270、プロライター薬師寺聖氏が舩越典子医師を「解離性障害」「マッドサイエンティスト」と名誉毀損
公で発言するリスクと責任
下記に私が初めて黒薮哲哉氏に会ったときのことが書かれている。
黒薮哲哉氏がこれまで150本近くの記事を書いてくれ、勝訴後、須田慎一郎氏が継続的に取材をしてくれるようになった。また、日刊ゲンダイや週刊新潮、読売新聞からも取材を受けてきた。昨年の11月には月刊誌WILLに載った。これには驚いた。というのは取材を受けていなかったからである。
記事を書いたのは小倉健一氏。小倉氏は公開されている黒薮哲哉氏のメディア黒書、「禁煙ファシズム(鹿砦社)、私のnote、須田慎一郎氏のニューソク通信を元に記事を書いたという。これまで裁判資料を中心にきめ細かく詳細を公開してきてよかったと思った。私はすぐさま小倉健一氏にコンタクトをとって、うちに来てもらった。現場を確認してもらい、計4時間、事件について話をした。
ジャーナリストが事件に食い込んで糾弾できるのは、証拠を持っているからである。いい加減なことを言って提訴されるのは自分たちなので、可能な限り情報の精度を確認し、安易には飛びつかない。
証拠の精度
横浜副流煙事件では、これまで刑事事件についても3件受理されている。持っていった案件全てが受理されているので、受理率100%である。
受理されるまでの時間については①1年以上かかったもの、②数ヶ月かかったもの、③即のもの、まで様々だが、一般的には受理のハードルは高いと言われている。刑事の話だと「民事の数が百とすると、刑事は1件ぐらい」だそうだ。では、何が横浜副流煙事件関連の受理率を上げているのだろう。それは証拠の精度だ。緻密さと確実性と言ってもよい。刑事事件では録音を使用したことはないが、裁判ではこれまで何度も録音を証拠提出している。録音するのはマナーが悪いという人がいるが、それは警察や司法を説得したことが無い人の言うことだ。実際には証拠が無ければ警察は動かず、司法は納得しない。録音も含め、精度の高い証拠を持っていることが自身の身を守ることでもあるのだ。
それに比べ、薬師寺聖氏は危機意識ゼロ。
舩越典子医師に対する侮辱・名誉毀損発言
まずは、聖氏が「杉浦京子=舩越典子医師」と考えていることを知ることが重要だ。
聖氏が杉浦京子という名前を使って揶揄するとき、実際には舩越典子医師を批判しているのだ。姑息だ。
引用)S浦=N子さんです。
下記も杉浦京子を揶揄することで、舩越典子医師を揶揄してよいと雰囲気づくりに貢献している。
プロライターが、140文字でお仲間と楽しそうに悪口。
引用)たぶん、マッドサイエンティスト?
前の人が言ったのを受けて、聖氏は便乗して「舩越典子医師をマッドサイエンティスト」と公言する。マッドとは「気が狂っている」という意味で使っているのだろうか。言論を仕事としているというのであれば、何が名誉毀損にあたるか知っているべきだと思うのだが。
ちなみに、名誉毀損裁判では(民事も刑事も)個別の投稿について精査される。よって、前の人がどう言ったとて責任は軽くならない。言ってしまった本人が悪いのだ。
舩越医師は解離性障害(≠多重人格)
聖氏はさらに悪口を過激化する。
引用)解離性障害(≠多重人格)かとおもいますよね
「手間杉」は杉浦京子氏(つまり舩越典子医師のこと)を揶揄したもの。
裁判では「人定」というのが行われ、主語が無くても前のくだりから誰のことを指しているかを綿密に確認する。この場合は舩越典子医師である(全て保存済み)。聖氏は「舩越典子医師が解離性障害」と公言しているのだ。これがプロのライターの発信か。提訴されれば民事も刑事も勝ち目はない。
私たちも確かに宮田幹夫医師を公で批判するが、それは確固たる事実的証拠を持った上で行っていることで、よって作田氏と宮田氏が訴え返したくても、実際にしようがない内容なのだ。たとえば、2023年(令和5年)1月6日にニューソク通信にて報道された内容も、舩越典子医師が宮田幹夫医師批判として示した証拠(宮田医師が船越医師に宛てた私信)は宮田医師自身が行った事なので、宮田医師として否定したくても言い返せないだけ。それを「作田医師と宮田医師が善意の人だから訴えない」などと言うのはお門違い。
作田氏も以前、侮辱罪に対する刑事罰が1年から3年に改正される直前に、「法が改正されるので、藤井の虚偽発言について皆さんよろしく」と、あたかも私を提訴するように促すブログを公開したが、改正される直前にそのブログを削除。
公で批判するためには、適示した事実が真実であるか証明できねばならない。聖氏が、「舩越典子医師が解離性障害」と公言したなら、その事実が真実であるか証明ができねばならないのだ。もちろん、診断書を持っていれば可能だがそのはずもない。このあたり、一般人と一緒になって悪口に勤しむ聖氏は限りなくプロ意識も危機意識も低い。周りの人もつられない方がよい。聖氏が言っているのを見て、自分も平気と安心ししていると知らぬ間にリスクを負うことになる。プロのライターとして言論がどうあるべきか示すべき立場にいるからこそ、聖氏の道義的責任は重い。
ちなみに、下記のような投稿もプロのライターとは思えない。聖氏は他者を批判することを「チキンナゲットを投げる」と茶化して表現するのだ。
どうして堂々と「批判する」という言葉が使えないのか。
また、今年4月の記事でも紹介したように、聖氏は他人を注意するのが好きだ。違法にもならないことを、プロのライターだとして「発信はこうあるべき」と批判する。私もされた。下記記事にある「引用マナー論の押し付け」を確認。
今回、聖氏の投稿を全て確認してみたが、かなりたくさんの人に同様の行為を行っている。そうであれば、何故、聖氏自身は揶揄・侮辱・主語無しの匂わせ・茶化しを行うのか。まったくもってダブルスタンダードである。
確かに、聖氏が批判するとき、その相手に対しては非常に丁重である。が、その批判したという事実をお仲間に持ち帰る時、聖氏の下品な本性が露呈する。それが誰からも見られていないとでも思っているのか。Xは公の場だと理解できていないのか。
このような知恵の無い稚拙な行為を行っておきながら、聖氏は自身を”ハブ”的存在と考えている、もしくはそうなろうとしている。
引用)ハブの役割を、果たせればいいかなとおもっています
引用)逆に自分は、ハブの役割を果たすほうがいいのかなとおもって、
このような冤罪は誰に身にも起こります。信頼すべき医師が診断書を悪用し捏造を生み出し、弁護士が提訴する。今後この様な事の起こさぬよう私達は闘います。本人訴訟ではなく弁護士と共に闘っていくため、カンパをお願いします(note経由で専用口座に振込み)。ご理解の程よろしくお願い致します。