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【中東欧、女子一人旅】ボスニア・ヘルツェゴビナ、モスタル

やっと入った!ボスニア・ヘルツェゴビナ!!

滞在日数

 ここでは1日。今まで1日1都市を強行していたため、ここでは主に疲労回復を図ろうと思ったが、素敵だったのでゴリゴリ散策した。

コインロッカー

 Mepas Mall という、モスタルの長距離バスステーションやモスタル駅からも近いモールにコインロッカーがあったような気がする…。だが筆者はモスタルではイコンロッカーを使用しておらず記憶も曖昧なので、あまりあてにしないでいただきたい。ごめんなさい。

物価

 ボスニア・ヘルツェゴビナは、お財布に優しい国だ。貧乏ツーリストには本当にありがたい。例えば、Booking.com経由で予約したコンドミニアム(この名称が正しいのかはいまいち分からない。オーナーの離れみたいな感じ。名前は"Cheep house near the center of the city")は、約€20だった。部屋は4つ、キッチン、テレビありでベットも4つほどあった。通常はもっと大人数で使う部屋なのだろう。次の日の電車が朝6時半だったため、駅の目の前のこの部屋を選んだ。

クレカ・現金事情

 ボスニア・ヘルツェゴビナの通貨は兌換マルク(Km)である。2002年までユーロと1:1で交換可能だったため、この名がついた。
 カードの使用可否だが、観光客向けのレストランや土産物店、スーパーであればまず使える。私が借りた部屋は、個人が借しているのでもちろん現金のみだったが、スプリトと同様ユーロでも支払うことができた。

治安

 正直なところ、決して綺麗な街ではない。町のいたるところに崩れかけた家などがある(内戦の跡かとおもっているのだが、、、)。治安がいいようには決して見えないのだが、評判としては悪くないらしい。だが筆者は怖すぎたので、日が出ているうちだけ外出し、夜はおとなしく部屋にこもった。

通信事情

 three simは使うことができない。筆者の主な移動手段はバスなので、クロアチアーモスタルを陸路で移動したのだが、クロアチアの国境を越えると本当に使えなくなってしまう。国境付近であれば繋がる可能性はある。
 なので、事前にモスタルの地図をダウンロードしておくことは必須である。長距離バスのバス停(筆者は乗り合いの車を利用したのだが)の近くにあるMepas Mall の中に、HT ERONET というケータイショップが入っている。ここでボスニアで使用できるsimを購入することができる。
 筆者のボスニア滞在日数は、次に向かうサラエボも含めて5日であったので、2Gもあれば十分だと思った。しかし販売simの最小の容量が4Gだったのでそれを購入することにした。値段は約3.8Km(250円)。だがお会計で、キャンペーン中のため今なら8Gにグレードアップしてくれるというので、ありがたく受け取った。私が日本で購入しほとんどの国をまかなう予定のthree simが3Gだったので、突然大量の通信容量を格安で手に入れてしまった。嬉しい。

注意・感想など

○列車 

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 モスタルからサラエボに向かう人が多いかと思うが、列車がおすすめである。というのも列車からの車窓が絶景なのだ。値段は11Kmほど(約720円)。
 ただ、チケットを事前にオンラインでは購入できない。なので当日窓口で買う必要がある(前日購入できるかは不明)。このボスニア・ヘルチェゴビナ連邦鉄道のホームページで時刻や値段を調べることができる(ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦鉄道HP)。また時間が、6:30発8:30着か、17:00発19:00着の二本しかないので、注意してほしい。筆者は夜着の乗り物はもうこりごりなので、早朝発の列車に乗った。
 鉄道駅の目の前に宿をとっていた上に、もちろん事前に駅の下見をしていたので何の問題もなく駅に到着した。私は超安全志向なので、一時間くらい前に駅に行き、チケットを買い、ひたすらホームで待っていた。窓口のおばさんから何の問題もなくチケットを買い、ホームの番号を聞いたときは安心した。だが発車時刻の超前なので、ホームには誰も居ず、やっぱり怖かった。
 車窓は本当に素晴らしい。ボスニア・ヘルツェゴビナという国が、いかに山と谷の国であるかがよくわかる。そしてその合間を縫うように町があり、合間を縫えない場合は山に集落がある。ああ、ここでパルチザンによるゲリラ戦が行われていたのだな、と戦いの歴史に想いを馳せる。

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       ↑駅の張り紙

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       ↑チケット。かわいい。

○ 【Otari most at Mostar】 古い橋

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 モスタルでいちばんの観光名所は古い橋だ(トップがその写真。↑はそれまでの街並み)。この橋は一見する価値があると思う。この橋の手前から、突然雰囲気が変わり、突如として中世の街並みが現れる。そして石がちなゴツゴツとした橋が美しい景色の中に現れるのだ。歴史、趣が押し押せてくるような感じで、何とも言えないが、良い。めちゃくちや観光地なのもなんかウケる。モスタルおすすめです。

次はサラエボ事件でも有名なボスニアの首都、サラエボだ。