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「みんなでつくるホテル」7月度イベントレポート

「みんなでつくるホテル」をコンセプトにした、「Hotel and Spa Gift Takayama」

7月13日に高山市の施設「村半」で19時から7月度のイベント「みんなでつくる!ディープな飛騨高山ツアー考案会議!!」を実施いたしました。

地域の皆さんに沢山お越しいただき、非常に盛り上がった今回のイベントをレポートしたいと思います。

■現状報告・ミニ講演会

今回初めて私達の取り組みについて聞く方も何人かお見えになりましたので、私達がホテルを作るにあたってなぜこんなことをしているのか?を知ってもらうために、コンセプトなどの説明を行いました。

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私達がこのHotel and Spa Gift Takayamaでやりたいこととして、当初からなぜこんなコンセプトで、現地でイベントを行ったり、進捗を公開しているのかを説明しました。

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これは3月以降使っているコンセプトシートになります。

まずは、「ホテルができるまで」をなるべく沢山の人と一緒に作っていこうということで、ホテルができていく過程も含めて公開しながら進めていくこととしました。僕自身がホテルができていく過程がほとんどわからない中で、沢山の人と共有することで僕たちの「共犯者」が沢山生まれることを期待してのことです。

そして、「ホテルができたあと」も、お客様と地元の人たちとスタッフが一緒になって「1泊の体験をつくる」ことができたら、それはホテルの枠組みから少し外れた素晴らしいものになるのではないかと思っています。

最終的に僕たちが沢山の人に見ていただくことをしているのは、大きな理由があります。

どうしたって、僕らは外から高山に入っていく「外様」です。どんなに魅力的なホテルを作っても、既存のホテルに対して、「決められたパイを取り合う」関係になります。

これはどこまで行っても、この要素は絶対にあります。

しかし、少しでもこの影響を小さくできないか?と考えました。

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全部が全部できるなんて夢物語はもっていません。

でも、「僕たちの活動」や「僕たちのホテル」を通じて「高山」という場所に興味を持っていただき、それがたった一人だったとしても「Gift Takayamaに泊まるために高山に行こう!」と思ってくれる人が出てきたらそれで価値のあることだと思っています。

一般的には「高山に旅行に行こう」と決め手から楽天トラベルやじゃらんなどで宿泊先を決めます。そうではなくて、「Gift Takayama」に泊まることがまず目的になって、それがあるのが「高山」だから行くと「目的」と「結果」を逆にしたいと思いました。

そういったコンセプトについて、説明させていただきました。

■7月イベントのメインイベント。グループワーク。

10数名の参加者が二チームに分かれていただきました。

その中で1時間位かけて、こんなことを話し合ってもらいました。

1.ディープな飛騨高山の魅力~飲食店編~
2.ディープな飛騨高山の魅力~景色・スポット編~
3.ディープな飛騨高山、一泊二日ツアー

まず最初にブレストで自分の好きな飲食店や観光客に来て欲しい飲食店などをどんどんふせんに書き出していってもらいます。

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この時点で、皆さん、本当に楽しそうで「え、その店知らない!」とか「あそこ、美味しいよね!」といった感想がバンバン出てきます。僕自身も聞いてるだけで、「よし。次回の出張時にはここに行こう。」と心のメモにバンバカ追加されていきます。

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ある程度時間が立った所で今度は「景色・スポット」になります。自分が行って楽しかった所、まだ行ってないけど評判の所、いろいろな場所が出てきます。

■プレゼンタイム!

これらの付箋を使って、オリジナルの1泊2日のツアーを模造紙に書いていただいてプレゼンをしてもらいました。

正直、「どこまで盛り上がるかな…」と少し不安もあったのですが、二チームがそれぞれ、きちんと「どういった人にこのプランで高山を楽しんでもらいたいか」というペルソナまで想定されており、たった一時間で作ったツアープランでしたが、めちゃくちゃクオリティの高いものになりました。

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正直、「それほんとにできる!?」というプランもありましたが、高山に住んでいるみなさんが、「どんなプランだったら、私達の大好きな高山を、もっと好きになってもらえるか」という気持ちが溢れまくった、すごいプレゼンになりました。

プレゼンタイムには、現地に来られなかった人たちをZoomで繋いで、その人達に向けてプレゼンしていただくという形式にして、地域外の人たちにも楽しんでもらうようにしました。

Zoomの向こう側の人たちも色々と質問していただき、興味を持ってもらえるいいプレゼンになりました。

■まとめ

現地では、ロゴの最終の投票結果を公表いたしました。

現時点で権利関係で問題ないかの確認中となるため、まだ公表はできませんが、近いうちにこの場でも公表したいと思います。

とにかく、高山に来てイベントを数度重ねるうちに、感じていることがあります。

それは地域の人がとにかく高山を愛していること。

僕はもともと、本籍は高山にありましたが、愛知県名古屋市生まれで名古屋のことを大好きです。(もちろん高山も大好きです。)

でも、この高山の人達の「地元愛」「熱」は名古屋に対して僕はもっているだろうか?と考えるようになりました。

イベントを通じて、高山の人たちとコミュニケーションを取らさせていただいているうちに、この「熱」を自分も取り込んでいっているように感じています。


今回、青森の料飲チームの主任にも高山に来てもらって参加してもらいました。彼曰く、「高山大好きになりました。転勤していいですか(笑)」

この一言が出てきたのは紛れもなく、彼が高山に住む皆さんの「熱」にやられたからです。

そして僕もその一人です。



是非、「Gift Takayama」の動きをいち早く知ってもらうために各種SNSのフォローをお願い致します!!

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【ホテル概要】
2023年春に岐阜県高山市にてオープン予定(駅徒歩5分)
構造:鉄骨造 地上9階建
延床面積:3540.18㎡
客室数:ダブル8室・各種ツイン88室・スイート/ジュニアスイート6室 合計102室
特徴:最上階には温泉大浴場。露天風呂に加え、サウナーも納得の本格的なサウナと水風呂も完備。1階のラウンジで提供される朝食は、地域の特色を取り入れた本格的なものをご用意。
高山駅徒歩5分の立地にできる新しいコンセプトのホテル。

【コンセプト】
みんなでつくるホテル。
お客様と地元の人とスタッフ、全員で「1泊」の体験を一緒につくる。
スタッフが一方的にサービスする関係性ではなく、お互いに関係性を提供し合うことで、「宿泊」を「体験」に。
ホテルのスタッフはもちろん、お客様にも地元の人にもそれぞれ「役割」があり、ホテル全体でまるでひとつの物語のような「体験」を感じられるホテル。

【みんなでつくるをみんなでシェア】
ネーミング・ロゴ・館内着のデザイン・内装・サービスなど一つのホテルを作るためにはたくさん決めることがあります。なるべくたくさんの「つくる」を公開・シェアし、決める工程・作る工程をたくさんの方に見ていただきながら、ホテルを作っていきたいと思っています。まるで自分たちが一緒にホテルを作っているかのような感覚を持っていただける発信をしていきます。







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