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“プロ”と“アマ”の差はどこにある?「謙虚さ」と「恩義」。本心で、人を喜ばす!

きな粉。きな粉モチ。甘いモチ。わりと好き。

和スイーツなどと、お互いの言葉通しが遠慮しがちな造語野郎をものともしない、モチ!

まるで、信玄餅にかける蜜が、粉をさけるかのごとく、サイドに、間に流れていく感情。結ばれたいのに、いつまで経っても結ばれない。残酷な運命を救うのは、そう、あなたの口である。

モチモチとした食感、そして、モチモチとしそうな触感。パクパク。

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年を重ねる度に、よくわからない経験値を頼りに、理屈っぽくなりがちなんだけど、いつでも、まだまだ赤子っつーことをアピールしたい。

甘えたい。これでもかと積み減らして、謙虚に。人間くっせぇーから、きっと人は寄ってくる。ってことはだ。

必要な知識のプールにどぶんとつかり、ザバッと顔をあげた時に見える景色はきっと煌いているだろう。プールん中は苦しいけど、流れるままは楽しいだろう。

秋葉原にいた女子高生の生脚には、とてもつもないプレミアがつくのだろう。それは手が届かないぐらいだから、ちょうどいいのだろう。いい距離がいいのだろう。

白い生脚はいいんだけど、金髪なのがちょっと……フリーランスのWebデザイナー発言。その見解は再考していただきたい。プリプリ!

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先日、面接をしてきた。受ける側ではなく、見る側の面接。専門学校での授業、ユームという場。ここの講師を務めているのだけれど、1年に1回、学生に授業を受けてもらう前に、必ず、面接をするようにしている。

なぜ、専門学校の一選択授業なのに、面接をするか? ユームの目的は、「10年、自分の意志で“デザイナー”を続けること」だからだ。

一度、メンバーになったら、“互いに成長し、高め合う場”として、自分都合で周囲のモチベーションを下げることは、「デザインに反する行為 = “デザイナー”から離れる行為」となってしまう。

1年継続していく覚悟あるか? 場に向いている素質を持っているか? そこを見極めるため、面接をするのです。

もちろん、メンバーになった際には、“デザイナー”として必要な骨格をつけることを、約束しますよー!

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面接では、4つの質問をする。

■01. なぜ、ユーム受講を希望しますか?
■02. デザイナーになった後、「誰」と「どのような仕事」をしたいですか?
■03. 今までにあった、一番辛かった出来事を教えてください。
■04. 「個の強み」についての一言解説をお願いします。

「個の強み」とは、“作品以外”の、テスト答案用紙や卒論、企画書、部活動の記録などなど。

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さて、ここで、なにを「重要視」するか?

独自性や個の意志を感じる答え。そして、答えている最中や前後の振る舞いの中。「『謙虚さ』と『恩義』を持っているか?」です。

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まず、「謙虚さ」について。

過去の経験上、「自信過剰」な人は、「自分に自信を大きく持っている」がゆえ、「人の意見をあまり聞かない」傾向がある。あっ、若干、主観と偏見と嫉妬がございます!

“個人プレー”で進めていく分には、結果も出すだろうし、まったく問題ない。むしろ、デザイン表現や提案に至っては、強いパンチの繰り出しにつながることもあるでしょう。

しかし、授業はマンツーマンではなく、“10〜15の複数人で実施する場”。ここで、“個人プレー”のみをバババと発揮されると場が乱れちゃう。

ゆえに、個の意志を強く持ちつつも、デザインを学ぶ、という「謙虚さ」が大事なのだ。というか、私がやりやすい!

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次に、「恩義」について。

「礼儀」に通じる部分。最近、私の同世代デザイナーや制作関係者から、こんな話しをよく聞く。自分自身も何度か体験している。

20歳前後のデザイナー志望の学生、または、卒業直後のデザイナー。

上の世代が、“時間をかけて築いた技術・スキル”を、早く、スピィーディーに習得するために、はじめは頭を下げて近づいくる。

そして、自分が欲しい情報だけをかすめ取ったら、手のひらを返して、当初の約束(“技術・スキル”を教えてもらう代わりに、○○をやります等)を守らず、自分の都合で場を離れていく。

一言の相談もなく、礼も告げずに……。


人の怒りの“念”は、“そのこと”にかけてきた技術・スキルに対し、真剣であればあるほど強いし、ずっと残る。

んなの、関係ねぇわ! と、いろんなとこで、いろんな人に向けてやっていりゃあ、複数の“念”がたまっていく。

そういうことを繰り返していくと、どうなるか? 1回、ちゃんと想像してみた方がいい。さらに加えると、人の怒りや悲しみにつなげている行為自体が、“デザイン”の真逆をやっちゃってるってことに気づいてんのかな? えぇ??

……ハッ。ついつい、思い出し怒りがドバドバ漏れちゃった……失礼しました。ちゃんと、キレイにふきましょう。キュキュッと。

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ではでは、「プロ」と「アマ」の差は、一体なんなんだろう。率直に。

「プロ」とは、その道の“技術・スキル”はしっかりと持った上で、「制作に関わる、すべての人を、“本心で”喜ばせられる」こと。

つまり、「プロ」と「アマ」の差は、「関わる人を“本心で”喜ばせられるかどうか」。そう考えている。

関わる人とは、クライアントはもちろん、印刷会社さん、配達業者さん、外部ブレーン、恩師……実に様々。十人十色、“喜ばし方”にマニュアルなど存在しないよぅ!

「人を喜ばす」ってのは、広義の純粋な“デザイン”なんだ。

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そういった意味で、「謙虚さ」と「恩義」をしっかりと持っている人は、現在、大きな“技術・スキル”を持ってなかったとしても、本当の意味で「プロ」になる可能性はめちゃくちゃ大きい。

「今まで、しがない人生だったけれど、ここまで進んでこれた事実や出来事に感謝しつつ、しっかりと強いデザイナーになります」

という人物を私は応援したいし、注力すべきだと感じています。

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そんな“光の輝き”を見出すのが面接なんだけど、まー、判断がむずかしい! 面接を経た今、現在進行系でかなり悩んでいます。冷静にジャッジします。

最後に。面接の最終段階で聞く、「3つの約束事」を紹介して締めます。

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◎ ユームメンバーになる上での、「3つの約束事」

■01. 「学ぶ姿勢・環境は、自らつくる。」

・ 期限を守る。
・ 欠席・遅刻をしない。
・ 確認・報告・返答を必ず行う。

マイナスをゼロに、ではなく、ゼロからプラスへ。「全体のモチベーション・センスを上げて」いきましょう!

■02. 「常に気づき、考え、具体的に提案・行動する。」

・ 今、自分がどんな状況か?
・ 今、周囲 (ユーム・クライアント等)がどんな状況か?
・ 今、全体 (業界・時代等)がどんな状況か?

まずは、気づく目を持つ。周囲・全体、「相手側に立ち、どう感じてほしいか?」その本質を考えましょう!

■03. 「リミッターを外し、どんな困難も楽しみに変換する。」

・ ちょっと、忙しいので……。
・ なんだか、つまらないなぁ……。
・ あいつとあいつが、協力してくれないんだよ……。

これらと真逆の言葉を口にしましょう。予算・スケジュール・実務の重なり・非協力的な環境、そういった困難こそ、「自分を高めるチャンス」だという、楽しみに変換しましょう!

……「3つの約束事」を守る意図・目的。卒業後、個の想いを尊重しつつ、デザイン業界を担う1人として、「世の中からの信用・信頼をより良く、上げていく」ことが目的なのです。

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オマケ! 芸人の博多大吉さんは、「プロ」と「アマ」の差をこのように述べています。心から、共感 & 同意です。

「アマチュア」は、何事も言い訳をする。
「プロ」は、何事も言い訳をしない。

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さ、甘いものでも食べて一休み。脳みそエンジンがブルンブルンと動き出したら、未知の光。輝きロード。オーライ、心の暖気運転。足を伸ばしてアメリカン。

よっしゃ、ババババババババババババ……(サムアップ)。

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* 2019年8月5日追記 : 本noteの「動画版YouTube」を公開しました! よろしければ、下の動画↓もご覧いただけると嬉しいです!

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