2023年度現代刀職展-今に伝わるいにしえの技-にいってきた
いってきました!
そもそも現代刀職展とは?
はじめて見に行くので調べてみました。つまり「年一のコンクールの入賞作品をドドッとご紹介します」の会ということですね。
ここに並べられること自体が栄誉なことと拝察します。
会期は前期と後期の2期に分かれており、途中展示替えあり。
ここでは、私の独断と偏見による、「私が好きだった作品」をいくつか掲載します。会場いっぱいに力作の並ぶ力強い展示内容ですので、お時間のある人はぜひ足を運んでください。
特別大きなトロフィーを隣にならべて堂々と鎮座してました。
品の良い躍動感というか、静かなのに見てて飽きない感じ。
本歌は見たことないけど紛うことなき山鳥毛写し。
山鳥毛だ!という声も聞こえました。
遠目から見てもゴリゴリの地肌が印象的。
対して映りを意識して砥ぎを抑えたというものもありました。
まず作刀部門以外にも無鑑査があったということを初めて知りました。
奥が深すぎて私程度の者にはこれがどういう技術なのかは全然わかりません。ただ目を惹く美しさがそこにあるだけ。
相伝備前の代表が並んでてちょっとそわそわしました。
兼光の作は初見ですが、二振りともどちらかというと備前物のような……?
あまりぎらぎらとせず、小沸のつく感じがお上品にみえます。
でも地肌の出し方が相州伝っぽいですねそういえば(たぶん)
わっ!きれい!って思わず立ち留まった作。得も言われぬバランス。
こういうの目が留まっちゃうよね……みたいな。純粋にきれい。
部門にもよりますが、前期後期でガラッと大きく展示替えするみたいです。
後期も時間があったら見に行こうとおもいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?