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【MEMO.13】まず、うごく

ああ~あれやりたいな~

そう、こういうこともしたいんですよね~


こんな感じで色々な夢や願望を日ごろつぶやいている人、あなたの周りにいませんか?

こういう人は自分の経験上、人前ではすごくもっともらしいことを言いますが、実現のために何をしているかと言えば、大したことは何一つやっていないことが多いです。


また、フットワークが重くて自分の行動が

無駄になることをとても嫌い、

あだこうだ理由をつけてやらない理由を探し回っていることもあります。


そんな人が、はたして本当に自分の夢を叶えることができるのでしょうか?


本当にやりたいこと、したいことがあるならば、

まずは自ら行動してみなければなりません。


自分のなかにすでにやりたいことを実現するための資源が確保されているなら分かりますが、たいていの人はゼロから始めることが多いでしょう。

そういう場合は、時が解決するのを待ったり、誰かがなんとかしてくれることを期待しても意味がありません。

自らがリスクをとって先立ち、周囲を説得したり、誰かを口説いたり、必要な資源を確保することをやらなければならないのです。


たとえば、ぼくは時々「小説を書きたい」と言っている人に出会います。

そういう話を聞くと、ぼくは「え、だったら書けばいいんじゃない?」と思ったりするのですが、そういうことをいう人に限って、フットワークはかなり重いです。


いまは、このnoteもそうですし、SNSなど自分がメディアになって発信できる時代が来たのだから、積極的にそういうところに作ったものをアップしていけばいいのに、「自分は大したものが書けないから」といってやらない。


それを聞くたび、「どうしていきなり大したものを書こうとしているのだろう?」と疑問になります。


以前、僕がお世話になっている編集者の方が言っていました。優れた作家は、自分の書いたものについて何度も自主的に修正するそうです。

そして、それを積み重ねたうえで、いま雑誌や本になったものが掲載されているのです。

だから、雑誌や本にのっている原稿は、決して作者の初稿ではないのです。


なのに、いきなり素晴らしいものを書かなければいけないと思って、書こうとしても筆が進まず何もできない。

こういうようなことをずっと繰り返しているようなのです。


ここでひとつ言えることは、小説を書くにもリズムであったり、多少のテクニックはあったりするので、そういうのは書いていかないと身につかないことも多いです。

だから、なにかと理由をつけてやらない理由を探していると、いつまで経っても成長できないのです。


だから、まずどんなダメな文章でも、世にさらけ出してみればいいと思うのです。

それをやることで何かしらのフィードバックを得て、それを糧に成長していった方がいいのではないでしょうか。

何事もまず、やってみてから考える。

やってみないと分からないことが多い世の中だからこそ、まず動いてみることの大切さをよく知ってもらいたいです。

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