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慣れてること・できることができなくなると疲れが溜まる

昨日note更新して気が緩んだのか、2週間分の疲れがどっと出てきてダウン。

海外旅行は2年前に月イチで行くなんてことをしていたので、フットワークは軽いと思ってるし、旅行慣れもしてる方だと思うんだけど、海外に10日以上滞在するのは初めてで、最長海外滞在記録を日々更新している。

2週間毎日遊びに出かけるなんて経験、社会人になってからあったっけ。
学生時代の夏休みでも、週3でバイトしたりだし、長期間という意味ではスキーサークルの合宿で冬に1-2ヶ月雪山に篭るとかあったけど、ある意味で自由ってわけではなかったから、本当に人生初の”何をしてもいい”ロングバケーションになるんだと思う。

いちいち調べるのがもう嫌

短期の旅行では異国にいる興奮と、非日常の刺激でちょっとしたトラブルくらいならそれも旅の面白さだ、とか言って楽しんでいるのだけど、”暮らすように旅をする”というテーマになると、ちょっと違ってくる。

わからないことだらけなので、全て調べなきゃいけない。

観光ガイドブックに載ってるメインのスポット以外を巡るには調べないと行けない。例えば、クリスマスマーケットの開催とか。
ガイドブックに載っていても、ムーラン・ルージュの予約はどうすればいいのか調べないといけない。
美術館巡りをするのにミュージアムパスを買っても、オンラインで事前予約が必要だということで各美術館のチケット予約をしなくてはいけない。

毎日常に調べ物。
iPhoneとGoogle先生のおかげで生きてると言っても過言ではない。
ネットがないと確実に何もできない。
GoogleChromeが瞬時にWEBページを日本語にしてくれる機能の恩恵を超受けてる。あれがなかったらチケット一つ予約ができない。

せっかくいろんな人から情報提供していただいてるのだから、もっと人を頼ればいいのに。全部自分でなんとかしようとしすぎ。
というのはわかってるんだけど、そう簡単に人は変わらない。

旅行好きの中には、知らない土地にどう行くのかを調べるのが好きな人もいると思うけど、私は移動手段を調べるのが嫌い。

東京→名古屋までの移動なら品川発と名古屋着の新幹線の時間を予定に合わせて調べるだけでいい。東京の路線図に詳しいわけではないけど、なんとなく何線に乗ればいいとか、とりあえずSuica持ってExpress予約しておけば大丈夫とか、日本で乗り換え案内アプリやGoogleMapを使い慣れているからできる業なんだよね。

パリの中心部は地下鉄や路線バスで大体のところに行けるので、それを避けて通る訳にはいかない。これも「地下鉄の乗り方」「切符の買い方」を調べたり、教えてもらったりして、なんとか乗れるようになった。
そしてGoogleMapの乗り換え案内のおかげで行きたいところに行ける。
Uberのおかげで夜ちょっと遅くなっても、安全に家に帰ることができている。

本当は何時にどこの駅の何番ホームから電車に乗って、どこの駅で降りると、アテンドしてほしい。北京旅行ベルギー旅行の時は現地の上司や先輩に連れられるがままに旅をさせていただいていたので、とてもありがたかった。(ありがとうございます!!!)
現地に慣れている人と行動を共にするか、移動手段を調べるのが好きな人と旅したいと切に願う。

とはいえ、ここまで書いてて、この歳で新しいことを覚えるってあんまりないからいい経験してるかも、とか、世の中のサービスが提供する利便性とその恩恵について自分自身が体感できるいい機会と思い直すのであります。

真面目か。


郷にいれば郷に従え

いや、真面目にもなりますよ。
大体一人で行動するので、スリに気をつけなきゃいけないとか、常に神経を尖らせる。

幸い、ガイドブックに載ってるほどスリ多発って感じでもない。外出時にスマホをむやみに出さないほうがいいとも書いてあって、マジかよ、そんなに危険なのか、と最初は警戒したんだけど、普通に地下鉄乗りながらスマホいじってる人いるし、手荷物に手を添えていれば今の所は大丈夫そう。

観光名所が多い場所にはスリが多いというのは当然なので、「私はパリに住んでますよー」っていう顔をしながら地下鉄に乗り込む。
観光客丸出しの、あたりを見回して目をキラキラさせるのではなく、なんかかったるい、ちょっと疲れた目をしながら電車に乗るのである。
でも、ベレー帽とか被っちゃってるから、こいつ観光客だなと思われているとは思う。

”郷にいれば郷に従え”を体現しようと日々頑張っている。

慣れないことの歯痒さ

さっきの調べ物の話に戻るけど、言葉がわからないのももちろんだけど、それは翻訳で乗り越えられるとして、それよりも物事の仕組み・システムがわからない。

物理的に地下鉄の券売機の操作はできるけど、そこに書かれている言葉を翻訳したとて、1回券なのか回数券なのか、紙なのかICカードなのか、乗り放題パスってどこまでが乗り放題なのか、とか。

レストランでの注文の仕方とか、メニューの見方とか。
メニューは翻訳でも乗り越えられないことが多い。日本語訳になったとてそれがどんな料理なのかわからない。だから、結局知ってるメニューを頼みがち。それか、チキンorビーフみたいな機内食かってくらい雑なオーダーの仕方になってしまう。

なんならPCだって、この旅のためにMac買ったけど操作しにくいからストレス!

日本だったら言葉が通じるからもちろん聞けばわかるし、駅なら駅員さんが改札にいることも知ってる。けど駅の改札に駅員さんがいなかったりすると、誰に聞いていいのかすらわからずおどおどしちゃう。一生改札出られなかったらどうしよう、とまで思う。

日本でできていたことが、できなくなることの歯がゆさをひしひしと感じる。こういう慣れない知識を頭に入れるのは本当に大変。知恵熱出るわ。

だからそもそも、日本の時と比べないで、何もできない前提で臨む方が気が楽になるだろうから、肩の力を抜こうと思う。

牡蠣にあたった!

昨日は家にいる日にして、家でまた牡蠣食べて、ワイン飲んで、note書いたり動画編集したりして、ふぅーSTAY HOME満喫!とか思って寝たら、明け方気持ち悪くなって、吐き気と下痢に見舞われた。

これが牡蠣にあたるってやつか!!!と
人生で初めて牡蠣にあたってしまった。

旅行先で病気になるって病院行ったら大事だし・・・
一人だし・・・どうしよう・・・心細い。っていう気持ちにもなったんだけど、この2週間の行動を振り返ると、気を張ってるから気づかないだけできっと疲労困憊ってことなんだろうなと。

パリ滞在を3日延ばしておいてよかった。
今日明日まるっと宿にいれるので、もう回復に努めようと思う。

苦しみながらも、ネットで牡蠣にあたった時の対処法を検索してくまなく情報収集。体外に毒を排出するまで待つしかないということで、朝方までベットとトイレを何回も往復し、さすがにもう水分なくなって落ち着く。

起こってる症状がネットに書いてある通りだったから、私の体が正常に働いてくれてるんだなと、体への感謝が芽生え、体外に毒を出しきるまで頑張れ私の体〜!と応援してひたすら横になって休む。
体内で毒と戦ってくれてありがとう。丈夫な身体に感謝。

体の中の水分もなくなり、昼前には落ち着いたんだけど、この後は水分補給をすべしと書いてあったので、失った水分を取り戻さないといけない。

近くのスーパーまでふらふらと買い出しに行く。
日本と比べないようにとさっき書いたのだけれども、風邪とか体調悪い時はポカリとプリンを買って、雑炊食べて、薬飲んで寝るに限る。

ポカリスエット欲しいけど、売ってないだろうな。こういう時コーラがいいって噂もあるし、コーラ飲みたいし買おう。
水も多めに3L。籠城するつもりで。
疲れた胃にはすりおろしりんごがいいって言うのでりんごも買ってみた。まだすりおろしてない。多分、すりおろさない。
あと炭水化物・・雑炊食べたいわ〜
ロールパンあるかな、柔らかいやつ。こっちのパン基本固いから簡単に咀嚼できるやつ。食パンコーナーに行って見つけたんだけど12個入り。
数が多い。(千鳥のノブ風)
半分でいいのよ。なんなら2個でいいのよ。
まあ、大は小を兼ねるからよしとしよう。
それとリンゴジュースも買ってこう。
プリンは、焼きプリン派ですが、クレームブリュレになりそうなので、プッチンプリンみたいな物を、あまり甘そうじゃないのを選んで買い物カゴに入れる。

よし、これで大丈夫。

水分とって、ぐっすり寝まして、note書くまで回復しました。


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