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リハビリにはアニマルフロー??

みなさん、こんにちは。

アスレティックトレーナーのやすひこです。

こちらのnoteでは、
スポーツをやっている学生さんが、
怪我後のリハビリの必要性を理解し、
正しい知識を習得し、
自分でリハビリが実施できるようになる事を
目的としております。

できるだけ分かりやすく、
噛み砕いた表現で
書いていきます!

それでは、始めましょう!

アニマルフローとは?


アニマルフローとは、
「人間という動物の機能をあげる」こと
をコンセプトにした自重エクササイズです。


「人間という動物」の動きに
フォーカスして解剖学的に
正しく動けるようになる
エクササイズなんです。


ここで多くある誤解は、
「アニマルフローって、動物の動きを真似するやつでしょ?」
です。
動物の動きの要素はありますが、
ゴールとしては、
人間という動物のコネクション、コミュニケーション、
そしてファンクションを成長させるということです。

人を動物として捉え、
いかに動物として、
しなやかに効率よく動けるようになるか。
がとっても重要なんです!




最大の特徴は、
両手両足を地面についた状態
(クローズド キネティック チェーン)で
動き続けること。

各動きは、
筋膜のラインや運動連鎖に沿って
伸張や収縮が行われるように作られています。

人間にはバイオモーターアビリティと言って、
筋力、持久力、柔軟性、スピード、調整力(技術力、テクニック)など
様々な体力要素が備わっています。

アニマルフローは
これらの体力要素を同時に
アプローチできます。

体幹の重心を回転するように
3Dで動かしていくことで、
多面的に運動連鎖の繋がりを
活性化することができるのです。


人間のすべての運動能力(バイオモーターアビリティ)に
アプローチすることは、
怪我の予防や回復能力を高めるという点で重要です。


アニマルフローでは、
このような運動能力すべてを
満遍なく高めることができるので、
より安全に、快適に動ける身体に
調整することができます。



リハビリにオススメ!


上でも説明したように
人間にはバイオモーターアビリティと表現し、
ストレングス、パワー、コーディネーション、バランス、
スピード、持久性、柔軟性、モビリティなど
様々な体力要素があります。

各スポーツ競技の特徴を見てみると、
それぞれに必要な体力要素に偏りが出てきます。

例えば、
サッカーであれば、スピードと持久性、
ウエイトリフターであれば、ストレングスやパワー、
ヨガであれば、柔軟性やバランスなどです。

しかし、
私たちがより完成し、
機能性の高い人間という動物を構築していくためには、
あまり向けられていない全てのバイオモーターアビリティに
目を向ける必要があります。


アニマルフローは、
人間のすべての運動能力(バイオモーターアビリティ)に
アプローチすることができます。

食事で言うところの
不足した栄養素を
補ってくれるサプリメントみたいなものです。


これは、
怪我をしてリハビリをしている人も
同じことが言えます。

元々、
不十分であるバイオモーターアビリティがあり、
怪我の原因になってしまった。

もしくは、
怪我をしたことにより、
機能的に様々な要素が低下して
不十分な状態になってしまった。

どちらのケースに対しても、
アニマルフローは有効で、
各々のトレーニングのギャップを埋めるための方法として
デザインされており、
これらのバイオモーターアビリティを
繋ぎ合わせる接着剤のように使用していきます。


結果的に、
怪我の治癒の促進や、
再発予防の効果が期待できます。

また同時に、
パフォーマンスアップも
期待できるのがアニマルフローなんです。


まとめ


スポーツ選手だけではなく、
全ての人にも
活用できます。


普段の仕事がデスクワークに人は、
筋力やバランス能力が、

力仕事の人は、
柔軟性やしなやかさが、

主婦の人は、
持久性やスピードが、

不足しがちです。
そんな方たちにも、

アニマルフローを通して、
人間という動物としての
しなやかで効率の良い動きを手にすれば、
姿勢も改善し、スタイルも美しく、
疲れづらく、痛みのない生活ができるようになります。


一人ひとりの身体の状態に合わせて
動きを組み合わせていくので、
どなたでも安全に楽しく動くことができます。

ぜひみなさんも、
アニマルフローを
生活に取り入れてみてください!

それではまた!




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