マガジンのカバー画像

「いいデザインのコツ」「デザイナーの考えかた」がわかる話

38
デザイン初心者むけ、入門書「デザイナーになる。 伝えるレイアウト・色・文字のいちばん大切な基本」(MdN) の著者が書く、デザイン&デザイナーのやくだち話。つくる手順。いい働きか… もっと読む
運営しているクリエイター

#クリエイター

デザインのヒアリング。何を聞く? 確認内容。ゴールのヒント、眠ってる。

◎ デザインのヒアリング。何を聞こうかな。 良いデザインをつくる流れ、第一弾。 ヒアリング。初回の打合せ。クライアントさんに、聞くべきこと、共有すべきこと。しっかりとできれば、とても良いスタートが切れます。じゃあ、何聞くの? カフェのロゴデザインを例に挙げます。確認内容は、大きく分けて2つ。デザインの「概要」と「方向性」。 --- 01. 何をつくりたいか? 例. ロゴ 02. なぜ、つくりたいか? 例. 新規集客のため 03. 納品希望スケジュールは? 例. オー

現代における、“心豊か”な「収入スタイル」。デザイナーを続けるために。

先日、3歳の息子といっしょに、馬喰横山にあるパン屋でクリームパンを買い、ベンチでほおばった。家につくと息子が、照れながら、しかし、はっきりと「将来、パン屋になりたい」って言った。小さな紙袋を頭にのっけて、コックさん! とかやっていた。 とても嬉しかった。 自分が子どもの時って、“将来、なにになりたい?”って聞かれてから、はじめて、無理やり答えをひねり出していた。自ら、なりたいものを宣言するって、周りの目を気にしがちな世の中で、とても勇気のいることだと思う。 けれども、ん

令和じだい、クリエイター全員、「新・必須の仕事力」とは? クリエイティブに「求められる価値」のつけ方。

なにを伝えるべきか。なにを学ぶべきか。 年を重ねる度に、“よくわからない経験値”を頼りに、理屈っぽくなりがちなんだけど、いつまでも、まだまだ赤子っつーことをアピールしたい。甘えたい。これでもかと積み減らして、謙虚に。人間くっせぇーから、きっと人は寄ってくる。ってことはだよ。 必要な知識のプールにどぶんとつかり、ザバッと顔をあげた時に見える景色は、きっと煌いているだろう。プールん中は苦しいけど、流れるままは楽しいのだろう。秋葉原にいた女子高生の生脚には、とてつもないプレミア

やりたいことを形にする、出世術。「時間とお金と要因」の話です。

さて、以前公開した「何の取り柄もない自分が、グラフィックデザインで独立するまでのお話し。」では、勉強も運動もできず、女の子にもモテない、なーんの取り柄もない私が、デザイン業で独立するまでの話しをしました。このnoteは、独立以降のストーリーです。 独立時、私の中で「やりたいこと」が、明確にありました。「目標」ってやつですね。「01. “個人” から、デザイン・ブランディング “依頼” をいただく」(当時は、大規模や予算豊富な方々が、デザインを取り入れることが一般的だった)。

“時代遅れ”のデザイン講義。本当の「やさしさ」とは? デザイナーがやるべきこと。

どうも、アトオシとデザイン(永井弘人)です! 突然ですが、“やさしさ”の概念はいろいろあります。 短期的にみる“やさしさ”か、長期的にみる“やさしさ”か。 僕の友人、A君としましょう。A君は小さな時から、家族の愛をたくさん受けてきた。「コレがほしい!」と言えば、コレを買ってもらい、「アレが食べたい!」と言えば、アレを食べさせてくれる家庭環境だった。 それが、20年つづいた。 さて、その後、A君の性格や「“自分が思い通りにならない時”の忍耐力・改善力」はどうなったでし

リアルな、「デザイン仕事の獲得」方法。本心で、“やりたい仕事”を掴む。コツとポイント。

皆さん! いつもお読みいただき、ありがとうございます。今、「自分が本心で、“やりたい仕事”」、できてますか!? この、夏の夜に飛ぶ蚊のようなウットオシイ始まり方はなんだ……あ、本noteが、どんな方に向けて書いているか、先にお伝えしますね。入場からドン! ------------ ◎ 自分が本心で望む、デザイン仕事をやる。 = 心豊かに、デザイナーとして生き続ける。 私、最近、思うんですが、「やりたい仕事」をやる重要な“意味”って、“やりがい”とか、“人や世の中への貢献

有料
580

「リアルな人」へのデザイン提案時、意識した方がいいよ〜ってポイント。成長の兆し。デザイナーを続けるために。

◎ 「デザイナーになって、『誰に、何を与えたいか』」の気づきが、成長加速ポイント。 デザイン誌「タイポグラフィックス・ティー 289『教育前線特集』」に、私の執筆記事、再進学者のデザインスタジオ「UM Design Association(ユーム)」を掲載いただきました! ユームは、私が講師を務める場でもあり、最大の特徴は「リアルな人と直接やり取りする」こと。人と一緒に築くデザイン。 ユーム1年次は、デザイナーの心構えとデザイン構築の基礎体力づくりを中心に。ユーム2年次

“プロ”と“アマ”の差はどこにある?「謙虚さ」と「恩義」。本心で、人を喜ばす!

きな粉。きな粉モチ。甘いモチ。わりと好き。 和スイーツなどと、お互いの言葉通しが遠慮しがちな造語野郎をものともしない、モチ! まるで、信玄餅にかける蜜が、粉をさけるかのごとく、サイドに、間に流れていく感情。結ばれたいのに、いつまで経っても結ばれない。残酷な運命を救うのは、そう、あなたの口である。 モチモチとした食感、そして、モチモチとしそうな触感。パクパク。 --- 年を重ねる度に、よくわからない経験値を頼りに、理屈っぽくなりがちなんだけど、いつでも、まだまだ赤子っ

グラフィックデザイナー 「アトオシとデザイン」 自己紹介 & プロフィール & モットー

はじめまして。グラフィックデザイナーの「アトオシとデザイン」と申します。略す時は、“アトオシ”と呼んでいただけると嬉しいです! * 私の“名前表記”について、講師・著書・SNSでの愛称は、「アトオシとデザイン」。デザイン仕事・クライアントワークは、「アトオシ(永井弘人)」です。 * アトオシへ仕事依頼をご検討される方、ロゴデザイン・ブランディング事例を見たい方は、「Webサイト」をご覧いただけると幸いです。 --- ■ モットー、noteをはじめた理由 突然ですが、私