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アートアクアリウム銀座の華映え金魚祭に行ってきた


どうも厚木です。
東京でちょっとした空き時間ができたのでなんか催しやってないかな~と探してみて、ちょうどいいイベントを見つけました。

金魚ですって。
涼しげでいいじゃないですか。

ということでいざアートアクアリウム銀座へ

チケットが当日券売機2700円のところ、インターネットで購入だと200円引き2500円になるとか。

Paypayとか使えるのかな?

時間帯選択画面をタップ→メールアドレスを登録→選択肢はコンビニ支払いorクレカ



はい、券売機で2700円でチケットを購入し、いざ会場へ


怪しいラボのような、円筒型の水槽が立ち並ぶ。鏡の配置もあり奥行きを感じる。




清涼感。

綺麗ではあるが、見て回っているうちにいくつか気付いたことがあるから書いていく



①臭い


当然魚は生き物であり、糞をする。水棲生物を飼育した経験がある人なら分かるだろうが、フィルターあたりからまあまあ臭う。
この会場はデカい水槽とデカいフィルターがいくつもあるが、この会場に臭うのは別の臭い。

おそらくこの写真の装置だろうが、臭さを打ち消すため強めの、そしてクセのある香りが撒かれている。人による話だが、個人的には嫌いな臭いだった。

②ガイジン受け
このイベントのコンセプトが分からないが、夏祭りをイメージしているのだろうか。ジャパニーズテイストをイメージしているのだろうか

この近くに浮世絵が展示してあった

金魚はもはや関係ない。徹底的にガイジンに向けられたジャパニーズテイスト。
ここで気付く。平日昼間の銀座ということもあるが、客が俺以外の日本人はせいぜい10人程度。あとは外国人だ。ターゲット層に気付くと全て納得がいく。


③徹底した"エモ"


エモを追求する、とはすなわち"エモくない要素の排除"である。ご覧のようなクソデカ水槽にフィルターなんて付けるのは難しい。となれば誰が金魚の残飯を処理し水質を保つのか?


正解はプレコを混泳させる、だ。フィルターがつけられないような豪華な水槽には全てプレコが入っていた。金魚ばかりの水槽の中、3匹ほどのプレコがエモの演出のためせっせと残飯を始末する姿に涙を禁じ得ない。
これほど美しいプレコは見た事がない。

④モデラーの名前と解説

ビックリしたのが、だいたい会場を6割見回ったぐらいに出てきたこれ。
展示されている全ての水槽のコンセプトがここに記されている。あ~最初に見たあの水槽はこういうコンセプトだったのか~。


いや最初に見せてくれ。


あと水槽のモデラーというか、構成を考えた人の名前が全く登場しないのも驚いた。
慎み深いクリエイターなのか、名も無き素人が作ったのかは不明だ。(でも花の展示は假屋崎氏の名前が出ていた)

展示のラストに金魚を題材にしたクリエイターの作品が売っていた。日本が資本主義であることを思い出させてくれる効果がある。



総括
美術館や水族館をイメージしていたが、近いのはフォトスポットだった。銀座の中心でのイベントと考えれば、非常にらしいものだったんではないでしょうか。
せいぜい30分程度で回れますが、tiktokやインスタにアップするようなエモい自撮りとか撮っていればもっと長い時間をかけて回れるんではないだろうか。

皆さんも是非行ってみてどうぞ。

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