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ごめん、これまでさんざん勇気を出せと言ってきたけど

どうも「勇気」に関しては、当の本人の問題として捉えがちだ。私もずっとそう思っていた。

 私も上司や同僚からこれでもかと言うくらい「勇気を出せ」と浴びせられてきたし、私もさんざん仲間には

「勇気を出せ」
「失敗しても死ぬわけじゃないんだから」
「誰だって失敗くらいするんだから」
「勇気を出さなかったことに後悔するぞ」
「いま勇気を出して変わらないと、生き残れないぞ」
「何もしないことのほうがおそろしいんじゃないか」
「上手くやろうなんて思わなくていいよ、どうせ期待していないんだから、とにかく勇気を出して」(ひどいね)

もはや脅しにも近い励ましの言葉を浴びせてきたのを覚えている、ごめんね、みんな。

それは、私が勝手に、その当の本人が「勇気」を出せない「臆病者」だと決めつけていたからなんだが(チキンな奴めとか言ってた気がする・・・)、じゃ、勇気を出せないのは、本当にその本人のせいなんだろうか?臆病が、勇気を出せないすべての元凶なんだろうか?いや、私は、それが原因だと思っていたから、勇気を出せない奴に勇気を強要してきたのだ。

私だって
「失敗したら、恥ずかしい」
「ダメな奴だと思われたくないな」
「どうせ、うまく行きっこないんだから、やるだけ損だ」
くらいに思うことはあった。

そのときに(私みたいな)強引で上から目線で「勇気を出せ!」と迫ってくるような奴さえいなければ、勇気を出せるのにと思ったり、こころの中では「あんたさえいなければ、勇気なんか要らないのに」とぼやいていた。

そうなのだ、勇気を必要とさせるような嫌な上司や、馬鹿にする同僚や、減点主義で評価する人事システムや、失敗を絶対に許さない文化や、失敗の原因が個人のミスにあると責める経営者さえなければ、本当は勇気なんかは要らなかったんじゃないんだろうか?

どうやら勇気は相対的で、自分の気持ちと、周りの人や環境からの期待とのギャップが大きければ大きいほど、勇気を必要とさせたりするようだ。そう、これは「失敗に寛容ではない」人間関係が勇気を必要とさせるのだ。

一緒に働く周りの仲間との人間関係や組織の文化によっては「勇気を必要としない」環境を創ることが可能なのだ、と気付けるまでに、私はずいぶんと時間がかかった。いや、時間がかかりすぎたと言っていいだろう。

だから、そんなダメダメな私の失敗と、失敗からの学びを「変わる勇気よりも大切なこと」で伝えたい。


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元米GEヘルスケア社で営業とマーケティングのトップマネジメントから執行役員までを経験。同社のデジタルマーケティング戦略を日本から全世界統括した異例のThought Leader実践的先駆者。 B2Bhack.comを主宰 (写真は2018年に1ヶ月間移住+テレワークした宮古島)
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