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日野たび回顧録

ひょんなことから日野の新選組のふるさと歴史館に「信秀摺上の近藤勇所用と伝わる鉄扇がある」との情報を聞き、いてもたってもいられず! 行って参りました、日野。 ・日野八坂神社 JR中央線日野駅から間もなくのところにある日野総鎮守。 主祭神は素盞鳴尊(スサノオノミコト) 端午の節句が近いので、鯉幟が掲げられていた。 毎度ながら御朱印帳を忘れ、端午の節句の書置きを戴いた。 ・新選組のふるさと歴史館 私にとって、本日のメインイベント。 ありました、『鉄扇(伝近藤勇所用)』!!(当館

    • みなもときよまろの新規回想感想

      待ちに待った清麿の新規回想!! 正直、想定していたものと大幅に違う状況が判明したので、覚書きする。 回想前に想定していたこと ● 源清麿は水心子正秀と比べて史実に根差したデザインである ・「納得出来ないことはすべきじゃない」「酒を飲んで騒いでいる姿を見ると心配になってしまう」「この出来じゃあだめだね/納得できる出来じゃない(刀装失敗3,4回目)」などから、刀工源清麿成分を多量に含んでいる ・逆に回想74『新々刀の系譜』や回想137『新々刀の推し事』で史実や著書と矛盾する言動

      • 2023年度現代刀職展-今に伝わるいにしえの技-にいってきた

        いってきました! そもそも現代刀職展とは? はじめて見に行くので調べてみました。つまり「年一のコンクールの入賞作品をドドッとご紹介します」の会ということですね。 ここに並べられること自体が栄誉なことと拝察します。 会期は前期と後期の2期に分かれており、途中展示替えあり。 ここでは、私の独断と偏見による、「私が好きだった作品」をいくつか掲載します。会場いっぱいに力作の並ぶ力強い展示内容ですので、お時間のある人はぜひ足を運んでください。 特別大きなトロフィーを隣にならべて

        • 上田市立美術館に行ってきた

          行ってきました! 上田市立美術館/上田市立博物館合同企画展「甲冑と刀剣」展でございます。 それぞれ上田駅から徒歩約10-15分の好立地。 ただ夏なので直射日光食らうと結構きついです。帽子や日傘はお忘れなく。 ※こちらのノートは題名通り美術館に焦点をあてたものです。  また、鑑賞についてはドのつく素人が書いています。悪しからず。 サントミューゼ 上田市立美術館「甲冑と刀剣」 チケットは入口左手のアートミュージアムで購入。 アートミュージアムはこじんまりとした雰囲気ですが、

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          刀剣博物館展覧会に行ってきた

          展覧会の紹介 日本刀 記録の系譜 ―記録の歴史と記録されたモノたち― 明日までの展示物があるとのことなので急遽行ってきました。 前期:~7月2日 後期:~7月30日 ※この他にも6月25日までの展示物があったようですが省略します。 !注意! これは刀剣鑑賞に関してドの付く素人が「あ~~~よかったな~~~」と言いながら備忘録として書いてます。個人の好みがもりもりです。掲載内容は展示の一部です。ぜひ自分の目で確認をお願いします。 また、館内はご厚意により一部を除き撮影可で

          刀剣博物館展覧会に行ってきた

          天保江戸特命調査を紐解く試み

          はじめに この記事は源清麿を最推しとする一人の素人が、中でも虚無と名高い天保江戸特命調査に何らかの意味を見出そうとした試みの記録です。 水心子正秀や蜂須賀虎徹については、残念ながら解像度が足りていないという自覚がございます。至らぬ点多々あるかと思いますが、暖かい目で見守っていただけましたら幸いです。 2023/3/8 2版 余談 水心子正秀に追記しました。 それに伴い、「余談 水心子正秀→水心子正秀」へ変更しました。 天保江戸特命調査概要 <物語の流れ> 入電 合流

          天保江戸特命調査を紐解く試み

          陸奥守吉行、修行の手紙の「間違い」についての所感

          はじめに。 これは個人的に喚き散らしていたら思いの外たくさんの方が注目してくださりいつの間にかいくつかの可能性を提示されるまでの動きです。これはどちらかというと時系列まとめになりますので、冗長な部分が大いにあります。 種々のツイートを引用していますが、どうぞご容赦ください。 削除依頼等ありましたら速やかに対応します。 2023/2/26 2版 たくさんの反応ありがとうございました。 これは個人的な解釈・与太等を多分に含んでおり、所謂「解答」を示すものではありません。いただ

          陸奥守吉行、修行の手紙の「間違い」についての所感