で、どうすればできるようになるの?うちらの夫婦仲の改善って。

夫婦関係を改善しようと思う時って、本を探すことが多いですよね。

夫婦関係改善本、山のように出ていますよね。

カウンセラー、脳科学者、医師などたくさんの人が、夫婦関係にまつわる本を書いています。

新しい気づきをもらえる本もあるのですが、いくら本を読んでも関係性を改善できない人は必ず存在するだろうなと、最近感じるんです。

なぜなら、本には「なぜ、夫婦関係が悪くなるのか?」「どうすればいいのか?」といった原因と解決方法が書かれていますが、その解決方法を「どうすればできるようになるのか?」が書かれていないからです。

夫婦関係はお互いへの労り不足が原因です。「ありがとう」「ごめんね」を言えるようになりましょう。

確かにそうだと思います。ぼくはこれはとても重要なことだと思います。

ですが、いくらこちらが感謝を伝えても、パートナーが全くしてくれないと心が折れてしまいますよね。

もしくは、相手に対する強い嫌悪感がある場合、口が裂けてもありがとうなんて言えない人だっています。

または、パートナーが著しく共感能力が低かったり、精神的な障害を抱えていたり、幼少期のトラウマを抱えていたりすると、通常のコミュニケーションだって難しくなります。

ぼく、質問箱に寄せられるお悩みに答える記事を以前よく書いていたんですが、あれって読む側としては面白いのですが、質問者としてはイマイチなんです。

(いや、実際はそうではなくて、こんな出来事があって)とか(いや、そうは思わなくて、むしろこう思っているんです)など、質問者の細かな事情にこちらの推測が及ばないまま、記事を書くことになってしまうからです。

質問者の方と、後でZOOMでお話しすることがあったのですが、ぼくが的外れなことを記事にしていたことがわかったこともありました。

テキストだと伝えきれない思いがあったり、言いにくくて書いていないことがあったり、自分でも気がついていない感情が存在したりするんです。

本当に、夫婦関係に悩む方たちの事情は人それぞれです。もちろんある程度のパターンはありますが、そこに至るまでの事情は驚くほどバラエティに富んでいます。

夫婦関係に悩む方とお話しさせていただく度に、予想の遥か斜め上をいく状況にいつも驚かされています。

そして、みんなこう悩んでいるんです。

夫婦関係改善方法はネットや本で調べ、すでに知っている。

だけど、そこに書かれていることがどうしてもできない。

一体、どうすれば、「私は」できるようになるのか?

お話を細かく伺い、その方の気持ちを掘り下げていくと、解決方法が実行できない状況であることに気が付かされます。

場合によっては、重いトラウマを抱えていることもあるので、トラウマ治療専門家の方をご紹介することもあります。

みんな困っていることは、「私の場合」どうすればできるようになるのか?なんです。

本には書かれていないケースがあまりに多すぎる。書かれている本もありますが、心理士向けに書かれた難しい本ばかり。

夫婦関係の悩みは、一対多ではなく、一対一で向き合わないとわからないことがあまりに多いんです。だからこそ、心理士によるセッションが有効なのでしょうね。

ただ、世界中の悩める人がカウンセラーに通えるかというと、いくつかの障壁がそれを難しくさせています。

・カウンセラーが何をするのかわからない
・費用が高い(1時間あたり1〜2万円)
・パートナーが同行してくれない
・精神障害者が行くところだと思っている
・数万円で取れる民間資格で開業している人もおり、質が玉石混合
cotreeなど多くの心理士を抱え、質を担保するところもある)

さらに、一回で完結することはなく、数ヶ月、時には数年通うケースもあります。

夫婦の悩みはプロによる一対一のセッションが最も有効であるにも関わらず、そこへのアプローチに対する障壁が、その有効性の実証を難しくされているんです。

難しい課題ですよね。

適当な商材や適当なカウンセリングで儲けている人も多く、ひどいカウンセラーに当たったという方もいらっしゃいます。

夫婦の悩みは深いので、そこにつけ込もうとする業者も多いのだと思います。

「で、どうすれば、私はできるようになるの?」

この問いに対するぼくの現時点での答えとしては、やはり臨床心理士のカウンセリングを一度受けてみることかなと思います。

自分では気が付けなかった気づきを得られたり、本やネットやテレビからは得られない「あなたにとっての方法」が見つかると思います。

それに何より、セッションを通して気づきを「体感」できることが大きいと思います。

いくら本を読んでも得られない気づきや夫婦間の愛着を、セッションならば、心理士のガイドによって「体感」することができます。

これは一人で考えたり、夫婦喧嘩になってしまう話し合いの中では、絶対に手に入れることができないものです。

もっと、身近な解決方法なら、色んな人に悩み相談をするのもいいと思います。さまざまな角度からの視点をもらえ、自分を客観的に見つめやすくなります。

自分の味方になる人とばかり話をすると、自分の偏った考えが強化されてしまうので、タイプの異なる方にも話をした方がいいです。

少しでも参考になれば幸いです。

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「で、どうすればできるようになるの?」

ぼくがこの悩みに答えるためには、一般論ばかりを話しても仕方ないと思うので、たくさんの方とお話をして、バラエティあふれるパターンを把握する必要があるのかなと思っています。

男性向けの相談はキャパオーバーでストップしていますが、女性向けには行なっています。

いただいた気づきをnoteやポッドキャストの発信に使わせていただくので、お金をいただいていません。

ご興味ある方は、友人に相談するような気軽な気持ちでご連絡ください。

▶︎女性向け無料相談フォーム


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