認知疲れ、してませんか?(身近なひとが認知症になられた方へ③)
身近なひとが認知症になられて、疲れているひとはいらっしゃいませんか?
その実、ぼくも普段、ここでカッコいいこと書きつつも、実際の認知症の母と関わり合いを持つと、なかなか自分の思うようにはいきません。
そして、そのトラブルの大体は、こちらがその相手を認知症であるということを忘れてしまっていることから起きます。
どっちが認知症だか、わかったものじゃありませんが、だから、認知症のひとが普通では忘れてしまわないようなことを忘れると、なんでそんなこと忘れるの?と、攻めてしまう。
そして、当たり前のごとく、その相手を攻めた自分を攻めてしまう結果となってしまうのです。
まさに、負の連鎖。
これで疲れてしまうんですね。
ここから抜けるにはどうしたらいいかというと、認知症のひとと、少し距離をおくことです。
まずは時代ではないですが、自分のしたいことを優先します。
そして、十分、自分を癒やした後に、認知症の方のお世話をします。
これができれば、恐らくはその大は解決するんじゃないかな?
認知症の方は、意識が薄弱になりますから、自らことを起こすことをあまりしなくなります。
しなくなるというよりも、実際は、病気によりできなくなっているんですね。
それをわかってあげないと、両方にとっての不幸となります。
彼女だって、なりたくて、そんな病気にはなってはいないのですから。
だからまずは、自分を十分愛してあげる。
で、その余力で、身近なひとの介護にあたる。
これでいいのです。
これで十分。
そのように十分に自分を充足してからではないと、ひとへの介護などできません。
だからどうか、認知症のひとやそれに対する自分の行為などで自分を攻めて認知疲れしている方は、迷わず、自分を大切にしてみてください。
と、自分に対して、いま、これを書いてます(苦笑)
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