Dr. A

小児科医(専門医・指導医)。感染症医(専門医・指導医)。 小児疾患、感染症、腎臓病を専…

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小児科医(専門医・指導医)。感染症医(専門医・指導医)。 小児疾患、感染症、腎臓病を専門とする。 日々「外来は舞台」と思い、診療にあたる。

最近の記事

オミクロンにワクチンは効きますか? 5-11歳のこどもに対するワクチンの有効性

オミクロンの出現以来、5〜11歳の子供に対するファイザーBNT162b2ワクチンの有効性に関する、実際のエビデンスは限られているため、この研究は重要と思われます。 2022年2月28日にニューヨーク州での研究が発表されました。オミクロンに対するファイザー BNT162b2 COVID-19ワクチンの有効性は、子ども、特に5〜11歳の子どもでは急速に低下しています 。研究は2月28日にプレプリント(査読前論文)で明らかになりました。 https://www.medrxiv.

    • ロシア🇷🇺とコロナ🦠

      テレビを視ていて気づいたことは、一つの意見しか流れないことです。 ロシアは悪い。それ以外の意見は出ません。 コロナは怖い。それ以外の意見は出ません。 毎日こればかり聴いていたら、そうなのかなと思ってしまうことでしょう。 私は、天邪鬼なので、必ず反対の意見を、考えを探します。 ロシアが、戦争に進んだ理由があるのではないか、何かやむに止まれぬ事情があったのではないか、と。 コロナは本当に怖いのか、何がどれだけ怖いのか、何故皆さんが怖がるのかと。 私はインフルエンザに

      • まだ打ってない子どもたちへ

        接種券が配られました。 打たないといけないんだと、 義務だと思うことでしょう。 いいえ。接種義務はありません。 厚生労働省も言っています。 予約してしまいました? いいえ。嫌だったら取り消したらいいのです。 今回のワクチンは、お医者さんたちは、 自分達の子どもには打たないと言います。 でも、親御さんと本人の希望があれば打ちます。 と言っています。 私は打ちません。 これまで普通に打ってきた、 インフルエンザのワクチンと 今回は違うのです。 mRN

        • 英国ではコロナ陽性でも隔離せず、 2022年2月24日に行動規制全て撤廃

          あーうらやましい。 いつまで日本はこの体制を続けるのかとため息が出ます。 基礎疾患のある方と高齢者だけを診療することに集中させてもらえたら、 皆さん普通に暮らせるのにと思います。 健常者でも、検査をして陽性者を探すからいけないのです。 ウイルス感染症の顕性感染者は、よく氷山の一角といわれます。 インフルエンザウイルスでもよく使われてきた論法です。 殆ど無症状か軽症で治るはずなのに、広く調べて陽性者が増えます。 そして家族にうつります。風邪がうつるのは普通のこと

        オミクロンにワクチンは効きますか? 5-11歳のこどもに対するワクチンの有効性

          子どものコロナワクチン 安全性は?

          子どもの感染が増えてます。 1.保育園で、幼稚園で、学校で、感染しないよう、 2.罹ると濃厚接触者になってしまうご両親の迷惑にならぬよう、 3.おじいちゃん、おばあちゃんにうつさないよう、 接種をお考えのことでしょう。 しかしながら、1、2、3のいずれにも効果がありません。 ワクチンは医薬品ですので、罹っても重症化しない子ども達には、 安全であることが最優先になります。 しかしながら、長期的な副反応については不明です。 mRNAワクチンを大勢の人に打つのは初

          子どものコロナワクチン 安全性は?

          5-11歳のこどもへのワクチン接種

          5-11歳のお子様に対して乏しい情報しかない中で、どうしたらいいかお悩みの方が多いと思います。 医療行為ですので、 1.安全か 2.治療効果(予防効果)があるか 3.子どもにとって必要か を考えたらよいと思います。 持論ですが、 病気の人に投与する薬は、ある程度の副作用は容認できるが(もちろんないほうがいいですが)、 健常者にうつワクチンは本来、副反応があってはならないと思います。 命に係わる感染症なら考えてもいいかもしれません。 ワクチンはあくまで自身を予防

          5-11歳のこどもへのワクチン接種

          目覚めよ、日本人 〜濃厚接触者

          医療現場は今、混乱の窮みにあります。 社会全体もそうでしょう。 軽症の煽り病を、重症のまま扱うよう指示されているからです。 検査数を増やすと感染者と称する陽性者が増え、隔離の憂き目に遭います。 家族は直ちに濃厚接触者となり、同じく外出制限を受けます。 職場では残された人員で仕事を回さねばならず、さらに忙しくなります。 その隙に、首相はこんなことに燃えていらっしゃいます。 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100291106.p

          目覚めよ、日本人 〜濃厚接触者

          新型コロナワクチン 子どもへの接種

          TVでも有名なM先生による、小児科医向けご講演を拝聴しました。 百数十枚のスライドを見せながら、 読み原稿をすらすらと読み上げていました。 いつものことながら敬服します。 M先生が最も言いたかったことは、 今の過剰な感染対策は、 成長期にある子ども達には弊害でしかない 子ども達の日常を取り戻すことが急務である 今すぐ、この対策を子どもから取っ払っおう 運動するとき、戸外にいるとき、2歳未満は マスクをはずしましょう ということでした。 暗い世相でも、子どもは

          新型コロナワクチン 子どもへの接種

          大村 智博士が発明したクスリ

          予防も治療も効果がある内服薬があります。 5月の大村先生のご講演で、効くと聴いて、自身の病院でつかえる準備をし、通販でも買って家族、親族、ご近所、知人、友人に配りました。 いざとなったら、使えばいいと思い、手元にあるのと、無いのとでは、安心感に圧倒的な違いがある、クスリ。 オンコセルカ症の特効薬で、今の流行り病にもインフルエンザにも効果があるようです。 実際に罹った方にお送りして、内服していただき、ICUから生還されました。 い、で始まる画期的なクスリです。 一家

          大村 智博士が発明したクスリ