【いまを生きる手習い塾Vol.3はじまります】

少しご無沙汰しておりましたが、みなさんその後いかがお過ごしですか？
ロラン島も、だいぶ春めいてきました。セツブンソウやスノードロップ、クロッカスが庭をにぎやかに彩り始めて、心躍る季節の到来です。

昨年、とてもご好評頂いていた『いまを生きる手習い塾』、おかげさまで、本日2月26日からVol.3第3期がはじまります（今日はまずオリエンテーションです）。
今期は、「立ち止まる、学ぶ、表現する」と題して、「教育（大人の教育）」「家族（パートナーシップと社会制度）」「政治（民主主義政治）」をテーマにお送りします。

注目のゲストは、この方たちです！

教育／大人の教育のテーマのゲストは、なんと、千葉忠夫先生にお越しいただけることになりました！
千葉忠夫さんといえば、デンマーク在住50年以上、日本人としてはじめて、デンマークのフォルケホイスコーレを立ち上げた方として、デンマークに関わる多くの人なら誰でもご存知だと思います。2019年には、日本とデンマークにおける社会福祉の発展と両国の交流の促進に寄与した功績により、旭日双光章を受章されました。長年、日欧文化交流学院、そして現Nordfyns Højskoleの創設者として、デンマークにおける成人教育を見つめてきた千葉先生に、大人になっても学び続けられることの意義について、じっくりお伺いしようと思います。

家族／パートナーシップと社会制度のゲストは、コペンハーゲン在住の日本人、Kensuke Lohse-Kimuraさんをお迎えします。Kensukeさんと私の出会いは、Twitter。デンマーク人のパートナーさんのことをデン夫さんと称して、お二人の日常生活がほのぼのと綴られている様子を、いつも楽しくは意見しつつ、時にはコメントの交換をしたりして、お友だちになりました。KensukeさんはITコンサルティング・ファームでSolutions Architectとしてお仕事をされていて、Twitterで呟く、日本とはかなり違う「デンマークの職場あるある」も、デンマークで会社勤めをしたことがない私にとって興味深い話が満載。国際同性カップルとして、デンマークで生きる毎日を送るKensukeさんの視点を、みなさんと共有できたらと思っています。

政治／民主主義政治のゲストは、私の地元、ロラン島から出て国会議員として活躍する、Lennart Damsbo-Andersenさんです。レナートさんは、もともと大工さんとして社会人のキャリアをスタートしたのですが、様々な必要に迫られたことから、政治の道に足を踏み入れることになり、市議会議員→市長→国会議員というキャリアを歩んでいます。新型コロナの感染が拡大する前は、よくデンマークの国会議事堂を案内していただいたり、国会議員のお仕事についてお伺いしていました。デンマークの国会議員には、様々なバックグラウンドの人がいて、老若男女バラエティ豊かです。こうした多様性が大切といつも話してくれているレナートさんに、政治と民主主義について、デンマーク人やデンマーク社会にとっての役割と重要性について、たっぷりお話を伺います。

今回も、おもしろい話が聞けること間違いなしです。Q&Aの時間もご用意しますので、みなさんからの質問も楽しみですね。

オリエンテーションは、2月26日(金)　20:00-21:00にZoomにて行います。
コースのスケジュールは、以下の通りとなっています。
3月10日(水)　20:00-21:30　インタビュー（テーマ：教育）*
3月27日(土)　17:00-18:00　ダイアログ
4月07日(水)　20:00-21:30　インタビュー（テーマ：家族）*
4月24日(土)　17:00-18:30　ダイアログ
5月12日(水)　20:00-21:30　インタビュー（テーマ：政治）*
5月29日(土)　17:00-18:30　ダイアログ
6月05日(土)　17:00-18:30　クロージングセレモニー

*インタビューの前にレクチャー動画を配布いたしますので、ご覧いただけるとより深く理解することができます。

一緒に、少しの間、日常から離れて、自分の関心の赴くままに話を聴く、対話をする、言葉に自分の気持ちを委ねる経験をしてみませんか？

詳細はこちら、お申し込みはこちらからどうぞ。

みなさんとご一緒できる時間を、楽しみにしています！