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第11回:障害者枠の“事務サポート”って実際どんな仕事内容なのか

こんにちは、あとさけ@双極Ⅱ型正社員です。3月は気候的にも仕事的にも変化が大きくて体調が乱れがちですね。早く4月になってほしいです。

前回は障害者であることをどこまでオープンにするかについて、私が考えたことをお伝えしました。

今回は実際の業務内容について書いていきたいと思います。

採用通知書に「事務サポート」と書いてはありましたが、人事に「どんな事をするんでしょうか」と質問しても「ああ……それは配属先でお伝えしますね(苦笑)」という反応でした。

その時に「ああ……決まってないんだな」「配属先次第なんだな」「当たり前だけど居なくて困るような仕事は振られないんだな」と少し残念に感じました。そのときは。

で、出勤当日。私の配属先は営業部内の、新商品を企画・開発するチームでメンバーは役員面接でお会いした役員と上司さん、平社員さん(平さん)の3名でした。役員とはいえ、知っている人がいてほっとしましたね……本当に。

最初に平さんからメーラーの設定やら電話対応やらレクチャーを受け、チームのミーティングに参加。ちんぷんかんぷんで固まっていたら役員が「そのうちわかるようになるから安心して」と言ってくださったことを覚えています。とにかく初日はあっという間に終了。その割にとても疲れました。。

さて、それ以外は何をするんだろう……と思っていたら上司さんから呼び出されてひとこと。
「IT詳しいんでしょう?今度コーポレートサイトをリニューアルするから取りまとめしてよ」

……!?

こんなところで面談時の伏線が回収されるとは。。
というか入社したばかりで事業内容もおぼつかないのにコーポレートサイト改修とかできるのか!ITの知識も2000年前半で止まってるのに……まずい!!
第二の会社員人生、無理なくぼちぼちやるつもりだったのにいきなり勉強しないといけないことだらけになりました。

障害者枠雇用の捉え方は企業によって違うし、何だったら部署や上司になる方によっても違うと思います。採用したときに障害者を1人みられる余裕がある部署に置きがちなので、「事務サポート」で採用されていても実際の業務は本人の希望に関係なく全然違ってくることでしょう。振られた仕事の合う合わないは正直「運」だと思います。

実際にA社の別部署には私以外の(精神)の方がいますが、電話受付業務だったり入力作業などの事務だったりで全員違う仕事をしています。私の場合、たまたま上司さんの認識が「障害者枠の事務サポート=ウェブ担当者」だったという……配属先次第すぎるだろう!と思いますが(笑)。

ただ、この業務を割り振られたことが私のキャリア形成への第一歩となりました。ので、この無茶ぶりには感謝しています。

そして思ってたのとは違う私の障害者枠会社員の生活がはじまります。

今回は「事務サポート」って正直どんな仕事をするの?=配属先によって違う、というお話をしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。



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