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2. ノマド日本語教師は魅力がいっぱい!!

フリーランスの日本語教師になる前は、もちろん不安もありました。月に何時間レッスンができて、どのくらい稼げるかを試算し、学校で働くよりは稼げそうだと確認できたから学校を辞めたものの、

「予想より生徒さんが集まらなかったらどうしよう!?」

という考えも時々頭をかすめました。まあ、実際は想像をはるかに超える生徒さんが集まり、大忙しになったわけですが(笑)

実際にオンライン専門のフリーランス教師になってみて、「本当によかったな〜」と思うことが山ほどありました。このマガジンを読んでくださっている方に、ぜひ不安を払拭してウキウキしていただきたいので、思いつく限り書いてみたいと思います。

まず、特に大きな魅力を3つご紹介します。

時間と場所の自由

学校の仕事って、学校に決められた時間割りで教えますよね。休みも学校が決めます。今の私のスケジュールは、まず自分がやりたいことをやる時間を確保します。例えば私の場合は、バレエのレッスンとか、友達に会う時間です。その時間を外して、予約枠をオープンします。だから、私の都合に合わせて生徒さん達はレッスンを予約してくれます。

今はほとんどの国で入国制限があり、自由に移動ができませんが、将来は自分が住んでみたいいろんな国で日本語を教えようと思っています。インターネット環境とATMさえあれば、どこでも住んで働けるって、すばらしいですよね!

②気の合う人にだけ教えられる

学校では、担当するクラスは学校が決めますよね。生徒さん達はその学校を選んで入ってきたわけで、私を選んで入ってきたわけではありません。

一方、私のオンラインレッスンはというと、登録したサイトで私の動画を見て、プロフィールを読んで、気に入ってくれた人だけがレッスンを予約します。実際にレッスンを受けて、私に習いたいと思えば続けるし、合わないな、と思ったら続けません。本当に気の合う人だけが残るので、レッスンはとても楽しいです。おかげで、ストレスがありません。

③稼ぎ続けられる

日本語を勉強したい人って、世界中にものすごくいっぱいいるんです!!新しい生徒さんからリクエストがガンガン来ます。日本が大好きな人がこんなにも多いんだなーって、びっくりします。日本が文化を守って、安全な国である限り、日本語を勉強したい人はいなくならないと思います。

日本語学校の収入だけでは、将来が不安な人が多いのではないでしょうか。私はこの先、レッスンのクオリティーを上げて、レッスン単価を上げて、物価の安い国に住んで、お金と時間の自由を手に入れたいと思っています。

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以上、オンライン専門のフリーランス日本語教師の3大魅力でした。

他にもいっぱい魅力があるので、挙げてみると、

●英語が上手になる

私の生徒さんはほとんどが初級なので、レッスンでの補足説明や、ちょっと雑談するときは必然的に英語になります。私はもともと英語がペラペラだったわけではありませんが、何人もの初級の生徒さんに教えてきたので、すっかり慣れました。何と言っていいかわからないときは、「英語で何て言うの?」と聞くだけです。

ちなみに、私の英語のYouTubeチャンネルの原稿は、すべて生徒さん(職業が英語教師)にチェックしてもらっています。

●海外の生の情報が手に入る

私は日本にいませんが、日本の近況は日本に住んでいる生徒さん達から聞くことができます。アメリカ、フランス、イギリス、ドイツ、スイス、フィリピン、香港、イスラエルなど、いろんな国の現地の情報がリアルタイムで手に入ります。

●独学で日本語を勉強する人達は何をしているのか、知ることができる

生徒さん達の中には、独学である程度勉強してから、私のレッスンを受け始める人もいます。彼らがどんな勉強の仕方をしているのか、どんな本やアプリを使っているのかを知るのは、とても大切なことだと思います。独学の問題点に気づくことができるし、おすすめのアプリを聞いて、他の生徒さんに紹介することもできます。

●(たぶん)老けにくくなる!?

レッスンはほとんどSkypeでするので、常に画面に映る自分の顔を見ながら教えています。そうすると、自分の見た目に気を使うようになります。

また、魅力の②に書いたように、気の合う生徒さん達と楽しく笑いながらおしゃべりしているので、顔の筋肉が固まりません。OL時代は常に眉間にシワを寄せて、パソコンの画面の前で固まっていました。それぞれの仕事を10年続けた先の顔は、ずいぶん違ったものになっているはずです!!

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さて、私は「学校教師」のポジションを手放したわけですから、失ったものも当然あります。得られるものと失うものとのバランスが“自分にとって”どうなのかを考えて、働き方を選ばなければなりません。

次回の記事では、私が学校を辞めたことによって失ったものについて書きます。


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