だってあります。

笑顔が好きなあの人って。

悩みがなさそうなあの人も。

世界の大金持ちも。


コンプレックスに立ち向かえば良いってもんじゃない。

悩みも取捨選択も必要になるのです。



自分が進みたい道の先に必ずぶつかるものなら立ち向かう必要も出てくるでしょうl

でもそうじゃない限り、無視しても良いんじゃない?



あ、自分これ苦手なんで!って言えば良いんじゃないですか?


それができたら苦労はしないよ!って人も


本当にその場所じゃないとダメですか?

今十分苦しいのに他を探してみないんですか?


もしかしたらあなたの転職は他にある可能性の方が多いかもしれませんよ。



無理しなくていいんです。


人がどうこう言うからなんてのは

「最もあなたにとって必要のないもの」

だってあなた自身も気づいていますもんね。


あなたはあなたの人生を生きればいい。


他人のいうことを聞いてばかりだと、人の人生をあるんでることになりますよ。


せっかくあなたの人生の主人公はあなたなのに。


自分で全て選択しても良いんです。



自分のことを忘れるくらい夢中になろう

コンプレックスに悩んでいる人の特徴として自分の経験から自分のことに集中しすぎな傾向があります。


全て自分のことのように思ってしまうから心が苦しんです。


別の言い方をすれば

あなたはイメージ力が人よりも優れている。


1の情報を10にできるあなたは想像力が豊か。


その分、恐怖心も人よりも感じやすい。


特別な想像力を自分のこと以外に集中して見てください。


それは人のために動けということではないんです。


絵を描いているとしたらその絵に体の感覚がなくなるくらい集中してみてください。


いわゆるゾーンと言うやつです。


集中できる環境づくりをしてみましょう。


環境が全てのコンプレックスも改善してくれます。


絶対という言葉ありませんが、治らないとも言えないのです。


あなたは自分のイメージ力で改善できる力を持っていますから。

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