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復職して体調を安定化させるために重要なのは「仕事のコントロール」

こんにちは、うつ病会社員のあつきです。
3度の休職と復職を経験した会社員が、
「うつ病と共に働く」「うつ病と共に生きる」をテーマに投稿しています。

どうも、X(Twitter)で「定時で帰ろう」と言い続けている定時おじさんです。今回は定時で帰ろうと言い続けている理由を書きます。

復職しているみなさん、そしてこれから復職していくみなさんにお読みいただければ嬉しいです。


体調のコントロールに必死になりがち

冒頭に定時で帰ろうと言い続けている理由を説明しますと書いたけど、タイトルと全然関係ないじゃんと思われているかもしれません。
ちょっと待って、慌てないで。


復職するとみなさん、体調のコントロールに必死になります。病気が再発し、再休職するのはなんとしても避けたいですから当たり前です。僕もその一人です。

いつもX(Twitter)で、みなさんが体調への対処をしているのを見て、たくさんのことを学ばせていただいています。

僕も含めてみなさん、「体調が悪い時はこうしよう」と決めていると思います。とても大事なことです。

しかし、その前段階でやっておいた方がいいことがあるよと今回は提言します。そうです。体調への対処法を一生懸命考える前に、体調を悪化させない方法を考えるのが先です。つまり予防ですね。


対症療法も大事だけど、同じくらい原因療法も大事

体調悪化への対処は、言わば対症療法です。抗うつ薬も対症療法です。出てきてしまった症状を何とかしようとする治療です。それに対し、うつ病になった原因を解消してく治療を原因療法と言います。

イメージしやすいように例え話をすると、
使わないガスの元栓がいつも全開。ときどき火事が起きる。火事が起きるたびに火消しをする。おさまっても時間がたつと元栓が開いているからまた火が出て火事になる。

これだと火事が起きるたびに対処をしないといけませんし、運が悪いと火事が広がってもっと大きな事故に繋がることもあるかもしれません。

もう気づいたと思いますが、ここでやるべきはガスの元栓を閉めるです。元栓を閉めてしまえば火事は起きません。

ここで言う
火事は体調悪化、火消しは対処、元栓を閉めるは根本的な原因の解決

(とは言いつつ、起きてしまった火事には対処をしないといけません。おそらくみなさんは火事への対処はよく研究されているので、こちらは今回説明しません。)

体調悪化の原因になっているのは?

と言うわけで、体調悪化の原因とは何でしょうか?

おそらく僕は仕事が原因になっているのではと思っています(少なくともトリガーにはなっているはず)。生活の大半の時間を占めているのが仕事ですから、当たり前と言えば当たり前ですが。

もし仕事が全て順調に行ったらあなたの体調悪化は減りそうですか?僕の場合は、ほとんど体調不良は起きないと思っています。これまでを振り返ると復職後の体調悪化のトリガーはすべて仕事です。

つまり体調悪化を事前に防ぐには「仕事のコントロール」が重要になります。

定時で帰れてる?

ここで最初の「定時で帰ろう」に戻ります。これまでの「定時で帰ろう」ポストは仕事のコントロールのお話です。

https://twitter.com/atsuki_pro/status/1714743244565647685
https://twitter.com/atsuki_pro/status/1787406956703154617

おそらくうつ病になるほど頑張ってしまったみなさんは(自分も含めて)、絶望的に仕事のコントロールが下手だと思われます(めちゃくちゃ失礼ですいません)。

だから仕事のコントロールも考えていきましょう。僕は正しい働き方ができているか確認するために定時に帰れているかをチェックしています。これが仕事のコントロールにつながっています。

まとめ

まとめると

体調悪化への対処も大事だけど、根本的な原因も解決してね。生活の大半を占める仕事に体調悪化の原因がある可能性が高いので、仕事をしっかりコントロールしてね。それが体調管理につながるよ。

という感じです。

今回、原因を仕事とざっくり書きましたが(そもそも仕事以外が原因の場合もあります)、仕事のコントロールができない理由には、もっと大きな自分の思考が原因に潜んでいる可能性があります。スキーマと呼ばれるものですね。そこまでは行かなくても何らかの認知の歪みはあると思います。

仕事のコントロールをしていこうとした時に、スキーマや認知の歪みが障壁として立ちはだかるので、ここでまた原因解決に取り組むことになります。

もちろん体調悪化への対処を否定しているわけではありません。とても大事です。意図せず有事になることは多いですから。その対処法は必要です。次回以降で病気への意図的な対処については解説します。

今日はここまで!
最後までお読みたいだきありがとうございました!


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