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宮崎県日南市のLocal Localにジョインしました

2018年にジョインし、約2年半携わらせていただいた、MAKOTOを9月末で退職させていただきました。

そして、10月から宮崎県日南市(!)のLocal Local株式会社というところで、新しく取締役として参画しています。

このnoteでは、MAKOTOでやってきたことを振り返ってみたり、Local Localで現在挑戦していること、これからやってみたいことを書いてみます。

多分長くなるので、お時間ある時にでも読んでいただけると幸いです。

MAKOTOでやってきたこと

MAKOTOは、東北を中心としたベンチャー支援の投資事業や、自治体と連携をした起業家育成・発掘事業等を行っています。

その中でも、自治体連携事業を主としたMAKOTO WILLに、2018年からジョインし、東北の各自治体の様々な起業家育成プロジェクトを担当させていただいておりました。

支援させていただいた起業家の事業も様々で、ゲストハウスや美容室、バー、飲食店や学習塾など、、、。多岐に渡る起業家の方々のリアルな課題に触れ、アプローチしていくというチャレンジができたことは、本当にありがたい経験でした。少しでも事業を前進させるサポートができたのであれば、これ以上ない喜びだと思います。

個人的に、昔からインターネットの世界が好きなこともあって、支援内容もWeb関連に寄ってしまっていたのですが、それがきっかけで社内でWeb関連のポジションを作ることにつながり、MAKOTO WILLの事業自体のWebマーケティングも担当させていただきました。

当時は、副業人材と地元企業をマッチングする事業を担当していたのですが、その東北地方でのWebマーケティングを担当し、組成したチームメンバー全員でかなり高い熱量で取り組んでいました。結果、様々なハードルが見え事業自体は撤退することとなりましたが、あの時のチーム全体のモメンタムのようなものは、これから仕事をする上での一つの指標となると思います。

MAKOTOに入ったきっかけ

順番が前後してしまいますが、そもそも僕がMAKOTOにジョインしたきっかけは、亡き祖父が立ち上げた小さな町工場の事業承継問題によるものでした。

当時関東の大学にいて、都内の企業からいくつか内定をいただいており、地元に帰るつもりなど1ミリもありませんでした。

しかし、祖父が他界した後に、町工場を誰が承継するんだ、という問題が湧き上がり、候補の一つとして、自分の名前が挙がっていたようなのです。

当時の自分の気持ちとしては、承継したくないわけではなかったのですが、社員の平均年齢は40超えで、創業者孫のというだけで新社長に抜擢された未来を想像すると、とても自分で背負えるプレッシャーではないなと感じていました。

ただ、どちらにせよ僕も小さい頃から馴染みのある会社だったので、なくなってほしくはないと思い、内定を辞退し、地元に帰ることとしました。結局、僕が承継する必要はなくなり、次の経営者にバトンタッチすることができ、現在も経営が続いています。

そして、帰省してから検索して見つけた企業がMAKOTOでした。自分の父親が地元の公務員ということもあり、地方創生という分野には関心が高い+ベンチャー企業に入りたい、と漠然と思っていたら、自然のMAKOTOに絞られていました。

Local Localへジョイン

そんなこんなで、約2年半続けたMAKOTOで、次のキャリアのことを少し考えているタイミングで、学生時代から付き合いのある、Local Local代表の石橋から声をかけていただきました。

もともとは、会社として何か一緒にやりたいね〜みたいなZoomの予定だったのですが、段々と自分のキャリアの話になり、気づいたら転職の話になっており、、みたいな感じで、かなりトントン拍子で転職することが決まっていきました。

Local Localは、簡単に説明すると、「事業承継に困っている地場産業を、自分たちで承継し、次世代に紡いでいく」会社です。

なので、最終的にはホールディングスのような企業体を志向しており、地域にはこだわらず、とにかく無くしてはいけない産業を承継し、雇用を生み出すことで、地域の伝統やストーリーを紡いでいくことが目的です。

自分が地方創生の分野に踏み出したきっかけも、亡き祖父の事業承継問題だったので、バックグラウンドとも一致し、今ではLocal Localとして信じる未来に全力でベットしています。

Local Localで挑戦していること

Local Localでは、宮崎県の日南市にある焼酎の小売店を事業承継させていただき、実際に店舗の運営を行っています。

その他、地元企業のDX支援を通して、地元でのリレーションを構築したり、焼酎の蔵元さんと新商品を開発してD2Cの新規事業を準備していたり、、様々です。

また、先日は事業承継課題の掘り起こしをするために、前職のMAKOTOとの業務提携を結びました。

リリース記事はこちら

日経新聞にも取り上げていただきました

このような形で前職と現職がつながるのは本当にありがたいですし、個人的にとてもエモい気持ちになります。


そして、21日から株式型クラウドファンディングに挑戦します。

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プロジェクトページはこちらになります。

今はまだ小さい会社ですが、これから全国の事業承継課題を解決していくために、とても重要な資金調達となるので、ぜひ応援いただけると本当に嬉しいです。

前職のMAKOTOの代表、竹井さんからも応援コメントをいただいております、、!本当に、ありがとうございます。

これから挑戦していきたいこと

Local Localは、まだまだ小さい会社です。

取り扱う課題は事業承継と、少し大きなことをやっているように聞こえてしまうかもしれませんが、本当に地道な信頼の積み重ねをしていく必要があると切に感じています。

地域の企業を承継して、歴史を引き継ぐということは、本当に大きな責任が伴います。それまでその企業が作り上げてきたブランドイメージや、従業員の方々、地域との関係性、本当にいろいろなものを文字とおり「承継」していく必要があります。

私達に承継したところで、ブランドイメージが崩れたり、地域との関係性が壊れるようではあってはならないですし、死守するラインは守りつつも、常に挑戦を続けていくような、そんな個人・会社でありたいと思っています。

東京のスタートアップのように、急成長・急拡大を目指すことはできないかもしれないですが、多くの企業が諦めてきたことを、単純に諦めないでやり続けることが、純粋に会社の成長につながると信じ、チャレンジしていきます。

個人としても会社としてもまだまだですが、ぜひ、応援いただけると嬉しいです!

※もっと詳しい事業内容は、株式型クラウドファンディングのページにも記載しておりますので、そちらをご参照いただけると良いかと思います!

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