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幸せの中の不幸と不幸の中の幸せ。どちらがいい?

ネット検索ってすごい!

なんのドラマかわからず、モンモンとしていたセリフをダメもとで検索したら、一発で出てきました。

幸せの中にポツンポツンと不幸があるのと、
不幸の中にポツンポツンと幸せがあるのと、
どっちがいい?

テレビドラマ「29歳のクリスマス」
(脚本・鎌田敏夫/1994年・フジテレビ系)

介護の仕事をしている中で、幸せとはなんだろうと考えることがあります。

その時に頭の中をよぎるのが、このセリフです。

心に残っているセリフなのに何のドラマか、誰が言ったのかずっと思い出せませんでした。

でも、ようやくわかってスッキリ!

山口智子さん演じる主人公が何が幸せかを語る場面でした。

リアルで見た他に再放送も何度も見ているドラマ。 
謎が解けたら、セリフが出てきた場面もなんとなく思い出しました。

不幸の中に幸せを感じる人生と幸せなようでポツンポツンと不幸がある人生、どちらがいいのだろう。

主人公の言葉にハッとし、心の中にずっと残っていたのです。

30年(!)経っても答えはあいまいなままです。

たとえば、デイサービスに通う80代の2人の女性。

Aさんは長男家族と同居しています。
でも、何かあったら困ると家族に何もさせてもらえず「私は不幸だ」が口ぐせです。

Bさんは少しマヒがありますが、一人暮らしなので介護サービスを利用しながらできることは自分でやっています。
口癖は「家族と暮らしている人がうらやましい」

何が幸せなのか、人それぞれですね。

立場が違うAさんとBさんですが、お二人ともおしゃべりが大好き。
お互いのことをああだこうだと言いながらもお帰りの時はニコニコしながら「またね」と言って帰宅されます。

紆余曲折を経て80年余りの人生を過ごされた大先輩でも、幸せと不幸せの間を行ったり来たり。

幸せの中の不幸がいいのか、不幸せの中の幸せがいいのか、答えは見つけられそうにありません。

でも、淡々と何事もなく過ごすより、多少の波風を乗り越えていったほうが人生はおもしろそう。

人生は楽しんだもの勝ちの精神でいくことにします!



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