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結局なにがどうなりさえすればいいのか~『時間最短化、成果最大化の法則』~

「積読」を解消せねばと読書術を駆使して本をせっせと読んでいます。

今日読み終えた本は『時間最短化、成果最大化の法則』

副題の「思考アルゴリズム」とは「考え方のクセ」のこと。

成果を上げるためにはスキルアップだけではなく、「思考アルゴリズム」が必要だとして、”できる人”の考え方を身につけようという本書。

巻頭付録として45個の法則の一覧表がありますが、ユニークな法則名にまずニッコリしてしまいます。

巻頭付録はユニークなネーミングの法則が45個並ぶ一覧表

第1法則は「ピッパの法則」。
”ピッと思いついたらパッとやる” 法則だから。

なんとわかりやすい。

簡単なものはパッと実行!そうでないものは「いつやるか」パッとすぐ決め、スケジュール帳に書き込む。すると、1日10個アイデアが思いついたら、10個全部実行できるようになった。

シンプルですぐやれそうなことだけど、できていないなぁ。
確かにできる人は、即決即断し、返事も早いですね。

ピッパの法則、脳にインストールします!



メモの書き方も要チェック。

(メモは)3か月後に読んでも、初めての人が読んでも意味が分かるようなものにする。大量の案件がある中で、1時間後の自分への貴重なメッセージとなるわけだ。ひと言だけ書いても思い出せないので、完全に忘れても読めばわかるメモにする。

これは本当に心掛けたいです。

メモの大切さは十分よくわかっていて、しっかり書いています。

でも、チャチャッと書いてしまうので、私の場合、メモは1時間後の自分への「暗号文」になっています。

「えっと、この数字なんだっけ?」

意味ないですね。

あとのことを考えて丁寧にメモを書きましょう。


「最終目的逆算思考の法則」の3つのステップもインストール必須です。

1.「結局、何がどうなりさえすればいいか」という最終目的を特定する
2.最終目的を達成する方法を「着眼法」と「苦情法」で探す
3.実現するために最も簡単な方法を選ぶ

「着眼法」とは成功例に学ぶこと
「苦情法」はどんな課題があるか考えること です。

A地点からB地点に行きたいのに大きな岩があって通れない。
どうしよう。

岩の撤去を考えたり、なんとか登って越えたりする方法を思いつくかもしれません。

でも、ヘリコプターでB地点に行った成功例があれば、チャーター費を捻出してヘリコプター移動を選択すればいいのです。

最終目的はB地点に行くことだから。

これが「最終目的逆算思考」の法則。

そう来たか!

目がうろこが落ちまくりました。

結果より過程が大事だなんて話もありますが、効率よく成功する方法があれば、迷わずその方法を選択して結果を出すのが最善の手段でしょう。

世の中のうまくいっている人は、常に目的を見直し、目的への最短ルートを探している

ムダな努力ってあるよなぁ。
「結局、何がどうなりさえすればいいか」最終目的を忘れないこと。
これ、試験に出ますね。


正直なところ、この本に紹介されている45個の法則のうち、できそうなのは5,6個かなと思う凡人の私です。

でも、ちょっとは自分の「思考アルゴリズム」が変化したかも。

「ピッパの法則」で重い腰をあげていきます。




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