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資格取得などの目標達成を支援!みんなで頑張る「頑張るコミュニティ」を社内で作ってみた話

組織デザインチームの堀田です。

突然ですが、みなさんにはこんなお悩みはありませんか?

「資格の勉強が捗らない……」
「健康のために運動したいけど三日坊主で終わってしまう……」

私はありました。

昔から物事をコツコツ継続するのが苦手で、試験勉強も直前になってあわてて詰め込むタイプでした。
学生のときの試験であればどれだけ怠けていても試験日はやってくるので、最終的にやらざるを得なかったですが、社会人になってからの自主的な勉強は先延ばしにしようと思えばいくらでも先延ばしできてしまいます。

ということは、やる人とやらない人の差はより一層つきやすくなります。

とはいえ、おそらく一人で自律的に努力できる人は本当に一握りで、大半の人は私と同じようについつい自分に甘えてしまうことがあるのではないかと思います。
では、それでも頑張りたい!もっと成長したい!と言う人が頑張るにはどうすればいいでしょうか?いろいろな方法があると思いますが、今回は「一人ではなくみんなで頑張る」ためのコミュニティを作ってみました。

みんなで頑張る「頑張るコミュニティ」

「コミュニティ」と言ってもそんな大したものではなく、Slackチャンネルを一つ立ち上げたというお話です。
簡単に言うと、目標に向かって日々進捗を報告し、お互いに刺激し合って頑張ろう!というものです。
毎日ノルマを課したりすると参加のハードルが上がってしまうので、そういったことはせず、気軽に参加できるようにしました。もちろんこのSlackチャンネルへの参加自体も自由です。

設立時に定めたルールは3つだけです。

ルール①みんなに目標を宣言しよう

参加した人はまず自分の目標を宣言してもらいます。
目標は、「資格の勉強」や「読書」など業務に関係のあることはもちろん、直接的には業務に関係ない「ダイエット」でも「早起き」でもなんでもOKとしています。
これは単純に間口を広げることで少しでも多くの人が参加して盛り上がってくれたらいいなという想いが一つ。
もう一つは、自分で目標を設定し、その達成に向けて努力するという体験は、目標の種類に関わらず人を成長させるものだと思っているからです。

このように目標を宣言することは、心理学用語で「宣言効果」と言って、「自分の目標を他人に宣言することで、その目標が達成しやすくなる」と言われています。

ルール②日々、進捗を報告しよう

目標を宣言したら、日々進捗を報告していきます。
「昨日は試験の過去問を○問解きました!」「○分ウォーキングしました!」みたいな感じです。

実際の様子がこちら

あくまでこのコミュニティはみんなで刺激し合って各々頑張ろうというコンセプトなので、やっていなかったら叱られる!ということもありません。
ただ、「みんな頑張ってるから自分も頑張らないと!」と自分で自分に発破をかけてみんな頑張っています。

ルール③みんなの報告に対して積極的にリアクションしよう

Slackでは絵文字を使ってリアクションできるので、進捗報告に対して積極的にリアクションするようにしています。
せっかく頑張ってもリアクションが無いとやっぱり悲しいので、「ナイス頑張り!」という専用絵文字も作ってみんなで励まし合っています。

ポイントは頑張りのハードルを下げること

というわけでこんなコミュニティを始めてみたのですが、おそらく真面目な人ほど「今日はちょっとしかできなかったから報告するの恥ずかしい……」という心理が働くことは始める前からなんとなく予想がついていました。
なので、参加する人には「とにかく頑張りのハードルを下げることを意識しましょう!」と伝えました。

ハードルを下げるというのは自分に対してもそうですが、どちらかと言うと他人に対してです。
誰かが「今日はテキストを1ページだけ読みました!」「10分ウォーキングしました!」など「ほんのちょっとだけ頑張った」という報告をすればみんなが小さな積み重ねをしやすい空気になりますし、逆に誰かが「今日はテキスト1ページしか進められなかったから報告は控えよう…」と思ってしまうと「今日はすごく頑張った」という日しか報告しづらい空気になっていきます。

長期的な成長のためには傾き0.1でもいいから常に右肩上がりの状態でいることが大切だと私は考えているので、頑張りのハードルを下げることでそんな環境が作れたらいいなと思っています。

……と、これを書きながら「自分は主催者なんだから人一倍頑張らないと……」と気負っていた自分に気づきました。私が率先してハードルを下げていかないといけないですね。

目指すは他人に優しく自分に厳しい環境

以前の記事でも社風としてご紹介したように、アトラスには親切な人、つまり「他人に優しい」人が多いです。もちろん良くないことがあれば指摘したり、アドバイスしたりして成長をサポートする文化はありますが、スパルタ方式でビシビシ!という雰囲気ではありません。
私はそんなアトラスが好きですが、他人に優しいということは、捉え方によっては「周りが勝手に成長させてくれる環境ではない」ということでもあります。

そのような環境で成長するためには、時には自分で自分に鞭を打つことや、常に工夫することが求められます。
それができるかどうかが「他人にも自分にも優しい」環境になるのか「他人に優しく自分に厳しい」環境になるのかの分かれ目になります。
簡単なことではありませんが、個人的には後者のような環境を目指したいので、この「頑張るコミュニティ」がその一助になれたらいいなと思っています!

さいごに

今回は少し違うテイストの記事をお届けしましたが、実は今回の取り組みは組織デザインチームとしてではなく、一個人として挑戦したものです。

まだスタートから3ヶ月ほどの取り組みですが、何より自分自身が「このコミュニティがあるおかげで頑張れた」ということが多く、始めて良かったと思っています!
こういった取り組みは維持が難しいのも事実なので、今後どうなっていくかは分かりませんが、「やらなければよかった」ということはないと確信しています。
アトラスではちょっとした思いつきから新しいことに挑戦させてもらえることも多いので、企画や取り組みを考えるのが好きな私にはとても楽しい環境です。

さて、2022年内の更新はこれで最後になります。
来年もどんどん更新していく所存ですので、引き続きよろしくお願いします!
それではみなさま、良いお年をお迎えください。

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