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スイスから、なぜ再ロックダウン直前のフランスへ帰るのか

スイス在住の生徒さんのお宅にホームステイに来てから、気付けば半月が経っていました。

紅葉や雪をかぶった山を眺めながらレマン湖沿いを散歩したり、マッターホルンが見える街 Zermattに連れて行っていただいたり、毎日美味しい手料理をご馳走になったり… 素晴らしい経験の連続です。

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長くても2週間で帰ろうと思っていたのですが、

「毎日たっぷり日本語にふれていたい」

という生徒さんの要望に応えることが、ホームステイの恩返しだと思い、ずーっとおじゃましていました。

でも、さすがにこの生活だと仕事のペースが落ちてしまいます。私は日本語を教えるだけではなく、YouTubeやブログ、メルマガ、noteで発信したい情報がたくさんあります。そのための時間はしっかり確保したいです。

それで、そろそろフランスの居候先に戻ろうかな、、、と思った矢先、フランスが再ロックダウンするかもしれないというツイートを読みました。

ホームステイ先の生徒さんには「好きなだけうちにいていいよ」と言われ、フランス人の生徒さんには「スイスに残れるなら残った方がいいよ」と言われました。常識的に考えたら、スイスに残るのが賢明でしょう。

私はスイスに残ること、フランスに戻ること、それぞれのメリットとデメリットを棚卸しました。

スイス→ 自由に外出できる。生徒さんの家なので、気を遣う。食べ過ぎる(キャパを超えた食べ物を勧められる)。仕事のペースダウン

フランス→ 外出制限。友人宅なので気が楽。食事も洗濯も、したいときに、したいだけできる。仕事のペースアップ

こうして見ると、私にとってはフランスに戻るメリットの方が多いことがわかります。それで、明日フランスに戻ることにしました。

レマン湖沿いという恵まれた環境で、素晴らしいご夫婦のお宅でのホームステイは、もちろん良い経験になりました。でも、20歳で学生寮を出てから、20年以上1人で生活してきた私には、そろそろ自由が足りなくなってきました。

フランスに戻ったら、パンよりもご飯や果物、野菜を食べて、キッチンでバレエの練習をして、中断していたnoteのマガジン執筆を再開して…

再ロックダウンが始まろうとしている国へ行くというのに、なんだかワクワクします。きっと私は、自分のペースで生きること、そして、コンスタントに情報を発信し続けることの優先度が高いんだと思います。

「スイスに残れるのに、どうして今フランスに?」と周りに思われるのは承知です。私は自分の選択が正しかったと思えるよう、フランスでいい仕事をしたいと思います。(そしてダイエットも^^;)

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