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先に「目に見える結果」を獲得すると、話しを聞いてもらえるよ。

すべての “影の人” に告ぐ。日々、「その考え」をアウトプットするのも大事だけど、その前に「達成した方がいい」ことがある。それは……

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小・中・高・大と、家族にも周りにもバカにされ続けてきた。自分の中では、絵とか異性とか、ちゃんと真剣に考えた「思考」があるのだけど、それを話しても、流されるか、そもそも相手にされないか。いつもどこでも、「私」という人間性に対する評価が、これでもかと低いんだ。まいっちゃうよ。

それに比べ、“なんでアイツが”(この“アイツ”とは、ただ単に、私があまり好んでいない、という意味だよ☆)という人物に限って、周りからの「評価が高く」て、どうしたもんか……と、青春真っ只中、常々、考えていたのであーる。「評価が高い」ってのは、イコール、「話しや考えをちゃんと聞いてもらえる」状態ってこと。

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で、ですよ。気づいたわけです。ちゃんとした「考え」だけでなく、「評価が高い」ものをつくれば、相手される!と。大学の後、デザインの専門学校はいってから、そりゃもう真面目に作品づくりに励みました。周りにいる誰よりも「がんばって」、「こりゃ、完成度が高い!」と感じるもの。たくさん、たくさん、つくったわけです。そして、周りに見せつける。

どーよ、この文字組!
どーよ、このレイアウト!
どーよ、この写真のトリミング!
どーよ、この
世界観を高める出力紙

……あれ? 小・中・高・大時代とあまり評価が変わらない…。っつーか、どっちかってーと、ルックス良し&エロい雰囲気を醸し出してる“アイツ”の方が、話しを聞いてもらえる存在じゃん。オレの方がこんなに「がんばって」いるのに! 結局は顔か? ってことは、生まれつきの結果なんか? んん??

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はい。お気づきでしょうか。「がんばって」も「がんばって」も、「確実な評価」に達しないこともある、というわけです。「こんなに毎日、がんばってんですよ!」とアピールする劇団員にむけ、萩本欽一さんはこう言いました。

「がんばる」のは、誰にだってできるんだよ。

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ここから大事っす。振り返ってみると、「評価が高い = 話を聞いてもらえる」人は、「部活の大会で優勝」してたり、「TOEICで○○点以上」とっていたり、「むちゃくちゃかわいい彼女」がいたり。「その筋にあまり詳しくない人」からみても、わかりやすく評価できる、「目に見える結果」を獲得していたのだー! ドーン!!!!!

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専門学校に話しを戻します。上記の気づき落雷を受けた私は、「わかりやすい、目に見える結果」を獲得することを優先、専念しました。チャレンジした学科内プレゼン大会。「プレゼンで準優勝」してから、周りの意識が少しずつ変わり、やがて、ほんのちょっとだけど、話しを聞いてくれるようになりました。

一社目に入社した時。“若くて使えない新人”と鼻で笑われ、こちらの提案はすぐにパンパンと平手打ちされていましたが、終電帰宅後に取り組んでいた、「コンペへの応募作品が賞に入って」から、誰も笑わなくなりました。提案に対する考えも、徐々に、しっかりと聞いてくれるようになりました。

独立後。こちらの考えを馬耳東風、先に結果を出していたフリーランスデザイナーやクライアントさんも、「執筆した本を出版する」ことがわかった途端、私のデザインに対する考えを聞いてくるようになりました。

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賞も出版も、「その筋にあまり詳しくない人」からみても、「わかりやすく評価」できる、「目に見える結果」だったのかと。「でんでんぱっしょんなプレゼン」でも書いたけど、

さらにいうと、エトス・パトス・ロゴスって考え方があって、パトスは熱意をもった話し方、ロゴスは論理的な見せ方、んでもって、エトスは「今からプレゼンをする人、話を聞く価値ありそうだ!」と感じさせる前フリ。このテクニック3本柱があったら、効果的。

…の「エトス」にあたるわけです。あれだ、テレビに取り上げられたラーメン屋がついつい気になっちゃう感じ。「挑戦して結果を出す」→「話しを聞いてもらえる」ようにするって、日々、自分自身がより戦いやすく、より生きやすく、「やりたいことを、よりやりやすくする下地づくり」、とも考えています。

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改めて。ずっとずっと、影にいたからこそ、わかる感覚。ちゃんとした考え、思考をもっている、“影の人” に告ぐ。「その考え」や「思考」は決して、まちがっちゃいない。まっとうだ。

私の中では、クラスの中で誰からも相手にされない、“影の人” の方が、人間くさくて、おもしろくて、エッジの効いた考えを確実に持っている。と考えています。オレがそうだったんじゃ! おい、夏の間、四六時中コパトーンのにおいをまきちらすギャル男、その長い髪を切れ! お前は駅前の1,000円カットで十分だ!! なんて、クラスの中じゃ言えないから、ここに打ち込むぜ。拙者、時を超えた、note弁慶でござる。

だからこそ。日々、「その考え」をアウトプットしつつ、「目に見える結果」を獲得する。獲得することを意識する。挑戦、実行する。「結果をゲット」すりゃあ、「その考え」の浸透率がめちゃくちゃ上がる。つまり、効率がいい。ってことを伝えたい。(じゃあ、「例えば、どんなコンペを選ぶのがいいんよ!?」という判断基準のお話しは、別の機会に書く予定です)

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やだもぉ〜! 真面目に語っちゃったぁ〜! でもよぉ、上の上、先の先を見ると……今現在の私も、まだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ。デザイン業界から見りゃあ、中学同級生の斉藤くんのちんちん(注)並に、どす黒い影の人だよ。(注:決してスマートではない、無骨で黒いちんちんであったが、なんというか、不思議な存在感があった)

ん? 光があるから、影がある? おい、光。今にみとけよ。その光さえも飲み込んじゃう光ってやつを放ちますよ。このやろう☆

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