復職までに目指したい状態
こんにちは!うつ病会社員のあつきです。
本記事では復職までの目標についてお話しします。
復職までに何をしたらいいの?に繋がる大事なお話です。
前回の続きですので、まだの方はこちらからどうぞ。
復職までの目標を確認しよう
前回、復職は準備が大事ですよとお話ししました。
では復職の準備って何をすればいいの?
その前に、復職までの目標を確認します。いわば復職準備の目的地です。目的地を知れば、何を準備すればいいか分かります。復職するまでに目指したい状態を目標(目的地)にします。
復職までに目指したい状態
大方針は
体調を病気前に戻す(働ける状態に戻す)
病気を再発しにくい自分に成長する
です。これを聞いて当たり前じゃんと思った方が多いと思いますが、復職後に再休職する方はできていません。僕も2回復職に失敗していますが、全くできていませんでした。
休職の経験者は分かると思いますが、休職中は「復職しなければ」という焦りがあります。その焦りに後押しされて多くの休職者が、準備をせずに復職という大海原に飛び込んでいきます。
しかし、多くの方が病気が悪化し再休職しています。
そのため復職前に上の2つの準備をすることをオススメします。①だけではなく②も重要です。想像してください。病気から回復した言わば元の自分で同じ環境に復帰すれば病気にまたなりそうではありませんか?だってあなたはその環境で病気になったんだから。
病気から回復しただけでは不十分で、病気前の自分から進化している必要があります。
復職のチェックリスト
さて復職までに目指したい状態の大方針を説明しました。ここからはもう少し踏み込んで具体的にどんな状態を目指したらいいか解説します。
チェックリストにしましたので、自分は何個当てはまるか数えながら確認してください。
主治医が復職を許可している
病気の症状がおさまっている
復職後と同じ生活リズムで過ごしている
起床時間、就寝時間、食事の時間が復職後と同じ
復職後の通勤時間に外出できている
1日8時間集中して作業に取り組めている
1日の疲れをその日のうちに回復できる(週5日間働くことができる)
病気の原因を分析し対策してる
再発予防スキルを身に付けている
復職を楽観的に捉えられている
復職失敗時の未来を前向きに考えられている
いかがでしょうか?何個チェックがつきましたか?
1〜5をクリアしてほしいです。
(6、7は復職準備が不十分な人に向けてあえて入れました。)
チェックリストを見て厳しすぎと思ったのではないでしょうか。
しかし、これは先ほど説明した大方針に沿ったものです。
厳しすぎる…こんなの無理だ…
と思った方には、これができていない状態で復職後に継続して働けそうか?を考えてほしいです。きっと難しいとそうぞうしてもらえると思います。
「復職はゴールではなく、スタート」です。復職に失敗する人は復職すること自体を目標にします。そうではなく復職後に継続して働くことを目標にしましょう。
復職までの道のりは長い
さてチェックリストを見て、目的地までの道のりが長く険しい道だと感じた人も多いと思います。
でも大丈夫です!
これからみなさんが目的地に無事辿り着けられるように、道しるべを提供しますので付いてきてください。
今回はここまでです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また見にきてくださると嬉しいです。
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