![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/108890881/rectangle_large_type_2_fd09032c7bd5acd8f4bf2a98449a23bc.png?width=800)
高野豆腐の数え方 by理科系夫
それは、突然やってきた。
理科系夫がNHKの朝イチのレシピをもとにして「あげない唐揚げ」を作ったのだ。
ざっくりとこのノートの内容を説明すると。
レシピの中の「高野豆腐2枚」が、何グラムか
わからなかった理科系夫。
「2枚なんて言うあいまいな書き方は不親切だ」
と機嫌が悪い。
塩少々とか、ひとつまみ、適量、さっと炒める、すべて夫のわからない表現である。
実はこの話には続きがある。
彼はこういったのだ。
理科系夫「もう一つ気になったことがある。
なんで高野豆腐は1枚2枚と数えるのか。
「枚」で数えるものは、ある程度、薄いもの
とボクは認識している。
例えばスライスチーズとか
お皿とか。
高野豆腐の厚さは「枚」にふさわしくない。
使うなら「個」でしょう。」
あつこ「………」
あつこ、ググる。
でも単位に「1枚」を使う理由ははっきりとわからなかった。
貝殻を使うから、と説明しているサイトがあったが、内容が変だった。
高野豆腐を貝殻に入れるのだろうか?
そこで
このあたりの事情は、ノートには書いていない。とにかく、単位については
理科系夫は大いに不服。
そうしたところ、Hana父さんがコメントを寄せてくれた。
![](https://assets.st-note.com/img/1687617192770-ePhtFkbLZL.jpg?width=800)
驚いた。理科系夫と同じ感覚を持っている。
ーーー
うーん。
これはやはりメーカーのホームページに行ってみなければ。
そこで旭松食品のホームページに。
驚いたのは、バラエティーの豊かさ。
高野豆腐の紹介ページに全部で
21種類
もの高野豆腐があった。
薄切りあり、粉末あり、減塩あり、キャラクターものあり。箱入りあり、ポリ包装あり。
素晴らしい充実ぶりだ。
高野豆腐は台所を救うのだ。
理科系夫はたまたま大きなスーパーに行ったので、揃っていた種類も多かったらしい。
ーーー
こんな表記を見つけた。
![](https://assets.st-note.com/img/1687618048036-7OsPKttbEC.jpg?width=800)
代表的な高野豆腐だ。
注目すべきはその表示。
「10個入り」「5個入り」
単位が個、になっている。
これなら理科系夫の疑問は出なかったに違いない。
そうこうしてるうちに、Hana父さんがまたコメントを寄せてくださった。
![](https://assets.st-note.com/img/1687618206848-iUvOvcFCwY.jpg?width=800)
そして、あつこが見逃していた情報がここに。
165gと書いてある
![](https://assets.st-note.com/img/1687618707055-Yj4bTACqxD.jpg?width=800)
おおおおおお。
他の高野豆腐も見てみたが、確かに
個、で
g表示だ。
んんんんん。
ーーーー
あつこ「高野豆腐のメーカーのホームページにはこのように表記されていました」
理科系夫「やっぱりg表示だね」
あつこ「国際標準ですか?」
理科系夫「そう。
だけど、あつこの口からその言葉が出ると思わなかった」
そこでHana父さんのコメントを見せる。
理科系夫「ほら、ボクの感覚は普通でしょ。彼だってそう言ってるじゃない」
あつこ「なんだかすごくうれしそうですね」
理科系夫「いや、やはりレシピは正確じゃなきゃ。
高野豆腐330g と書くべきだっただろう。
あいまいはダメ。 枚、だけに」
あつこ「…………」
夫婦の間に
寒い風が
ひゅるるるーと吹いた瞬間だった。
ーーー
というわけで、NHK さん。
レシピは正確にお願いしますね!
良いヒントをくださったHana父さんのノートはこちら。
毎日の日の出や日の入りのきれいな写真で癒されます。ありがとうございます。
投稿数が1500を超えているため「あつこのnoteの歩き方」を説明しています。 https://note.com/atsuko_writer55/n/n30e37e8ac4dc マガジンをフォローして、もっとあつこのnoteを楽しんでくださいね。 noteのお友達、大好きです!