271、「治る」との流れを阻止~プロライター・薬師寺聖氏の道義的責任

まずは、聖氏はA家と発想が同じであることを投稿にて示そう。

引用)移住すべきは、やはり、香害製品ユーザー側



引用)(香害は)物理的な問題だから、解決に役立つのは、心療内科ではなく、警察と弁護士

 
A家も裁判で私達に引っ越しを求めたが、聖氏も製品を使っている側に「移動」を要求する。また、A家が弁護士と警察を利用したように、聖氏も香害の解決には警察と弁護士が役立つと言う。聖氏は、A家が警察を動かしたことで私がどれほど恐怖を味わったかご存じないのだろうか。

私が白髪になった様は映画『[窓]MADO』でも描かれている。

人に引っ越しを要求し、解決に役立つのは警察と弁護士などとの危険思想を持つ人間を、私が信用するわけがない。


聖氏が「阻止せねば」と考える「おかしな流れ」とは?

杉浦京子氏がX(旧ツイッター)に2022年(令和4年)秋に登場するまでは、「化学物質過敏症が治る」という情報は世の中に周知されていなかった。

2017年に平久美子医師が「リリカ・タリージェで治る」と論文を発表しているが、それも(握りつぶされてきたのか定かではないが)ほとんど周知されてこなかった。

このことが周知されていれば、横浜副流煙裁判は起きていない。

宮田幹夫医師は、A娘に対しても、また、裁判所に提出した意見書でも「化学物質過敏症は治らない」と述べている。

舩越典子医師は、かつて化学物質過敏症を発症して宮田幹夫医師にかかっていたが一向によくならず、いっときは絶望して日々を過ごしていたという。

初めて宮田幹夫医師を受診した際も「化学物質過敏症は治らない」と告げられている。そのことを私は舩越医師のご主人から伺った。ご主人も受診の場に同席していたのだ。

「治らない」と告げられると人間は自暴自棄になる。それが最も恨んでいること。

それが、ご主人の言葉だった。舩越典子医師のクリニックの口コミに書かれていることは全て事実ではないにしても、多かれ少なかれ当時の舩越典子医師の絶望ぶりを表している。決して良いことではなかったが、「治らない」と言われたことで絶望し自暴自棄になっていたという。

舩越典子医師は、当時、自身もメディアに出演し、宮田幹夫医師の考えを踏襲した意見を述べていた。が、舩越医師は「治らない」という宮田医師の考えにも100%納得はしていなかった。「他の人たちが大丈夫なのに、自分だけがしんどいのは、自分の身体に原因があるのかもしれない」とも考えていた。医師として当然の考えだった。そしてその考えがあったからこそ平久美子医師に行き着くことが出来たのだ。

当時、暗中模索する中で「平久美子医師にかかって治った人がいる」という情報を聞きつけた。まずは、当時お世話になっていた化学物質過敏症支援センターから紹介してもらおうと連絡をした。が、一向に繋いでくれなかった。そして仕方がなく平久美子医師に直接連絡を入れ受診した。タリージェを処方された。そして3日後、大幅に症状が緩和されたのだ。その事を化学物質過敏症支援センターに伝えたら、全く喜んでもらえなかったとのこと。

自身がよくなったことを受け、舩越典子医師は自身が行う化学物質過敏症外来でも同様の治療を始める。問診を行い、神経障害性疼痛を疑った場合は、MRI検査を必ず受けてもらい、確定診断をする。脳脊椎疾患が見つかればタリージェを処方する。実際に多くの患者の症状が緩和されているという。

それをXにて広めたのが、杉浦京子氏である。杉浦京子氏の発信に問題があることは私も認める(宮田幹夫医師が刑事罰に問われるなどと、自らの発言を裏付ける証拠も無く公言することは名誉毀損にあたると考える)。

が、聖氏を始めとする化学物質過敏症界隈が、杉浦京子氏が現れて作り上げた「おかしな流れ」とは、下記投稿からも明らかなように、「中枢神経感作に関する流れ」である。前記事で示したように、聖氏は杉浦京子氏を舩越典子医師だと考えているわけだから、舩越典子医師が作り出した流れに抵抗していると言える。

引用)全症例が中枢神経感作みたいに、ああそうなんだ、とおもわれては困るわけで
引用)おかしな流れができないように、防がなければ


引用)これは、阻止しなければならない。

薬(リリカ・タリージェ)で治られる困るというのは、宮田幹夫医師は養生しなさいと、基礎体力を上げるような薬しか処方しないからだ。


舩越典子医師が作り上げた流れとは

2024年(令和6年)3月から4月にかけ、舩越典子医師はメディアに登場した。その中で、聖氏が「阻止しなければ」と考えていた「おかしな流れ」について言及している。舩越医師は決して「全てのケースが」とは言っていないのだが、「そう思われては困る」というのが聖氏の立場ではないかと思う。

昨年12月には、平久美子医師・舩越典子医師は厚労省に臨床報告を行っている。聖氏が「おかしな流れ」と呼ぶ中枢神経感作の研究を行っている厚労省班会議である。

両医師は東京女子医科大でも臨床研究を行っている。

「物質に原因を求めている限り、治らない」

聖氏は「治癒」という言葉にこだわる。下記は「治癒または寛解」という言葉について舩越典子医師が語っているものである。

下記動画の11分05秒から13分30秒にて述べられている。


舩越典子医師は、「物質や他人に原因を求めている限り、治らない」と言う。私、はこれは坂部貢医師が言う「ストレスの対処が上手くいかない人が核物質過敏症患者には多い」というのと同義だと思う。

治りたい患者の来院

現在、船越典子医師のもとには患者が次々と訪れている。治った患者はSNSから離れるようになるという。症状が楽になったため活動が活発になり、普通に日常生活を送れるようになり、もはやSNSに仲間を求めたり、そこから情報をとる必要がなくなるからだ。

相変わらず、治ったと公言すると叩かれる

現在でも「治った」と投稿する人がいると、攻撃され更新が止まる。化学物質過敏症界隈の中には、「治った人にクレームを入れているのを見たことがない」と言う人がいるが、過去の投稿を確認したところ、それはあくまでも宮田幹夫医師ら旧来の医師に受診した結果治ったというものであり、平久美子医師・船越典子医師の治療、リリカ・タリージェで治った場合は極めて不評である。ときどき治ったという人がXには登場するが、すぐに囲まれやめてしまう。

潔く揶揄をやめ、正々堂々と批判を


聖氏がプロのライターであるにもかかわらず、舩越典子医師を「マッドサイエンティスト」「解離性障害」と述べるなど侮辱を行っていることは前記事でも述べた。

舩越典子医師は、医師として、自身が化学物質過敏症により苦しめられたことから解放されたことを受け、一人でも多くの患者を治したいと至極当然のことを行っているに過ぎない。

作田氏や宮田氏のように「治らない」と称して、我が家のような一般市民を提訴することの真逆の方向である。私が支持しないわけがない。

舩越典子医師は何も「全ての患者がリリカ・タリージェで治る」とも、「全ての患者が元々精神疾患を持っている」とも言っていない。「そのようなケースもある」と述べているだけだ。なぜそこまで頑なに認めようとしないのか。聖氏が舩越典子医師のことを公で「マッドサイエンティスト」「解離性障害」と述べることについては誰も肯定することが出来ないだろう(お仲間以外は)。聖氏はプロのライターだと言うのなら、即刻、揶揄・侮辱発言を撤回し、意見があるなら、他のライター(黒薮哲哉氏・須田慎一郎氏・小倉健一氏・花輪理徳氏)のように、きちんと本人を直接取材し、正々堂々と記事を書いて船越医師を批判するべきだ。

舩越医師は「あらゆる方面から誰からの取材でも受ける」「オンラインでも可能」と述べている。










このような冤罪は誰に身にも起こります。信頼すべき医師が診断書を悪用し捏造を生み出し、弁護士が提訴する。今後この様な事の起こさぬよう私達は闘います。本人訴訟ではなく弁護士と共に闘っていくため、カンパをお願いします(note経由で専用口座に振込み)。ご理解の程よろしくお願い致します。