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高齢の父との暮らし

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#父と娘

突如降って湧いた縁談?!

突如降って湧いた縁談?!

昨日は、父のデイサービスの日。
父にとっては風呂屋の日。

父に「今日は風呂屋か?」と聞かれ「そうやでー」と答える私。父に、デイサービスとか言うてもなんのこっちゃであろう。

それにしても、あんなにお風呂を嫌がってた父が、こんなにもお風呂を楽しみにするなんて。ほんまよかった!

風呂屋から帰ってくる日は、やたらとよくしゃべる父。言葉がなかなか出てこないので、しゃべるというか、しゃべろうとしてるだけ

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父とトイレと紙パンツ

父とトイレと紙パンツ

父のためにトイレに手すりをつけてもらい、トイレと外の段差をなくす住宅改修をしてもらう予定になっている。介護保険で1割負担でやってもらえるのありがたい。

うちは府営住宅なので、改修工事の許可をとるのに少し時間がかかるようで、それまでの間、工事の業者さんから置き型の手すりをレンタルすることにした。レンタルの手すりがやってきた日、父に試してとお願いするも、結局その日はトイレに行かずじまい。紙パンツして

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新生活準備中

新生活準備中

料理が苦手な私の作れるものは限られている。

その限られた中で、父の好き嫌いがあって、父の食べられるものはさらに限られる。

父のために料理をするのが億劫で仕方なかったけども、色々考えるところがあり、父が退院したら、喜んで食べてくれるようなものを作りたいな〜と思うようになっていた。

そんな中、私でも作れそうな介護食を紹介してくれてる方を見つけて、日々記事を楽しませてもらっている。中嶋洋二郎さんあ

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父の涙と家族や人の優しさ

父の涙と家族や人の優しさ

急な展開で昨日、父が無事転院した。

おとといの朝早くは、まだ転院先が決まらず、コロナの隔離期間を終えた父を家に連れ帰ろうか迷っていた。

迷いの経緯についてはこちら。

妹とのやりとりで、やっぱり父を自宅に連れ帰るのはまだ早いか…となったが、まだあきらめきれず、看護師をしていた叔母に相談することにした。

年の瀬の朝っぱらから喜ばしくない相談事にちと気が引けると思ったが思い切ってLINEしてみた

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父が死ぬかと思った話

父が死ぬかと思った話

2日前に救急搬送された父は、コロナと診断され、うちから15kmほど離れた病院に現在入院している。

最初に搬送された病院までの距離を調べてみると、8.8km。そんなにも歩いたのか!今日は足のすねが若干筋肉痛気味。ふくらはぎじゃなくすねってなかなかないかも。この詳しい経緯はひとつ前の記事をご覧ください。

昨日、入院先の看護師さんと主治医の先生から電話があり、父は熱はまだあるものの軽症とのこと。10

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高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

高齢の父と一緒に暮らしながらやりたいことをする

松本の3人展のため家を不在にした約1週間、父のことが気になっていた。

松本へ向けていよいよ出ようと私が玄関にいると、玄関すぐそばのトイレに行くため父がやってきた。いつも履いてるパッチも履かず、なぜかトランクス一枚。トランクスから出ている足の細さにギョッとした。こんなにも細かったっけ?

父が、私の持つ荷物を見て、「大荷物やなあ。5人位で行ってくんか?」と聞いてくる。私の荷物の量で一緒に展覧会する

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