カミーノ11-12日目 1泊2日バス移動|ログローニョからサリアまでワープ
6月13-14日:ログローニョで4日休んで仕切り直し!サンティアゴまで100km地点のサリアまで一気にワープして、再スタートすることにする。バスを使ってログローニョ→ブルゴス→レオンへ。久々のアルベルゲ泊にテンション上がる。そして翌日レオン→ルーゴ→サリアへとスペイン横断の大移動。
====
2023年6月、33日間のスペイン巡礼 ”カミーノ” の振り返りnoteです🚶♀️
前回の記事はこちら
ログローニョから次の街へ
前日、ログローニョの観光案内所に立ち寄って、この辺の観光スポットを聞いてみた。まだこの時は明日どこにいくか決めていなくて、いっそどこかのワイナリーツアーにでも行ってみようかなとかも考えてた。
移動する場合はバスになるので、バスの時刻を聞くと便利な紙をくれた。
翌朝ホテルをチェックアウト。
久しぶりに歩く用の靴を履いた。ビーサンで街歩きしてる時はそんなに痛みも感じなかったんだけど、かっちりとした靴を履いて歩くと意外と痛みが残ってて、これじゃまだ長距離歩けないなぁと、がっかり。
足首もだけど、右膝もなかなかきてるw
まったくもう。
次回800キロリベンジに向けてトレーニングしないと。
そして今回は、カミーノの最後100キロ歩けば巡礼証明書を出してもらえるということで、その100キロ地点のサリアからゆっくりゆっくり歩こうかなと。
ログローニョや、次の大きな街のブルゴス、レオンとかからちょっと歩いてみるってのも考えたんだけど、結局バス移動するとなると大きな都市の方が動きやすい。行くならサリアまでと思い調べると1日で移動できるけど8時間かかって疲れそうなので2日に分けることに。まだ足治ってないしを言い訳にしながら、今日はひとまずレオンまでワープ。
レオン行きのバスは15:20発なのでバス乗り場にチケットを買いに行く。
ログローニョの街の歩道は葡萄柄のタイルになっていて、ワインの街なんだな〜と。
バスのチケットを購入
バスが定刻通り出るのか、席があるのかいまだに信用しきれない私は、午前中にバス停に直接行ってチケットを購入。
バスターミナルは行き先別に窓口があって、レオン行きが10人くらい並んでいたので、横にある券売機で購入を試みる。出発時間と行き先を選んでクレジットカード決済でゲット。難しくはなかったけど、わからなかったら窓口行く方が楽かもね。
結局それならWeb予約でよかったじゃんと言う話。
ホテルからバス停まで往復30分(足かばって歩く私は40分)の無駄w
OmioのアプリやWebから購入が便利です!
ログローニョ〜ブルゴス〜レオン
座席指定で4番ということで、1番前の席だった。
AlsaのバスはUSBソケット付いているので充電できる。Wi-Fiも使えるはずなんだけど私はうまく接続ができなかった💦
ブルゴスまでは1時間半くらいで到着!
座ってるだけなのに右膝に地味にダメージを受ける。膝の痛みについてもほぐす方法調べよう。
乗り継ぎの時間は30分なのでトイレ行ってすぐに次のバスに乗り込む。
どのバスがどこから出るのか、なかなか標識ではわからないのでこういうときはドライバーにチケット見せて聞くのが一番早い。
本当にこのバスか???と確認して荷物を移動させ、乗車。
頭上のラックを見て席の番号を探してるのに全然見当たらなくて、どこに番号書いてあるのかキョロキョロしてたら乗客の1人がここだよと、シートの脇を示して教えてくれた。
これはわからない!ずっと上見てたw
ブルゴスからレオンまでは2時間弱。
本当ならここも歩いてたんだよな〜と思いながらバスであっという間に通り過ぎる風景を眺める。
Instagramのストーリーズがある種の連絡手段にもなるので、巡礼中に繋がってる人はこれを見てるだろうなと自分の状況を知らせておく。特に何があるわけでもないけど、私は先に移動しますよ〜と伝わるといいなと思って。
レオンに到着!
そして、ついたレオン。
サンジャンを同じ日に出発した組をはるかに追い越してだいぶ先にきた。
めちゃくちゃ天気がいい。綺麗な街並み。
バス停からしばらく歩いて、今日泊まるアルベルゲを目指す。
Buen Caminoアプリではアルベルゲの場所を探すことができる。公営のアルベルゲは安いのでそこを目指す。
久しぶりのアルベルゲ泊
今日の宿:Albergue at the Benedictine Sisters Convent
教会が併設されているアルベルゲ。
ひっさびさにアルゲルゲに泊まる!!! 人がいる!!
長引く咳に悩まされてここ1週間は個室に泊まっていたので、アルベルゲに泊まれるようになったことが本当に嬉しい!
1泊8€と格安です。
パスポートを出してチェックイン済ませると、宿の案内ファイルを取り出して日本語ページを見せてくれた。日本語に出会えると思ってないから、嬉しい。
教会併設だから夜は旅のお祈りのミサがあるんだって。あとで行ってみよう。
朝食はドネーション式でパンをいただける。バターやジャム付き。写真撮ってなかった。
カミーノを歩く靴は泥だらけになるので宿の入口で脱ぐのが基本。部屋や街を歩くようにサンダルとかクロックスをみんな持ち歩いている。
ミニマムな2段ベットなのだけど、アルベルゲに泊まれなかった私にとって個室よりも価値が高いと感じる逆転現象。
寝袋出すのも久しぶりだあ〜〜
巡礼者らしく不織布のシーツを被せてベッドメイキング。
旅のお祈りのミサ
ミサの時間になったので受付に集合して、教会へ案内してもらう。
教会の中に入る前に説明してくれるようで、ミサの言葉を解説している冊子を手にとる。複数言語で用意されてるけど日本語はなかった。
27ページを開いてと言われて開くのだけど、これ冊子ごとにページの割り振り全部同じなのか?
英語で一生懸命説明してくれてるけど、どこの話をしているかすぐ迷子になり全くわからないw
隣の人に今どこ読んでるの?と聞きながらそれっぽいページを読む。
さんはい!って、書いてあるスペイン語を復唱するようにシスターが言うんだけど、いきなりわからない言語を話せと言われても無理よw 笑った 。
さらに、歌も歌う。無理よw
そして迎える本番。
歌のタイミングが3回くらいあって、楽譜を見るけど多分これじゃない気がする。でも、この右側の巡礼者に向けた詩はいいこと書いてあった。
帰りにもらった紙には、いくつかの祈りの言葉。
外をちょっとだけ散歩
ミサが終わって22時前で、門限まで30分あるから少し街に出てみた。
お店は閉まってるけど、ショーウインドウだけで素敵なところもあった。
この水は多分飲める水。巡礼中に見つけたら水汲むやつだね。
広場にあるレストランにはまだ人がいてテラスで気持ちよさそうに食事をしていた。
明日サリアに行き、そこからちまちま歩こうとおもう。
残り20日弱なんだけど、100キロ単純計算で1日5キロ。サリアからの道は街同士の距離が短めだから街を1-2つずつ行けば行けるんじゃないか。
仕事の仕方も合わせて考えたい。
ヨーロッパの7時間差は意外と仕事しにくい。いっそ、メキシコのように真反対で15時間違う方が、朝と夜仕事するというリズムが作れてよかったのだと気づく。ちょうど日本が午前中の時間は寝ているので、日本時間で仕事するのは午後オンリーでOKなものでないと難しい。
2日目 レオンからサリアへ!
Googleマップで調べるとレオンからサリアまではルーゴを経由して行くルート。ルーゴからは鉄道の駅からみたいなので、はじめのバスだけオンライン予約。Alsaのサイトから購入。
バスターミナルの奥にチケット窓口や売店もある。
自動販売機もあるので、飲み物とかはここでも買える。
ほぼ満席?チケット事前に買っておいてよかった。
このバスもWi-Fi接続できなかったけど、USBはついてた。
モニターでは映画とか見ることもできる。
ルーゴで乗り継ぎ
レオンからは3時間。狭い座席で足が伸ばせないから膝が痛い。
バス停から鉄道の駅に向かうために15分ほど歩く。実は次乗り継ぎまで30分しかなかったから、ちょっと急ぎめに歩く。
同じ目的地の人と一緒に歩いたのですが、チケットOmioで取ったと言われたから私もその場でとることにした。簡単にWeb予約できるのほんと便利よね〜。
チケットはrenfeのもので、マドリードからのった電車と同じ会社のもの。
てっきり鉄道に乗るのかと思ったら、駅前にバスが来た。
チケット見せる準備してたけどほぼ確認されずに乗り込む。席は自由。
サリアに到着〜!
30分くらいバスに揺られるとサリアについた。街にあんまり人が歩いていない。巡礼者って多いはずなのに日中外で見かけないのなんでなんだろう。
みんな疲れて寝てるのかな。
ここサリアはサンティアゴまで100km地点、つまり、巡礼証明書をもらえる距離の街ということもあって、ここから巡礼者がどっと増える。
日本からの巡礼ツアーとかもここからスタートするものが多いみたい。
カミーノの道沿いにあるアルベルゲを探すも、事前に探していたところが無くなってたか閉まってたかで見つからず、近くのアルベルゲでチェックイン。
本日の宿:Obradoiro
アプリに8€って書いてあったけどもうちょっと高かった気がするな、記憶がもうないw
入口がお土産屋さんになってる。
ログローニョのお祭りで楽しくなってワイン飲んでたから、帽子を何処かに忘れてきてしまい、、、気に入ってたのに残念。
新しいの購入。8€。意外と安かった!
サリア以降のアルベルゲには毛布が用意されてることが多く、寝袋なくても巡礼ができる感じ。公営のところは変わらずマットレスのみだけど。
人増えるのかな〜と思ってたけど、ここは全然空いていた。アルベルゲの数も多いのと、まだ6月だからかな。多分7-8月は混むはず。
チェックインして落ち着いたところで時間は16時過ぎ。お腹空いたので近くのレストランへ。
白ワインはアルバリーニョ。
ロシアンサラダとガリシアスープを頼む。
ガリシアスープ、豆や野菜が入っていてこの後何回も食べた。美味しい。
ロシアンサラダは、ツナポテトサラダだった。量多くない?w
この中にオリーブがゴロゴロ入っていて美味しいのだけど、量がどうしても多い。すっかりお腹いっぱいになる。
ワインが1.5€なのはさすがスペイン。
帰りに晩酌用のビール一本買う。
さてPC開いて仕事やるだけやって、22時消灯。
やっと明日から歩くの再開!足痛いのはまだ完治してないけどゆっくりいけばいいし、次の街まで5kmくらいのところで止まればいいよね。
明日は早起きしよう!!!
今日も一日お疲れ様でした!!
>>次回、13日目。サリアから再出発!とりあえず5km目指してみるけど…。
最後までお読みくださりありがとうございます!
★ありのままの自分でカミーノを歩く🥾マガジンにまとめています
★あつみのプロフィール
新卒から13年働いた大企業を退職して海外ノマド(フリーランス)に。マーケティングコンサルティング、コミュニティマーケティング、翻訳ライティング編集などをしています。
思わず誰かに話したくなる面白い経験が好きで、会社員しながら月イチで海外を決行したり、弾丸で旅に出るのが楽しすぎて旅レポを書くようになりました。会社辞めると決めてからコロナ禍3ヶ月海外は8カ国12都市を巡る。東欧ジョージアで開催された海外移住体験プログラム「ノマドニア」を経て海外ノマドに。スペイン巡礼”カミーノ”33日間の体験をnoteで振り返り中。
Twitter:https://mobile.twitter.com/atsumiee
Instagram:https://www.instagram.com/atsumiee_/
★ありのままの自分でカミーノを歩く👟
★海外ノマドになるまで「ノマドニア」体験記
★コロナ禍3ヶ月の海外旅行、1カ国目パリ旅の記事まとめはこちらです💁♀️
記事が面白かった!という方はスキお願いします!サポートで応援いただけるととてもうれしいです🎶