人に伝える「情熱」。でんでんぱっしょんなプレゼン。成り立つ、身につく。
講師を務めるデザイン専門学校。ユームという場、メンバーに対し、週1でデザインを伝えている。来月7月半ばに、学んできたことの集大成になるプレゼンを行う。方向性を決める前に、過去に自分たちが見てきた中で、「良くなかったプレゼン・最高のプレゼン」を具体的にあげてもらった。
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・ 姿勢が悪い。聞き手を見ない。
・ 抑揚がなさすぎ。聞き取れない。
・ 聞き手を参加させない。一方通行。
・ 情報が薄い。内容に魅力を感じない。
・ 資料が見にくい。プレゼン向きではない。
・ 笑い、ユーモアがある。
・ しゃべりに良い間がある。
・ 目的が明確。段取り良く話す。
・ 一言で伝わる。資料がわかりやすい。
・ 聞き手に質問する。参加させる。考えさせる。
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出るわ出るわ。言いたい放題(無論、言わせている)。メンバーは女性が多い。BAD意見を聞いていると、高校〜大学時代、女性とキョドりながら話す私への評価に聞こえ、ブルブル震えていました。こんな意見も出てきた。
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そう、「プレゼン」は、「プレゼンすること」が目的ではない。「プレゼン」とは、場にいる全員に対し、「○○を伝える!」という明確な目的の達成 = ゴールを意味するのだ。
そして、ゴールにつながる、
◎ 見せ方(スライド・資料)
◎ 話し方(情熱・意志)
があってこそ、到達できる。
さらにいうと、エトス・パトス・ロゴスって考え方があって、パトスは熱意をもった話し方、ロゴスは論理的な見せ方、んでもって、エトスは「今からプレゼンをする人、話を聞く価値ありそうだ!」と感じさせる前フリ。このテクニック3本柱があったら、効果的。
つまり、いくらしゃべり上手だって、そこに熱意がなけりゃ「伝わらない」。「意地でも伝えよう」とする、殺気にも近い「情熱」があってこそ、はじめて「人に伝わる」のだ。あ〜大変。でんでんぱっしょんでも聴こうか。
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ええと、ここでの伝える内容とは、「私は、何を学んだか?」ということです。例えば、「デザイン提案前のヒアリングこそ、念入りにやるべき」だと学びました。なぜなら〜…や、「印刷加工とコンセプトを重ねる重要性」を学びました。なぜなら〜…などなど。
デザインと同じく、完成する = 身につく = 次のステップにつながる…ってのは、「人に届けて」はじめて、成り立つのです。なぜか? デザインも思考も、人と関わるもの、人に向けたものだから。本も、映画も、漫才も。食べ物も、ピンサロも、メンズリフレも。人人人。
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……おっと、真面目に語りすぎた。まぁ、結局のところ、いいものをつくること、つくる「情熱」と同じくらい、広く「伝えて届ける」ことに力をいれる。自分では “確実に面白い” と思って、それ、やってんでしょ? そうだよ! 文句あっか?! だったらさ、いいものつくってるのに、勿体ない! おばけ!
何を伝えたい? その目的は明確? “それ” を伝えることに、自分の中で、純粋に熱意を持ててる? OK。なら、アウトプットだ。「情熱」をもって、「伝えて届ける」ことは、作り手である本人にしかできない。「人に伝わって」、はじめてゴールだからよぅ。ある意味、“生き様” というプレゼン。生き様プレゼン。生プレ。なんかやらしくなっちゃったね。
ってなわけで、その大切さ、メッセージに力を入れた時間DESHITA!!
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