カミーノ8日目 ログローニョで休養|サン・ベルナベ祭り
6月10日:たまたまタイミングよく年に一度のお祭りが開催されていて、出店や音楽隊で賑わうログローニョ。歩けない悔しさを紛らわそうとバル巡り。体調を崩したことで標準日程で歩くルールから強制的に外されてしまった私ですが、自分をルールに縛り付けているのは他でもない自分自身だと気づく。
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33日間のスペイン巡礼 ”カミーノ” の振り返りnoteです🚶♀️
前回の記事はこちら
ログローニョは年に一度のサン・ベルナベ祭り
パンとワインと魚の試食会?
お祭りの起源に書かれているように、ワインと魚を食べる日らしく、PTAの屋台のように地元のお母さんたち(かどうかわかんないけど)がツナサンドを作っていた。2.5€でパンとワインがもらえる。この地域はリオハのワインが有名。
普通のツナサンド。
他にも2、3軒同じような出店があった。
フラメンコのパレード
街中をフラメンコ部隊が歩いていて、音楽が鳴り始めて踊り始める。
道に立ち並ぶお店
街中に旗がかかっていて、ワクワクする。
海外の屋台見ているだけで楽しいよね。
アクセサリーやさん。縁起担ぎでブレスレット買ってみる。
昔の衣装を着た人たちが太鼓叩いてパレードしていたりもして、街中どこを歩いていても楽しめる。
バルでランチ
適当にお店入ってランチのコースを頼む。
1皿目、ズッキーニのクリームスープ。
2皿目はミートボール。
デザートはコーヒープリン
休養中の過ごし方
休養って言っても普通に過ごしてるだけ。
起きた時と寝る時に足のストレッチをする。
仕事もそこそこしなきゃなのだけど、やる気が起きない😩やりたくないなーと思いながらどうしてもやらなきゃいけないことだけをやる。
気分転換にNetflixでブリジャートン家の外伝シリーズを見ている。
ちょうど土日がお祭りだったから、お昼と夜に街に繰り出してバルでワイン飲んだり、音楽隊の音楽や、フラメンコの踊りを見るなどして凹んでいた気分は多少晴れてきた。
が、気が紛れているだけで本当の解決になっているか?とコーチから問いをもらう。
根本的な解決にはなってない・・・。いろんな理由をくっつけて問題に向き合いたくないと回避してるかな。
自分でも気を紛らわしているだけな気はしてたw
気分を明るくするのは大事だと思うんだけど、ここで向き合わないといけないかもしれない。
(何が原因で、何が悪いというものではないんだけど・・・)
曖昧にしてやり過ごしても、ここカミーノでは絶対にまた同じことが起きるらしい。何度も何度も同じ気づきを与えようとあらゆる角度からサインが出てくるらしい。
この先またこんなに辛い気分になりたくない。
でもどうやったら自分ともっと深く向き合えるのか、迷子。
なので明日コーチと話すことにした。
今私は何の壁にぶち当たっているのか。それは何でなのか。どうしたら自分がありのままで過ごせるのか。何か糸口が見えるといいなぁ。
ルールに縛られているのは自分のせい
その前に自分でも内省をしてみる。
「カミーノは35日で800km歩くルール」に対して、「その通りに達成しないと!私ならできるだろう。みんなに遅れないようにしたい。”ちゃんと”歩き切りたい。」って思ってた。
いつしかゴールしなきゃだめだというのが強くなっていた。
実際に歩いていると道や街で会ったりするから、顔見知りができていくので尚更同じタイミングでゴールしたい!ここから落ちこぼれたくない。って思う。
でも今は、足を痛める、咳止まらない、みたいな体調の悪さによって強制的にそのルールから外されたのかもしれないって思うようになった。
あるべきルールから外れて自由にありたいと願っているはずだけど、いざ外れるとなると不安に思ったり、ルールから外れてしまった自分はダメだ、価値がないかもしれないという思考が出てくる。
何度もルールに縛られたくないと言っているけど、結局縛ってるのは自分。
ルールから外れるというのは何を意味するのだろうか。
歩き方は人それぞれだったはず
4日目のパンプローナからの山越で山頂で出会ったアナスタシアに街で出会った。あれ?標準だと今日はここから歩いているのでは?
話を聞くと、今日はログローニョの1つ前の街からスタートして今日はお祭りがあるからログローニョに泊まるんだって。
標準日程とか関係なく、自分で進む距離や泊まる場所を決めている人を目の前にして初めて「そうか、、人と比べなくていいんだな。」と思った。
カミーノは誰のためでもなく、自分のために歩くんだし、自分の道をどう歩くかは自分次第。もっと視野を広く持とう。1人行動で個室に泊まっていて内に閉じこもりすぎた。
そりゃそーだよな。みんながみんな同じタイミングで歩くわけないよな。
視野が狭くなって自分を追い詰めがちな私の前に、そんなに追い詰めず自分のペースで行こうよと、アナスタシアが現れてくれたんだろうな。
カミーノでの出来事や出会いは全て自分が必要とするものだというのを急に思い出した。
人それぞれだというのは頭ではわかってるけど、いざ実践しようとすると難しい。
標準のルールから外れた時に私は何をするのか。
こういう時「嘆いててもしょうがないから、この環境を私なりに楽しもう」と考えを転換するのが自分らしさだと思い出す。
そこから何か新しい選択肢を生み出す。
今囚われている標準日程でその通りに歩けたとして、それが自分にとって何になるのか?結局それは人が作ったルールに乗っかってその通り歩いていくということで、自分の意思よりも人の期待に応えることになるのかも。
そんなのに囚われてないで、ただ楽しみなよ。
陽気な音楽とダンスとバル巡り
21時前でこの明るさ。そしてこの時間から賑わうバル通り。
ログローニョはバルがたくさんあって、お酒好きにはたまらないスポット。
道が人で埋め尽くされている・・・!
中心に近づくと音楽隊がいました。演奏してそれに合わせて周りもノリノリ。
なにこれ!!楽しい!!!!
街の人みんながお酒片手に歌って踊ってる〜〜🎵
音楽隊もたくさんいて、チームカラーでお揃いにしたTシャツとか着ててカラーギャングみたいだった笑
地元の人たちはこの音楽パフォーマンス慣れていて、右!左!しゃがんで!立って!という音楽に合わせた動きを完璧にこなしていた。お酒持ちながらねw
陽気〜〜〜!!!!!
バルごとにおすすめ料理があって店の外に書かれていることが多い。
メニュー読んでもわからないから写真で美味しそうなものを見つけることにする。
とりあえず白ワインと、ホワイトアスパラ!!!!!
ワインは2€。
隣の人が食べてるの見て、バスクチーズケーキも注文。
激うまで顔がほころんだ😊
美味しいものは人を元気にする。
そして音楽も人を元気にする。
ログローニョの街のパワーに元気注力してもらったー🍷✨
久々に小難しいことを考えず、美味しいワイン飲んで楽しくなって、締めにラーメン食べに。
楽しい気持ちになると、クヨクヨ悩んでいるのがバカらしくもなるね。
気分は少し浮上しました☺️
今日も一日お疲れ様でした!!
>>次回、9-10日目。気分の落ち込みの理由と向き合う。
【番外編】ログローニョはバル巡りの名所だった。
最後までお読みくださりありがとうございます!
★ありのままの自分でカミーノを歩く🥾マガジンにまとめています
★あつみのプロフィール
新卒から13年働いた大企業を退職して海外ノマド(フリーランス)に。マーケティングコンサルティング、コミュニティマーケティング、翻訳ライティング編集などをしています。
思わず誰かに話したくなる面白い経験が好きで、会社員しながら月イチで海外を決行したり、弾丸で旅に出るのが楽しすぎて旅レポを書くようになりました。会社辞めると決めてからコロナ禍3ヶ月海外は8カ国12都市を巡る。東欧ジョージアで開催された海外移住体験プログラム「ノマドニア」を経て海外ノマドに。スペイン巡礼”カミーノ”33日間の体験をnoteで振り返り中。
Twitter:https://mobile.twitter.com/atsumiee
Instagram:https://www.instagram.com/atsumiee_/
★ありのままの自分でカミーノを歩く👟
★海外ノマドになるまで「ノマドニア」体験記
★コロナ禍3ヶ月の海外旅行、1カ国目パリ旅の記事まとめはこちらです💁♀️
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