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エイトレッド営業部門責任者に事業を伸ばす秘訣を聞いたら、 結局、「相手の立場に立って考える」が正解だった話(後編)


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青木さんからみた今のミッションの印象

noteチーム:

現在、青木さんは「人と人とのつながりを創り続ける」というミッションをどう捉えていらっしゃいますか?

青木さん:

「創り続ける」という部分から、一過的なつながりではなく継続し成長し続けるのが大事だと思っています。

多くのお客様、パートナー様と仕事をさせていただいているので様々なリクエストも頂きます。

そういった時には、頂いたリクエストを実行するかを判断するにあたっては、「人とのつながりが途切れないか」を重視しています。

「一過性のものにならず、継続できる取り組みか」、「他の関係者の方々にとってフェアかどうか」という意識で仕事に取り組むかどうかが重要だと思います。

noteチーム:

確かに、一方の方を優遇しすぎると他方の方に不利益を被ってしまう場合があるので、そのバランス調整は営業部門の独特の観点かもしれませんね。

ソフトクリエイト時代には「Speed&Change」というミッションがあったと思いますが、エイトレッドに所属が変わり、新しいミッションができたあとで意識が変わった部分はあるのでしょうか?

青木さん:

いや、そこまで大きく変わったという感覚はありません。Speed&Changeで語られていたことも、IT業界では特にお客様のニーズが時代とともにどんどん変わっていくのですが、そういった状況に対してのスタンスを打ち出したものだと考えています。

そういう意味では、目の前の状況に合わせてスピード感をもって変化をしていくことは、今のミッションにもつながるスタンスであると思います。

先程仰っていただいたバランスを取るということに通ずる部分がありますが、変化する中で一番大事なことはまずは自分達から「ギブ」をする姿勢だと思います。

会社の方針としても、まずは、パートナー様の利益を優先的に考えていこうという指針になっています。

そうした方針によって、短期的な関係性ではなく、中長期的な信頼関係が築けることが一番大事だなと。

noteチーム:

なかなかできることではないと思いますが、その方針もミッションがあるからこそなのかもしれませんね。

青木さん:

そうですね。こちらから歩み寄る姿勢で「ギブ」を続けていかなければ、信頼関係は上手く築くことが出来ないと思います

これからもパートナーさんとの関係性を維持し、付加価値を提供していきたいです。

自分自身がこのミッションを体現できたと感じる瞬間

noteチーム:

青木さんが仕事を通じてミッションを体現できたと思った瞬間はありますか?

青木さん:

やはりパートナー様に褒めて頂ける時が一番嬉しいですね。ミッションを体現できたのかなと感じられる瞬間です。

人間やはり褒められた時が一番嬉しいもので、「君からの商品を買って正解だった」「頼んでよかったよ!」と声をかけてもらった時に、自分の仕事の仕方が間違っていなかったんだと思います。

noteチーム:

そうしたお声をいただけるのは本当に嬉しいですよね!
ミッションを組織として体現するための秘訣や、根付いていると思う部分はありますか?

青木さん:

パートナー様との取り決め等の意思決定をする際には、上司や役員が1人で決定するのではなく、部門内で話合いをするという制度が特徴的だと思います。

この制度の意図は2点ありまして、グループで意思決定することにより、

・一人ひとりがミッションをより意識できる

という点と、

・特定の担当者のパートナー様だけを優先させたり、逆に不利益を被るような意思決定を避る

という点です。

ここは責任者1人が判断するとどうしても上手くいかないケースが出てきてしまうんですよね。制度化するのは難しかったのですが、社内でミッションを意識付けることと顧客とのお付合いを円滑に進めていくことができたので結果としては良かったと思います。


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noteチーム:

仕事は部門ごとに取り組んで、進めていらっしゃるのでしょうか?

青木さん:

基本は、パートナーさんごとに仕事は分けて取り組んでいます。プロダクトや事業ごとに取り組んでいるというわけではないですね。

また、営業やCSなどの役割で担当を分けるのではなく、営業部門全員がCSも担えるようにしていけるとよいなと思っています。

パートナー様との信頼関係より強固にするためには営業の観点だけでなくCSや開発の観点も持っておくことは、今後より必要になってくると思います。

noteチーム:

執行役員として「つながりを創り続ける」ために取り組んでいることはありますか?

青木さん:

市場の動向を見極めて他社の連携オプションを作ってコラボレーションをしてみる、パートナーさんのリクエストに積極的に応えるなど「周りとつながりを広げていく」という面を意識して企画や運営を行っています。 

最近は、社外の方々とのウェビナーの共催にも力を入れていて、より多くの方々にエイトレッドの製品について知ってもらい、理解を深めてもらえるような動きを心がけています。

自社で完結させずに市場とどのようにつながりを持っていくのかは常に意識していますね。

ミッションに近づくためにエイトレッドの各メンバーに持ってほしい姿勢

noteチーム:

ここまでは、青木さんご自身の仕事とミッション中心にお話をお伺いさせていただきましたが、今度はエイトレッドのメンバーに持ってほしい姿勢や考え方についてお聞かせください。

青木さん:

私は、「サラリーマンではなく、ビジネスマンになってほしい」と話すようにしていますね。

自分が考えるサラリーマンとは、「会社から与えられた仕事だけをこなしていく人」というイメージで、ビジネスマンとは「自分で仕事を考えて生み出し事業貢献を行い、企業成長を本気で考えられる人」というイメージです。

エイトレッドのメンバーにはミッションの体現、仕事の成功のために自分が何ができるかを考え、提案できるビジネスマンになってほしいなと思います。
  
そのために、新卒1年目の社員含め営業全員と1on1をおこなっているのですが、「何をしたい?」と尋ねメンバー自身の意思を聞いて、自分自身で考えて行動できるような働きかけをしています。
 
noteチーム:

なるほど、社会人として経験がなくても、自分の意志を持って取り組むことを重要視しているのですね

青木さん: 

そうですね。エイトレッドでの仕事の面白さはやりたいと意欲がある方なら、新卒1年目でも活躍ができるところです。なので、誰でもチャレンジできる環境でやりがいと責任を実感してほしいです。
 
勿論、「チャレンジ」といえば聞こえはいいですが、反対に「一本橋の上で歩く」というプレッシャーもあると思います。

ですが、私はメンバーのチャレンジについては全力で応援し、責任は上司である自分がとるというスタンスでやっております。私も新卒時代、色々なことをチャレンジさせていただきました。いくつか赤字を出すなど失敗もしています。(笑)

そのときにも私の上司がフォローしてくれたり責任を取ってくれたことで、自分自身仕事にやりがいを感じさせていただいたという実感があります。

なので、「勝手にやれ」という投げやりな方針ではなく、チャレンジに対する失敗は自分を含め先輩社員がフォローしたり、責任面をカバーしたりしてもらえるので、特に若手メンバーにはのびのびと仕事に取り組んでほしいです

noteチーム:

心強いメッセージをいただき、ありがとうございます!
頂いたメッセージを無駄にしないように、社内でも広げていければと思います!
本日はお忙しい中、ありがとうござました!

青木さん: 

こちらこそ、ありがとうございました。


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