渥美半島の風

愛知県の最南端、渥美半島には、めちゃ面白い人たちがいます。 「渥美半島の風」は、おもに…

渥美半島の風

愛知県の最南端、渥美半島には、めちゃ面白い人たちがいます。 「渥美半島の風」は、おもに編集長の作家・小川雅魚(おがわまさな)が「コイツ面白いっ」と見つけた渥美半島在住または出身の人たちの話が詰まった地域情報誌。超個人的だからこそ面白い!同誌のウェブ購読バージョンです。

マガジン

  • マガジン「渥美半島の風」〜土をつくる、土でつくる〜

    まえがき 愛知県の最南端、太平洋に面する渥美半島。渥美半島は寒いところである、などというと、なにを馬鹿なことを、常春の渥美半島と言うではないか、と反論する向きも多いかもしれない。しかしここに住んで、ひと冬を過ごせば、身にしみる。渥美半島は寒い、伊吹おろしの吹かない日は、まさに春のようだが、吹くとどこよりも寒いのだ。かつて、沢庵生産が盛んだった頃、青森や秋田から来てくれた人たちがよく言っていた、「こごのほうがさんびい」それでも菜の花が咲いて、桜が咲いて、本格的な春がきた。 **実際の本をご購入希望の方はメールで問い合わせください。 masaya6268@gmail.com

  • 超おもしろいローカルマガジン「渥美半島の風」の創刊号!

    【有料購読全5話】 渥美半島は愛知県に2つある半島のひとつ。名古屋のほうから瓢箪のように垂れ下がっているのが知多半島。豊橋を付け根に西に勢いよく伸びているのが渥美半島だ。数万年前の地殻変動で隆起し、出現したといわれている。太平洋の荒波をガードする左腕にもみえる。懐に三河湾をかかえ、豊かな自然に恵まれている。縄文時代から人々が住み着き、吉胡、伊川津、保美に貝塚が残る。その遠い子孫たちが、半島の「今」を文章にした。ご笑覧あれ! 創刊号の特集は「海に遊ぶ、海に生きる」 **実際の本をご購入希望の方はメールで問い合わせください。 masaya6268@gmail.com

最近の記事

トライアスロンxアスリートx哲学=八田益之

 トライアスロンに興味のある方、アスリートにはたまらないエッセイです!  トライアスロンの年代別で4連覇(11'-14')を成し遂げたアスリート八田益之さんが2014年伊良湖トライアスロン大会でのレース中の駆け引きをエッセイに書きました。読んでいて、自分もレースの中に引込まれる様な感じになります。  トライアスロンって実際どんなか分からない方にも「へぇ〜、こんなスポーツなんだ!」と新しい発見があります!  そして、常に自分自身と向き合い、己を高めるアスリートの哲学があります

¥300〜
    • 赤羽根の海に惚れた現役おじいちゃんサーファー

       私がまだ18歳の頃だ。運転免許をとったばかりで、クルマに乗ることしか頭になかった。  その日もクルマに乗っていた。ブルーバードのSSSクーペ、彼女のクルマだ。伊良湖岬に向かってドライブしていると、前を走っているクルマが屋根の上にサーフボードを載せていた。  どうだろう、いまから45年ほど前かな。  そのまま1時間くらい後をついていくと(なにしろ暇だけはたっぷりあったからね)、ボードを載せたクルマは本道(たぶん42号線)から外れて、かなり細い道に入った。ここまで来たら、オ

      ¥100〜
      • 「どろんこ村」-子どもたちが「生きる」を学ぶ楽しいところ!

        渥美半島で有機野菜を作り、豚やヤギ、ニワトリと共に暮らし、全国から来る子ども達へ、ファームステイを通して命の循環や共に生きることの大切さを伝えている、「どろんこ村」の小笠原さんと渡部さんご夫妻。世の中が便利になり、自分たちが食べているものが何処から来ているのか、自分達の口に入る前にどれだけのものが無駄にされてきているか、などに無知になっている人が多いのではないでしょうか。そうした便利という所から真逆のところで、「生きる」を学べる「どろんこ村」のお話です。  私が彼と初め

        ¥150〜
        • この男、どうかしている。命がけで海に飛び込んだトマト農家の男がおもしろいっ!

          渥美半島の異端児発見!15歳でニューヨークの超有名劇場カーネギーホールの舞台で剣舞ソロパフォーマンス、17歳で剣舞全国優勝、20歳を過ぎてからはテレビや映画のスタントマンとして活躍し、大河ドラマに役付きで出演も果たした男、石井芳典。彼の本職はトマト農家である。彼の面白いのはこの異色の経歴のみにあらず。実は彼、独学で鮨(すし)の技術を身につけ、幻の自宅寿司屋「よし鮨」を始めてしまった。その底知れぬ探究心から経験した話は「おい、マジかっ!?(笑)」と驚き笑ってしまう程に面白い

          ¥200〜

        トライアスロンxアスリートx哲学=八田益之

        ¥300〜

        マガジン

        • マガジン「渥美半島の風」〜土をつくる、土でつくる〜
          0本
          ¥500
        • 超おもしろいローカルマガジン「渥美半島の風」の創刊号!
          7本
          ¥400

        記事

          NHKの朝ドラになりそうな人間ドラマ -画伯 太田洋愛-

          満洲の大地と画伯太田洋愛 嶋津隆文 太田洋愛展 (平成23年国立科学博物館) 昭和4年、満洲の奉天駅に立つ「昭和4年、満州放浪の旅の第一歩を、凍てつく奉天駅頭(現東北地区瀋陽)に印したのは、酷寒一月も末の頃のことであった。私の所持品といえるものは、油絵具箱とイーゼル、スケッチブックとわずかばかりの着替えだけであった」。太田洋愛は、自伝といえる自著『さくら』(日本書籍)でこう書き出している。 「その頃、奉天に満州教育専門学校という満鉄経営で、全寮制度、全給費のユニークな三

          ¥100〜

          NHKの朝ドラになりそうな人間ドラマ -画伯 太田洋愛-

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          渥美半島名物 大アサリ!

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          はじめまして。note初心者です。無料にしたり有料にしたりと、やり方に混乱して四苦八苦しましたが、何とか立ち上がりました。ふぅ、ひと息。皆さま、ページを見てアドバイスがあれば頂ければ嬉しいです。

          はじめまして。note初心者です。無料にしたり有料にしたりと、やり方に混乱して四苦八苦しましたが、何とか立ち上がりました。ふぅ、ひと息。皆さま、ページを見てアドバイスがあれば頂ければ嬉しいです。

          駱駝の舟がゆく (無料購読)

          *この記事は100円になっていますが、最後まで無料で読めます。 「春伊良湖・入船」(2000年)道家珍彦 駱駝の舟がゆく                             小川雅魚 明け方 画家の夢を見た 海を見降ろす工房の 暗い小さな灯火の下で 青の絵の具を溶いていた ラピスラズリの玉を砕いて 騒がしい渡合の海が 砂漠のように静まって 駱駝の舟のキャラバンが 月に向かって渡って行った 私がそのめずらしい名前を知ったのはいつの頃だったか、もちろん絵を通してだ

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          まさな編集長より (無料購読)

          *この記事は100円になっていますが、最後まで無料で読めます。 渥美半島の地域雑誌を創ろう。風を吹かそう。 昨年の夏、その企てに加わるよう要請をうけた。全国的に認知されるものにしたいという。 渥美半島は、というか、そもそも半島とはそういうものだが、三方を海に囲まれている。北に三河湾、西に伊勢湾、南に太平洋だ。豊かな自然に恵まれ、三千年前の縄文晩期の頃には、ヤポネシアでもっとも人口密度が高かったらしい(もっとも全体で30万人足らずだったらしいが)。 万葉の時代からは歌枕

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          渥美半島の風 創刊号 表紙

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