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自信がないとか言ったけど、18歳の私は自信満々だった

2年前まで自信がなかったとか、noteを書いたんだけどさ、

そんなふうになったのはいつからかなぁと、家で1冊の冊子を引っ張り出してみた。大学生になったばかりの頃、母校の後輩向けに書いた大学受験の合格体験記。

後輩たちに、どんな生活、どんな勉強をして合格したのかをモデルケースとして共有するのが目的だったんだと思う。高校の先生から依頼を受けて2ページくらいの文章を書いた。

久しぶりに読み直したらものすっごくアツくて、自信満々な書きっぷりで、私こんなんだったか!wってなったんだけど、当時はそうだったなーって面白かったので、それを紹介します。

タイトル「絶対○○大学へ入る」から始まる、私の想いがこもった文章は一行目から暑っ苦しい。

受験勉強で一番大事なことは何でしょうか。人よりも多く勉強することでしょうか。私は「志望校に合格したいという熱意」だと思います。友達に言うのが恥ずかしいからといって、志望校のレベルを下げてはいけません。それに本番で普段通りの力を出すことは難しいから目標より高いレベルの勉強をするというように、常に上を目指すべきです。その点で受験勉強は自分の力を試す良い機会です。

おおっ。なんか強めだな。何目線なのかも謎だし。

とは言うものの、私自身高2の夏までは、早慶には手が届かないだろうと思っていました。では、なぜ早稲田を選んだかと言うと、オープンキャンパスに行った時の雰囲気が自分に合っていると感じ、絶対に早稲田に入ると心に決めたからです。

当時通っていた予備校で、まだ早慶いけるぞと言われたのでそれを信じてみたんですよね。

大学の雰囲気を色々見るのも大事だというのは、そこに行ってみて自分がどう思うかを知る機会だったから。早稲田の本キャンパスって大隈講堂があって大隈さんの銅像があって、ザ・キャンパスというものに見えて、ここで大学生活を送りたいなーって思った。いや、ここで送る!って決めたのよ。

というのも、テレビドラマでやっていた「オレンジデイズ」の影響を多分にに受けていると思うw 校舎の中のラウンジと呼ばれる溜まり場でサークル内の交換日記みたいな「オレンジノート」というものを書いたりするのに憧れた。大学生になったらこんな生活が送れるのか!!と、かなーりいい感じに妄想をしていた。

まあ、結果的には入ったサークルは、ラウンジに溜まり場があってドラマで見た”ラウンジノート”が存在したので、その願いは叶ったんだと思う。

決めるって大事よね。

勉強についてですが、高1の時には受験を全く意識していなかったので、学校の授業を中心にしていました。そのおかげで勉強の根幹をなす基本が身につき、比較的簡単に応用することができたのだと思います。予備校は高2の冬に行き始めて高3になってから本格的に通うようになりました。もし予備校に通うなら、目標をしっかり持ち達成するための手段として予備校を利用しましょう。その上で、最も効率の良い学習法を考えて、受験に向けての戦略を立てます。例えば、期限を決めてそれまでにやるべきことを書き出し、終わりを見通すことによって達成感を得れば継続しやすくなります。

確かに、何事においても基礎って大事よね。日々の勉強はちゃんとやってました。コツコツ積み重ねるのは昔からの特徴だと思う。

てか、予備校は手段の一つと言ってるあたり、ちゃんと目標立ててそれに向かうための努力をしてたんだなーと今見ても思うのです。

皆さんが気にする模試の偏差値は秋頃まであてにできますが、1ヶ月前の結果だということもあり直前期に一喜一憂する必要はありません。特に現役生は試験当日まで学力が伸びるので、志望校のランクを下げたりしないでください。現に、私は12月の模試で早慶上智は全てE判定でしたが見事に全て覆しました。これが受験の醍醐味です。

予備校の先生がこういう話をしててそれを自分に落とし込んでましたね。受け売りです。いやー、ほんとに、よくもこんなふうに書いたねw 覆しましたのあたりとか、強すぎる。

直前期は夏とは比べものにならないプレッシャーを感じました。勉強だけの単調な毎日には飽きあきしますが、辛いのは自分だけではないので友達と励まし合いました。そして合格した時や不合格の時を想像すると「今やるしかない」と思うはずです。

この時、合格した時とそうじゃない時を想像して自分を奮い立たせていたんだなと。ちゃんと目標を具体的にイメージして想像していた自分、偉い。

最初に書きましたが、受験を乗り切るには「モチベーションの維持」が鍵を握っています。「絶対に○○大学に入るんだ。」と自分に思い込ませることができれば、合格に一歩近づけると思います。焦らずにやるべきことを着実にやってください。みなさんの健闘を祈ります。

みなさんの健闘を祈りますって、先輩風吹かせすぎだよ。

まあ、でもこれが18歳の私の等身大の言葉だった。

こんな時代もあったなと懐かしい感じになったのと、この頃の私は早稲田に受かるという目標が明確でそれを達成するためにどうすればいいかわかって行動していたんだなと振り返ることになった。

目標に対して、それができると思い込む。そしてそれに向けて努力をする。ただそれだけなんだけど。

ここ最近は受験みたいに分かりやすい目標がなくて、明確な目標を見つけにくくなってたのかなあ。なんか、アツい文章読んで、がんばろーって思いました。

おわり。





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