四月十七日@ブダペスト

昨日十時に寝て、早く起きて大学に行こうと思ったらやはり自然に五時半に目が覚める。せっかく起きたのに、何故かもうちょい寝るかと思い、そこから三時間経って九時前に起き上がる。寝る前の自分と起きる時の自分は別人だろうか。寝すぎのせいか頭が痛い。

今日は明日の先生とのミーティングのための資料作り。長らく机の前に座り、先行研究を読みつつまたネットサーフィンをしてしまう。しかしネットサーフィンをしているうちにアイデアが思いつき、また資料に書き足すという流れ。結局だらだらやってしまい、八時頃に終えて家に向かう。

今日はお気に入りのポッドキャスト「墓場のラジオ」の更新日であり、前回に引き続き今回もゲストのハラダ君を迎えて、働き方や生き方の話。トピックがいいのか、ハラダ君がいいのか、いつもにも増してリピートして聞いてしまう回であった(第58夜「個人が活躍する談義 〜自分の価値とは編〜」)。もちろんメインパーソナリティーの二人も好き。

最近ノートもボイシーも、色んな人の働き方の考え方が聞けてとても楽しいからハマってる。特にボイシーは、多分ボイシーじゃなかったら知らなかったし、知ろうともしなかっただろうなという人との偶然の出会いがあって面白い。例えば、はあちゅうさんとかイケハヤさんとか、大学生ぐらいから知ってたけど、なんとな〜く苦手で実際ブログとか読んだことはなかった。でも毎日ボイシー聞いてる。

一番のお気に入りは仮想銀座高級クラブ「かほこ」のかほこママの褒めスタンスがとても落ち着く。私もこころのおしぼりを周りの人に分け与えようと思いつつ、英語で相手の言ったことをうまく言い換え(パラフレーズ)しながら共感するのがうまくできない。そもそも共感ってある程度共通の文化的基盤あってこそ出来るような気がする。ちなみに文化とは国のことだけではなく、人と人の関係一般のこと。

来週でアートセラピーが終わり、大学外での繋がりがなくなってしまうので、次はピアノの練習を始めようと思い立ち、ネットで見つけた人にメールを送ったら数分で返ってきた。しかもその人は自分の演奏をアップロードしていて、それが珍しいことに私の一番好きなトルコ人ピアニスト兼作曲家、ファジル・サイの楽曲を選んでいたため、とてもテンションが上がった。何故、モーツァルトやリスト(ハンガリーにいるからね)でなく、ファジル・サイ。今度、お試しセッションに行く予定。