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アトラス、noteはじめました。まずは事業や社風についてご紹介!

はじめまして!株式会社アトラス 組織デザインチームの堀田です。
note初投稿です!

これからこのnoteでは、会社のこと、組織デザインチームの活動のこと、アトラスのブランド活動のことなどを発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします!

とはいえ、まずは弊社アトラスについて紹介しておかないと何の話もできないなと思いましたので、今回の記事では私たちの事業・理念そして社風について紹介したいと思います。
アトラスがどんな想いを持って、どんな仕事をしていて、どんな雰囲気の会社なのかということを知っていただけると嬉しいです。
ちなみに、よく間違えられますが、同名のゲーム会社様とは一切関係ありませんのでお間違い無きよう……。

また、組織デザインチームって何?という声が聞こえてきそうですが、それについては次回ご紹介しますので、今日のところはお気になさらず……(笑)
2022/11/22追記 組織デザインチームの紹介記事を公開しました!


アトラスの事業とビジョンについて

私たちは学会などの学術団体に向けて独自のITサービスを提供している「学術×IT」の会社です。

従業員は70名ほどで、オフィスは東京都港区にありますが、テレワークメインで働いているので、出社は多い人でも週1~2回、少ない人だと月1回以下という働き方です。

「学術」なんて聞くと難しそう……と思う方も多いかもしれませんが、アトラスの場合は研究に使うデータ解析ツール、とか複雑な実験装置、とかを提供しているわけではないので、そんなに身構えなくても大丈夫です!
我々が目指しているのは「研究者が研究に専念できる世界へ」というビジョンにもあるとおり、アトラスのサービスを使うことで研究者のみなさんの研究以外の業務の負担を軽減し、それによって本業である研究活動に専念できる世界です。

研究以外の業務って?

では研究者にとっての研究以外の業務とは何かというと、これはもう非常に多岐にわたります。
例えばイメージしやすいところで言うと、大学の教員をされている研究者の方であれば、授業や試験の準備なども研究以外の業務にあたります!

しかし、これらの業務全てをカバーするのはなかなか難しいため、アトラスでは「学会活動」に付随する事務作業の負担を軽減できるサービスを幅広く提供しています。

学会活動とは具体的に何かというと、ジャーナルの発行、学術大会の開催、会員管理、などです(もちろん他にもいろいろあります)。
これらの活動自体は学術研究の発展に欠かせない重要な活動ですが、付随する事務作業があまりに多く、研究者の負担になっているという問題があります。

それぞれの活動について少し具体的に紹介します。

  • ジャーナルの発行:ジャーナルと呼ばれる論文雑誌を発行する業務です。具体的には研究者からの論文の投稿受付や、「査読」と呼ばれる論文の内容の審査、ジャーナルとして発行できる形に編集していく作業などがあります。

  • 学術大会の開催:研究者が一堂に会し、研究発表を行うイベントの企画・運営です。具体的には、発表希望者からの発表申込の受付や、参加費徴収、当日の会場運営業務などがあります。

  • 会員管理:学会に所属する会員の管理です。具体的には会員名簿管理、年会費等の請求管理、会員向けの一斉連絡・郵送作業などがあります。

研究者の負担になっている事務作業というのがなんとなく想像できますでしょうか?
これらの事務作業に対して、なるべく手間がかからないようにITの力でサポートするのが私たちアトラスの役目になります。

アトラスが提供しているサービス

もう少し具体的にアトラスのサービスを見ていきたいと思います!
先ほど、学会活動として代表的な「ジャーナルの発行」「学術大会の開催」「会員管理」という3つを挙げましたが、アトラスではそれぞれに対応したサービスを提供しています。

各学会活動に対応したアトラスのサービスを表した図

今回はそのうち「学術大会の開催」向けのサービス『Confit(コンフィット)』を例にとってアトラスのサービスを説明したいと思います!

学会の規模にもよりますが、学術大会というのは数日間の開催期間中に数百~数千の発表が行なわれる、学会の一大イベントです。

学術大会の講演会場のイメージ。
これはかなり大きな会場の例で、実際には小さな教室などで行なわれる発表も多いです。
出典:Confitスタッフブログ

当然ですが、発表は発表者が好きな場所で、好きなタイミングで行ってよいわけではなく、運営側が決めたプログラムに沿って進めていきます。上記の写真の例で言えば「この先生の講演は多くの人が聞きに来るだろうから大きな会場を割り当てよう」などと考えて決めているわけですね。

このようにプログラムを決める作業を「プログラム編成」といいますが、プログラム編成に苦労している学会は非常に多いです。数百~数千もの発表の時間と場所を一つ一つ決めないといけないのですからそれは大変ですよね。

近い分野の発表はなるべく連続するようにしたり、1人で複数発表する場合は同じ時間帯に被らないようにしたりと考慮することが多く、最後まで組み終わったと思ったらミスが見つかってやりなおし……なんていうのもよく聞く話です。

そんなお悩みを抱えている学会に私たちはConfitをおすすめしています。Confitの機能の一つであるプログラム編成システムには、分野ごとの絞り込み機能や重複チェック機能があり、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能なため、プログラム編成の手間を大幅に削減できます!

実際のConfitのプログラム編成画面

プログラムを決める主催者側の先生は「どうやったら盛り上がるかな」「議論が促進されるかな」といったことを考えながらプログラム編成を実施します。これは主催者である先生の腕の見せ所で、"手間を惜しまない部分"、"研究者の本業" と言えます。
一方で、同じ発表者が同じ時間に別会場で割り当てられているかどうかのチェックは“手間でしかない部分”と言えます。"手間でしかない部分"を極力なくし、前者のような研究者でないとできない活動に専念してもらうためにConfitがあるというわけです!

……と、営業っぽくなってしまいましたが、こんなふうに手間のかかる作業やアナログ作業をITの力で楽にするのが私たちアトラスのサービスです!

課題と展望

コロナ禍で学会業務のオンライン化が急速に推進された背景もあり、おかげさまでアトラスのサービスは右肩上がりに成長しています。

が、一方で様々な課題もあります。

パッケージサービスのため、各学会特有の運用方法には対応できない場合があったり、それに少しでも対応できるように機能を増やした結果、システムが複雑になってしまったり……。
他にもいろいろ課題はありますが、その中でも今後重点的に取り組んでいきたいのが、サービス間の連携強化です。

現在、Confit、SMOOSY、Editorial Managerなどのサービスは、一部連携している部分もあるものの、基本的にはそれぞれ独立したサービスとなっています。
例えば、ユーザーのアカウントもそれぞれ別々に作成する必要があるため、複数のアトラスサービスを導入していてもあまりその恩恵を得ることはできません。

今後はそれらのサービスのシステム間連携を強化し、複数のサービスを導入していただくことでより便利になる!という状態を目指していきたいと考えています。
そのためには開発、セールス、サポートが一丸となってサービスの改善に取り組んでいく必要があり、今までとは違った視点での取り組みも求められることになります。

……どうですか?ワクワクしませんか?
採用面接などでもこのあたりのお話をよくさせていただくのですが、話している自分が一番ワクワクしているかもしれません(笑)
サービス連携強化が実現すれば、今より何倍も研究者のみなさんのお役に立つことができ、ビジョンの実現にさらに一歩近づくと考えています!

アトラスの社風

ここまでアトラスの事業についてお伝えしてきましたが、社風についてもお伝えできればと思います。

「学術」という少しとっつきづらいイメージのある事業を展開しているので、堅苦しい雰囲気を想像する方もいるかもしれませんが、そんなことは全くないのでご安心(?)ください!
堅苦しいほうが好きだという方がいたらあまりおすすめしないぐらいには、くだけた雰囲気の会社かと思います(笑)

さて、実は以前、社内でこんなアンケートを取りました。

「アトラスの良いと思うところ・好きなところはどんなところですか?」

このアンケートで多く寄せられた回答こそがアトラスの社風を表しているはず!ということで、今回はこのアンケートの回答を一部抜粋する形でアトラスの社風をお伝えできればと思います。

チームプレイ/助け合いの文化がある

  • 「誰かが困っていたりタスクが山積みになっているとき助け合う風土がある」

  • 「仲間想いであったかい人が多いなと本当に思います。困ったとき誰かしら助けてくれて、自分も誰かにそうしてあげたいと思えるのでそういった良い循環ができているのかと思います。」

  • 「人依存ではなくチームとして仕事をしようとするところ」

⇒中途で入ってきたメンバーからは結構驚かれることが多い部分です。アトラスは個人ではなくチームで仕事を進める意識が強いので、人とコミュニケーションを取って連携しながら成果を出したい人には適した環境と言える一方で、1人で黙々と進めていきたい人や、個々人で競い合って成果を出したい人にはあまり合っていないと言えるかもしれません。

フラットな関係性/意見が言いやすい

  • 「フラットであまり上下関係がないように感じます。意見も自由に言えて、良い意見は取り入れられることが多いなと感じます。」

  • 「年齢、年数関係なく、自由に意見を言えているところが良い。」

  • 「役職呼びしないところ。それによっていい意味で距離が近く感じて仕事、相談、雑談もしやすい気がします。」

  • 「管理職から一般職まで平等。威張った上司がいない、誰が上司なのかはたから見て分からないような雰囲気が良い。」

⇒ITの会社では珍しくないかもしれないですが、アトラスでは社長も含めて「さん」付けで呼び合っています。私も今となっては当たり前ですが、入社した頃は少し驚きました!しかし、それによってフラットな関係性ができているのかなーと感じます。

また、個人的な印象ですが、アトラスは管理職や社歴の長いベテランメンバーであっても自分の主張を押し通そうとするのではなく、全員が納得できる結論を導こうという姿勢が強いので、会社全体としてこのような雰囲気が醸成されているのかなと思います!

変化に柔軟/挑戦しやすい環境

  • 「状況にもよるが割とやりたいことをやらせてくれる」

  • 「昔に縛られてなく、常に進化しているところ」

  • 「新しいツールもどんどん取り入れて良いものをより早く取り入れようという意識が強いと感じます。」

⇒「フラットな関係性/意見が言いやすい」という意見とも通ずるところがありそうですが、アトラスはとにかく柔軟で変化が速い会社です。

個人的にはコロナが蔓延し始めた頃、緊急事態宣言が出るよりもずいぶん早いタイミングで全社的にテレワークに移行したことが印象的です。

もちろん会社の大きな決定だけでなく日々の業務レベルでも「こんなことやってみたい」という良いアイデアがあれば挑戦させてくれることが多いので、自分で考えて会社や事業に貢献していきたいという意欲がある方にはとても良い環境かと思っています!

和やか/親切な人が多い

  • 「いい意味でギラギラしていない。落ち着く雰囲気。」

  • 「優しい!」

  • 「会社の雰囲気は本当に穏やかで平和なところが好きです。でも、一人ひとりがしっかりと責任感を持って仕事に取り組んでいて、それぞれプライドを持って仕事をしている感じもとても好きです。」

  • 「目をみて、手を止めて真剣に話を聞いてくれるところ。」

  • 「攻撃的なところがなく、穏やかな人が多いところ」

  • 「「聞きたいけどこんなこと聞いていいのかな」がほとんどなく、相談できる雰囲気」

⇒こんなことを書くのもなんだか照れますが、穏やかで優しい人が多い会社です。人を怒鳴ったり、ネチネチ詰ったりする人など見たことがないです。
他人に対して優しい人が多い分、自分に対して甘い人はお尻を叩いてくれる人がいなくて大変かもしれません(笑)。

また、最初の回答にある「いい意味でギラギラしていない。落ち着く雰囲気」というのは非常に的を得ているなと思いました。
はじめに書いたとおりアトラスは「堅苦しくなくてくだけた会社」ではあるものの、いわゆる「パリピ」的なノリではなく、和やかで落ち着いた雰囲気が特徴的なところではないかと思います!

悪い人がいない・良識がある

  • 「当たり前のことが当たり前にできる。挨拶や報連相など」

  • 「理不尽さがない。真っ当な意見を頭ごなしに否定されることは絶対にない。」

  • 「心が汚い人がいない、本当にみんな優しい。」

  • 「嫌な人、他人を蹴落としたり足を引っ張ろうとするような人がいない。」

⇒これはもう…説明しようがありません(笑)
まず、「うちの会社は悪い人や非常識な人が多いです」という会社はないでしょうからね(笑)

ただ、これは決して少数票ではなく、比較的多くのメンバーが同じように思っているということは書いておきたいと思います!自社のことながらとても素敵なことだなと感じます。
私自身、アトラスの人間関係はストレスが皆無なので、とても居心地よく働かせてもらっています。

おわりに

アトラスが事業を展開する「学術」という領域は、一見普段の生活からは遠い世界のように感じますが、PCやスマホなどの製品、電気・ガスなどの社会インフラ、そして医学や心理学など、私たちの生活に必要なものはすべて学術研究の発展によって成り立っています。

研究者が研究に専念できる世界を作ることは、ただ学術研究の発展に貢献できるだけでなく、巡り巡って自分たちの生活を豊かにすることにもつながります。
私たちはそのことに大きなやりがいを感じており、日々より良いサービスを提供できるように業務に取り組んでいます。

このnoteではそんなアトラスの組織づくりやブランディングについて書いていきます。
実は私が所属している組織デザインチームは今年の4月に発足した新しいチームで、アトラスをお客様にとっても従業員にとってももっと素敵な会社にするために走り出したばかり。これから様々なことに取り組んでいく予定ですので、見守っていただけると嬉しいです!

カジュアル面談、やってます!

「もっとアトラスについて知りたい」「実際に社員と話してみたい」という方のために、カジュアル面談申し込みフォームを作成しました!

https://forms.gle/zm5Pc81KB2j2mEEn6

就職・転職活動中の方はもちろん、それ以外にもアトラスについて話を聞いてみたいという方ならどなたでも大歓迎です!

例:
・就職・転職を考えていて、アトラスに興味を持ってくださった方
・転職は考えていないが、他の会社の話を聞いて今後のキャリアの参考にしたい方
・人事・採用・広報・ブランディング等の仕事をしていて意見交換したい方
など
※ただし、人材サービス等の営業はお断りしておりますので、何卒ご了承ください。

面談は組織デザインチームの堀田が担当いたします!

具体的に聞きたいことや話したいことがイメージできていなくても大丈夫です。お気軽にお申し込みください!


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