組織デザインは、人の行動を変えることを目的とする話


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組織――「動ける組織」のデザイン25のポイント 

横山 禎徳著を読んだ。

組織を語るときに抽象的になるのは仕方がないし、私にとってはチップスがちりばめられていてなるほどと思った本だった。

この本を読もうと思ったのは、やはり今いるところでWORK FORCE PLANNNINGのワークショップデザイン設計をしていて、スケジュールを組んでいるのだが、スケジュールを組む前にするべきことがなされていないように感じた。

ワークショップを組む前に

実現したい状況は何か、

そのためにどういう手段が考えられるか、その中でワークショップはどこに位置付けられているかをはっきりさせなければ、頻度も内容も決められない。

そこがぼやけたままの議論になっているのではないかと思う。

そしてこのWORK FORCE PLANNING ワークショップは 組織デザインの一部として組み込まれているのだが、組織デザインとは何か、組織デザインの中でどういう役割を担っているのかを再定義する必要があると思うのである。

そこで横山氏の組織デザイナー(もう離れたとおっしゃっている)としての目線を考えたいと思ったのである。

 組織デザインとは何か


o 前提
組織図を改変するだけが組織デザインではない
o 組織をデザインするとは
 組織を変える目的は人の行動を変えること
• 対象の論理で発想する
 行動を変えるための仕組みを考える
• 構造のみではない
o 何のために組織を変える必要があるかを説明する
• いかに行動とその背景にある動機づけをけるか
 何が問題か
• コインの裏返しは戦略ではない
o ×営業力が弱いから営業力を強化する
• 問題意識だけでは人は行動を起こさない
o いつまでにという危機意識が必要
 ミニプランを繰り返す
 シェアドバリューを重視する
• ビジョン
o 全体を統括する思想
o 果たすべき使命
o 行動指針

組織デザインは人々の行動を変えるが、その前提としてビジョンが共有されていなければいけないという。

今の国連の

全体を統括する思想

MISSION VISION VALUEの再確認

MISSION

we must continue efforts to strengthen the relationship between the General Assembly and the Security Council and the Economic and Social Council, based on the principle of mutual understanding and respect, in order to ensure the requisite synergy and coherence to better serve the Organization and the world.

VISSION

Committed to human progress and the preservation of the environment—our collective home

VALUE

The General Assembly is a unique forum for promoting multilateralism in the full spectrum of international issues before the Organization.

*たぶん。明確な区分けはされていない。

とすれば、WORK FORCE PLANNINGの目的は

WORKFORCE PLANNING GUIDE をメンバーが使いこなせることによって、(実現したい状況)VAGUE *ここをWFPメンバーに確認したいなと思った。




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