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これからnoteをはじめる人に。 戦略的noteの続け方

私はいわゆる「noteで人生変わったタイプ」の人間なんですが、note以前はBlogはおろかSNSも閲覧ばかりで、発信することの楽しさも、そこから生まれる価値にも気づいていませんでした。

そんな意識が少し変わったのが、2年前。
妊娠して産休を取得した時、仕事から離脱するこの時間を有効に使いたい。自分自身をアップデートして復帰したい、という気持ちからnoteのアカウントを開設しました。
最初は、育休前に培ったマーケ思考が鈍らないためのコソ練場所としてやっていました。最初の記事がこちら。

初めての子育てに悪戦苦闘しながらも、赤子が眠ったら記事を書く。みたいな生活をはじめて数年。

今はフルタイムで復帰し育児と仕事で疲労困憊なんだけど、地味にnoteは続けられていて累積記事数は100本ほど。いつの間にかフォローしてくださる方も2.3Mを超えて、なんだか恐縮の世界です。

文才ないし、強みもないし、ママだから時間もない。
だからこそ、できるだけ読まれる確率をあげるために「作戦」はきちんと練ろう!と決めていました。

この作戦の立て方は、この年末年始からnoteを始めるぞ!という方にも価値があるかな?と思って、まとめてみました。


▷はじめに。どのカテゴリで攻めるか俯瞰して考える。

どんな記事を書くか?、
最初の問いについては「書きやすい」に越したことはないので、シンプルに好きなことがいいと思います。旅行や筋トレ、グルメや車、将棋など‥。

で、ここからが重要だと思っているんですが、考えたカテゴリの中でどのような方向性の記事を発信していくのか?を整理したいです。この方向性は、他の記事の特徴や傾向をみたほうがいいです。

私の場合、カテゴリは迷わず「食」

その食カテゴリは既にクリエイターがたくさんいて、グルメレポートやレシピ作者さんがたくさんいました。これはやばい。レッドオーシャンだ!ということで一旦、この方向性は避けました。
当時は食文化やトレンドの考察的なことは当時はまだいなかったので、そのあたりを深く書いていこうかなと決めた記憶があります。
(もちろん、未来的にその分野を強化したい意識もあった前提ですが)

就職と同じ話しで、狙いたいカテゴリは初志貫徹したほうがいいと思います。途中からキャリア変更するのも体力いるので。カテゴリは意志をもって選び、記事の方向性は少しだけ軸点をぶらしていく。この結果唯一無二の存在になれるはず。本来書きたかったことは、ある程度慣れてきて、読者が増えてきたら書いていけばいいと思います。アイドルとかの育成方針と似ているかも。


▷「自身の3C分析」で、記事方針を言語化する。

記事のカテゴリと、どんな方向性で発信していくか方針が決まったら、3C分析で、”自身のコンテンツのあり方”を、読者視点も含めて磨いていきたいです。

3C分析‥Company/Customer/Competitorで考える、シンプルなフレームワークが有効じゃないかと思います。

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[noteで発信する指針を決める、というissueで考える場合]の3C分析は下記のようになります。

●Company‥  執筆者自身
●Customer‥  挑戦したいカテゴリのマーケット・note自体の研究
●Competitor‥ 先駆者・目指す存在


私の場合の整理はこちら。

●Company‥ 渥美まいこ(私)
:食×マーケティング、食×文化、食×心理学の視点で、トレンドや嗜好性について発信していく。(上記で考えた方針を書く)

●Customer‥  
:食カテゴリの読者・note読者が何を期待し、何を与えられるか。
・キャッチーな流行の理由が知れて面白いと感じてもらう。
・流行に法則性がある発見を与える。
・不意に誕生すると思える流行にも因果関係が存在する。
・食の歴史の視点で、事象を捉える。

・料理に全力で興味がなくても、気軽よむコンテンツ。
・共通言語の「食」の解像度を上げて提案。

●Competitor‥ 
:先駆者・目指す存在 との差別化はどうするか?
阿古真理さん、畑中三応子さん、平野紗季子さん、柴田陽子さん

先駆者に対しての私の差別化
・食文化×SNS文脈
・食トレンド×ビジネス思考

まとめていくと、そうかそうか。じゃあ、あのネタをこんな情報で2000文字でまとめてみよう。とか、コンビニとか外食チェーンのことも書いたら反応してくれそうだな、など記事ネタが広がっていきます。


▷誰にもフォローされていない時代こそ、テストマーケすべき。

記事の作戦が決まったら、あとは打席に立つだけ。
どんどん書いていきましょう。
が、ここに‥note特有の‥辛さがありますよね。
記事作成って結構ハイカロリーなんだけど、最初はろくに読まれない‥。スキも押されない。徒労だ!不毛だ!と感じる時も多々。

私もはじめて半年ぐらいは全然フォロワーは増えませんでした。
でも、少しずつ増えていくPV数をみるのが嬉しくて楽しくて書いていた記憶があります。フォロワーはある一定のバーを超えると、急激に増えていくはずなので一喜一憂することはなく、それよりも爆速でPDCAをまわしていくことをオススメします。

・タイトルの文字数ってどのぐらいがいいのか?
・全体の文字量ってどのぐらいがいいのか?
・ですます口調がいいのか、言い切りがいいのか?
・配信日、配信時間のベストは?
・写真はどんなものが好まれるのか?

このあたりを何となく運用していてはもったいない。

noteのエンジンが温まってきたらフォロワー数やPV数、スキ数をKPIにしていいかもしれませんが、まず半年は「エンジンを温めること」を目標に。

週1ぐらいのペースで書くことや、スラスラを書けるようになることを目指して進めていけば、自然をPVやフォロワーも伸びていくことでしょう。

noteに記事を書くようになると、「取材力」のようなものが身についていきます。「あれってネタになりそう」とか「あの本について改めて紹介したい」とか。書いてく工程でも物事の整理やインプットを大量にするので、知的な暮らしの始まりにはもってこいです。

周囲との定量的な数値の比較ではなくて、自分自身の成長率で振り返っていくと、noteをやめる選択肢ってあまりないはずです。

▷投稿頻度より、品質を保つ。ファンとの約束を守る。

毎日投稿するのも正義だと思いますが、そこに固執する必要はないと思います。「毎日公開設定のボタンを押すこと」がゴールになっている状態って、手段と目的が混在されていて、論理破綻しております。

私は曜日を決めるというより「書きたくなったら書く」で動いています。そのほうが書きたいことがあると自然とスラスラ書けるし、ある程度の起承転結がイメージできているから記事としての品質も揺らがない。
品質を一定にする、というのも大切なことではないかと思います。(仕事と子育てに支障をきたさないのが第一条件でもありますしね!)


▷大前提として、創作を楽しんで。

つらつらと書きましたが、無鉄砲に投稿しつづけるより少し俯瞰して意思決定してから書きすすめたほうが、意外に続くよーという紹介でした。
その大前提として、自身の発信、創作する行動を全身で楽しんでほしいと思います。その楽しさは、文面と余白から伝わってくるはずなので。
あなたの名前で世の中に出るものだから、大切に意志をもって。

素敵なクリエーターにたくさんであることを楽しみにしています。
2020年もnoteのタイムラインでお会いしましょう。

・・・・

一緒に「あなたのnote作戦会議しましょう」

2020年10月段階で、このnoteをきっかけに多くの方にDMもいただくようになりました。無償のご提案だと私の状況次第でご返信できないことも多く心苦しかったので「オーダーメイド作戦会議」ができるチケットが発行できるようにしたいと思います(少し実験的なんですが…)

①サポートでフィーをお振込みください。
②コメントにご連絡できるTwitterアカウントかメールアドレスをご記載ください。

[1on1フィー]※すべてZoomでのコミュニケーションです

●30分:¥1200 ※ざっくりと相談にのってご提案します
●45分:¥1450 ※ご要望をうかがい、あなたの3Cプランを一緒に考えて、記事のスケジュールやコーチングを時間になるまで

※2021年12月にお値段更新しております。



\食トレンドについて発信するサークルやってます!¥190/


▷Twitterもやってるョ!


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