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一人と独りの違いと彼女とセックスとの分岐点

今日は大切な夜だ
素敵な夜になるんだ
明日の方がもっとワクワクするんだけど

高校の時の友人が、僕には幸せなことに二人ばかりいる。本当はもっともっと話したい人がいることは確かなんだけど、多分今の僕がその人に近付いたら僕は壊れてしまうってのもわかるから近づかないけれども。
その二人の友人は大学生になってからも毎年必ず1回は旅行に行って遊ぶ本当に素敵で仲良しな二人だ。

そんな二人のうち一人が、婚約をした。もう来年には結婚式をするそうだ。二人で同棲を始めるために今は家探しをしているとのことで。

もう一人の方も、今年中にはプロポーズをするみたいで、二人とも自分なんかよりも先のステージに向かっているんだなあと思う。

音楽を、特にクリエイトという独り作業が好きなのに矛盾な話だが、元来僕は一人という環境にあまり耐えられなかったりする。そんな奴の元に結婚という話がちらついてきたのは、何も今に限った話ではない。先輩や、親戚の人、だんだんと結婚式にちらほらと呼ばれだしたのと同時に人生のパートナー探しがメインイベントのような年齢に来てしまった。

気がつけば三人称単数の意味ではない、世間一般的な"彼女"というヒトも、もう三年ほど僕にはいない。
僕は彼女を作るのが怖くなってしまったのだ。

口では、見かけでは「彼女が欲しい」と言ってアピールもする。女の子と遊びにも出かけたりする。しかも二人きりで、だ。基本的に大人数で群れるのがあまり好きではないからご飯も4人以下でしか行かない。

例えばご飯で、ある意味デートで、いいなと思う対象の女の子ができたとする。僕はこの子に好きという行動的アピールはできるけど、
「付き合ってください。」
とはいうことができない。
それは単純に以下のようなことがあげられる。

①責任が生じ始める。
いきなりひどいタイトルだけど、相手も同い年かプラスマイナス1,2歳ともなると、次付き合った人と結婚するのではないか?とも思い始めると思う。そう思うと確かに結婚というのも将来的には絶対にしたいことではあるのだが、今結婚することによる現状の打開やら転換ができにくくなることの方が怖くなってしまう。転職や引越し、その他諸々のことの方がまだ僕は納得できていないから。

②付き合うって何。
言うと引かれるかもしれない。僕は付き合ってない女の子と二人きりで、
 映画館にも行くし、
  夜景の綺麗なレストランにも行くし、
   なんだったらディズニーランドにも行く。てか行ったことがある。
そんな風に女の子と接して、じゃあ付き合いましょうってなった時に、セックス以外に何をするの?となってしまう。確かにセックスはしたいし、欲求はある。けれど付き合うってそういうものではないでしょうと。遊びに行ったり、一緒にご飯を食べて、幸せな時間を楽しみたいと思うのが僕の考え。その時に現状付き合っていなくてもできてしまっているのがよくないのかなと。なんかここまで遊んでしまうとセックスしたいから付き合ってくださいと言ってるの?と思われそうで怖いと言うのもある。付き合ってでも独占したいと思えるような女の子がまだ出会えていないっていうのがいけないのか?

③お金がかかる。
僕の趣味はお金がかかる。毎月貯金ができない程度にはガンガンとお金を使っている。前述のお金の話のように、ほぼ宵越しの金は持たない感じになってしまっている。それが不安にもつながってしまうのはアホらしいけど。


そうした時にデートするにも、遊びに出かけるにも、今の年では小学生の昔のようなお金を使わない遊びというのはなかなかできなくなってしまったと思う。お金を持っていない人が人と付き合うのに必要なお金を用意できるのだろうか、というケチ根性で全然遊べなくなっているのかな。

こう文字に起こすとなかなか僕はクズだということがわかった。宣言しよう。僕はクズだ。人一人幸せにできないクズだと。人を幸せにする以前に僕自身を幸せにできていないのがまずそもそも論としてダメだと思う。

友人には「そんな風に言ってるけど、実のところ誰よりも相手のことを考えて、そのせいで告白や付き合えないんじゃないの?もっと気楽に付き合えばいいじゃん。まだまだ遊べるはずだよ。」と言われた。この人は女の人である。女性にすら言われている時点でもしかしたら、僕は女性よりも結婚に対する意識が高いのかもしれない。それか単純に女性差別なのかもしれない。どちらにせよやっぱりダメ人間なのかもしれない。

いつも後手後手に回ってしまって、本当に付き合いたかった人とは付き合えないし、今一人という環境とも戦っている。楽しくない昼仕事をして、そのストレスでなかなかうまくいかない日々が続く。

打開しなくては。

打開しなくては。

まずは考え方から考え直さなくては。

#結婚 #仕事 #お金 #彼女 #一人 #遊び #音楽 #友達

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