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今日こんなものを食った182
東京は暑い日になった。
毎日最高気温が5℃くらい上がったり下がったりするから本当に参る。
南の海では今年初の台風が生まれたらしい。
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昼飯は昨日の「台湾まぜそば」の肉味噌を家人が残したので、それをガパオライスみたいにでっち上げた。ナンプラーなんかも加えてみたが効果は今ひとつ。
まあでも肉味噌だけで旨いから、これでいい。
さすがに日中は外に出る気にならず。
部屋でただひたすらパソコンと睨みあいであった。
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晩飯は家人が出かける代わりに娘が来るというので、結局2人分用意する。
名古屋名物「あんかけスパゲッティ」である。
あんかけスパゲッティの餡は実に手がかかっている。とある有名店のレシピを聞いたが、それこそ1週間くらいかけて作るらしい。
それくらい複雑な味わいなので、平日の夕方に思いつきでできる代物ではないのだ。
ただ、なんとなくそれに寄せようとしてみる。
色んなレシピを試したが、キーになるのはダシダとかビーフコンソメとかの動物性のだしだ。
ぼくが今夜作ったのは一見すると天津飯に見えなくもないが、これはポークピカタが乗せてある。
あんかけスパゲッティのデビューは大学のころにアルバイトの休憩に食いに行ったヨコイという店なのだが、社会人になってからは仕事場近くにあった喫茶店のランチにあったあんかけスパゲッティのポークピカタが気に入っていたのだ。
まだあるかな、とGoogleマップで探してみたが、残念ながら建物はあるものの店はなくなっていた。
そこの店のあんかけスパゲッティはソースがとんでもなく熱く、食うたびに上顎を持っていかれるのだが、他の店よりもちょっとピリリと辛く、太めの麺とも相まって大変に旨かった。
ネットを徘徊するとあんかけスパゲッティの色々なレシピを見かけるが、大事なことを省略しているレシピが多い。
それは麺を炒める工程だ。
あんかけスパゲッティの麺は茹で上げたら一度冷水で締めて、オリーブオイルを絡ませてしばらく休ませるのだ。
それで食べる直前にラードで麺をさっと炒める。
麺も温められるしソースにもよく絡むのだ。
ごちそうさん。
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