#55 妥協って結局ダメになる|大企業スキルの活かし方ってなんだろう
こんにちは!2年前に大手メーカーを退職し、世界を飛び回る海外ノマドになったあつみです。企業を離れたことで大企業で培ってきたスキルに価値があると気づき、大企業の人たちとスキルの言語化をしたり、自分のスキルの棚卸しをしたりする場として #大企業スキル勉強会 を立ち上げました。
このnoteは、大企業で培ったスキルに価値を見出したい!という取り組みをするに至るまでとか、大企業にいた当時の経験を振り返る連載です。
次回の勉強会は1/16です💡
大企業でモヤモヤしてる人とか自分の適性やスキルを客観的に見たいなという人、自己理解のきっかけにぜひお気軽にご参加ください😊
詳細はnoteへ↓
======
さて今回は、妥協はしてもいいけど、結局遠回りになるというお話しです。仕事で落とし所を見つけるとか、何かを選択するときに手が届くものを妥協して選ぶとかやることはありますが、結局それじゃあ満足できないんですよね。
前回の記事はこちら
妥協案ってリーズナブル
AとBどっちにしようか。折衷案でCで行こう。
仕事でもプライベートでもそういう場面ありますよね。
迷って決められないときにいいとこどりした案を作っちゃったりして。
妥協すること自体が悪いということではありません。
折衷案とか落とし所を見つけることが必要な時もあります。
自分の希望・目標があるにも関わらず、それを”無視して”手が届く案で妥協するというのがよくないんですよね。
これよくやってしまうんですよ🥺
手が届くレベルを選択するのって自分にとっても楽だからね。
でも実際は何度も「妥協しなきゃよかった…」と思う結果になり、ようやく「妥協は良くない」って学習しました。
私が妥協してしまう時の多くは金額面。
金額が高いものは、安い類似品があるならそれでいっかと思ったり。
希望条件を多少満たしてないけど、総合的にはまずまずだからよしとしたり。
しっかり価値分を支払って、いいものを知る・感じるというのは体験として大事にしているので、そういう動機の時は金額気にせず払うんだけどね。
ほんと些細なものから大きいものまで色々。
数千円の差なら、高い方買っておけばよかった、ケチらなきゃよかったとか。キズパワーパッドの類似品買ったらすぐ剥がれちゃって、結局本家を買うとかさ。そんなしょうもないことも含みますw
安物買いの銭失い。
もちろん、安くても品質が良くてこれでいいじゃんと満足することもある。
希望があるなら叶えに行かないとダメ
小さなことがチリツモで、最後「あー、もう、妥協はほんとにダメだ」と観念したのが、部屋選び。
名古屋勤務から東京勤務に異動するときに、住宅手当が出る条件があったのね。だからその条件に当てはまる中での最適を探して引っ越し。検討時間も短くて内見せずに入居することになりました。
入居して2日。隣の人の生活音、話し声がばっちり聞こえてくる…!
壁薄いの!?とびっくり。
騒いでるとかじゃなく、普通の話し声が聞こえてきちゃう。ということは自分のも隣に聞こえてるってことだよね。
え、すごく嫌だ。
「東京で1度はいいところに住んでみたい」というのを「やりたいこと100」に当時書いていたんだけど、その希望をガン無視してリーズナブルな選択をしてしまったがために起きたことだと思った。
ああ、妥協したからだ・・・
元々東京出身なんですが、都会の真ん中に住んでみたいというミーハーな気持ちがあったんです。
なので、入居して1週間しないうちに部屋探しを始めることになりました。
自分が住みたいと思う部屋探し
いつも部屋を探すときにまずは家賃の予算を決めて、その中で条件を絞っていたのだけど、もうこの際、家賃の上限を決めずに妥協なしで自分が気に入る部屋を探そうと思った。
部屋にこだわりがあまりないので、自分の希望通りの条件を決めるというのがまず難しい。
駅近、部屋の方角、築年数、部屋の広さ、どれが譲れないか。
そう考えるとやっぱ、全体的にいい感じの部屋がいいというのが私の答えになる笑
東京で住んでみたい場所といえば、港区、中央区、目黒区。
直感で名前を聞いて気分が上がりそうな場所といえば、白金、広尾、麻布、六本木、青山、銀座、中目黒、目黒とか。
そんなところ高くて住めないんだろうな〜という思い込みを捨てるために、予算大幅にオーバーする部屋を見に行ったり、希望条件もりもりにして内見しに行く。
すると、面白いくらいに、内見に行って気分が上がるところとしっくりこないところが出てくる。こればっかりは肌で感じる雰囲気とかなんだけど、目黒より青山より麻布十番がいいな〜って思い始める。
初期費用の見積もりをみて、家賃20万とかだと100万円になったりして、さすがにそんなに払いたくないな〜とか。
自分が知っている範囲、手の届く範囲を広げて見てみると、妥協じゃなくて”妥当な条件”が見えてくる。
何軒か不動産屋さん巡っていたときに、これちょうど今入ってきた物件ですと南麻布の新築の部屋を紹介された。新築の最上階(11階)に住めるっていいな〜。相場より気持ち安いから多分すぐ埋まると言われすぐに内見予約。
その部屋がビンゴ!
場所も部屋も気に入って契約。
家賃高かったんだけど、もしかしたら1年以内に会社を辞めるかもしれないって思っていたので、会社員じゃなくなると賃貸も借りにくくなるから借りれるなら借りてしまえと申し込み。幸い会社員を続けているうちは払える額だし。
迷っていたとしても、やりたいことが今できる状態ならやったほうがいい。
いつなんどき、コロナみたいな環境変化が起きるかわからないからね。
余談ですが、家賃の相場が給与の1/3以内が望ましいというのをこの時初めて知りました。自分の感覚的に家に払えるのはいくらまでと勝手に決めていたんだけど、1/3まで住居費に割いてもいいのかと驚いたのを覚えている。
それまで住んでた名古屋の部屋が安かったんだよねー7万以下だったからね。
ということで、めでたく気に入った部屋を見つけることができました。
あのまま我慢することもできたと思うけど、お金は節約されても毎日隣の部屋を気にしながら生活しなくてはいけない。お金はかかるけど、毎日自分の気分がるんるん♪するほうが絶対にいい。
普段早起きとかランニングとかしないくせに、南麻布に住んでからは無駄に朝東京タワーまで散歩したり、六本木のTSUTAYAにお茶しに行ったりしちゃうほどテンション上がってました。
ことの経緯はここにも詳しく書いてます↓
妥協せずに自分の望むものを選ぶ
ということで、妥協っていいことないな〜という経験を書きました。
今でも妥協することはあるけど、自分が何を選択するのか、大きめな帰路に立つ時とかは妥協しないように、自分にとってのベストを選ぶようにしています。
目先のことに気を取られずに、自分がやりたいことに集中するというのも今年やっていくことの一つです。
次回の #大企業スキル勉強会 は1/16開催です。お気軽にご参加ください🎵
最後までお読みくださりありがとうございます!
また明日!
★【連載まとめ】大企業スキルの活かし方ってなんだろう
★あつみのプロフィール
新卒から13年働いたトヨタ自動車を退職して海外ノマド(フリーランス)に。法人のマーケティングコンサルティングや海外ノマド体験プログラム『ノマドニア』の運営スタッフなどをしています。
大企業にいた経験やスキルを言語化して価値を見出すべく「#大企業スキル勉強会」主宰。
思わず誰かに話したくなる面白い経験が好きで、会社員しながら月イチで海外に行ったり、退職する際にコロナ禍3ヶ月海外行ったりして、旅レポを書いています。直近はスペイン巡礼”カミーノ”33日間の体験をnoteで振り返り中です。
Twitter:https://mobile.twitter.com/atsumiee
Instagram:https://www.instagram.com/atsumiee_/
取材をしていただきました!
大企業スキル勉強会(レポートや勉強会の案内)
★ありのままの自分でカミーノを歩く👟
喜怒哀楽をそのままに。歩いている様子をお届け
★コロナ禍3ヶ月の海外旅行、1カ国目パリ旅の記事まとめ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?