ブックカバーチャレンジ7日目

『若き数学者のアメリカ』／藤原正彦

7日目をどう締めくくろうかと考えました。
最後は私らしからぬタイトルの一冊を（笑）
ご存知の方も多いかと思いますが、私の夫は理系の研究者です。老後は数学をやりたいとか言う驚愕の人。結婚とはまことに不思議なもので、脳の使い方が全然違う二人が一緒になったりするのです。『若き数学者のアメリカ』は、その夫に、出会った頃に借りて読んだ一冊。（私は何を思ったか山本文緒の本を貸した気がする！）
“数”とか“理”とか見たら蓋をする人生を送ってきた私がおっかなびっくり紐解いたこの本はとても面白く、若き数学者の素朴な面や輝く感性に溢れる本でした。藤原さんと夫を重ねる訳ではないですが、私一人では知り得なかった世界を分けてもらった気持ちになりました。
気づけば10回目の結婚（式）記念日の今日、ちょっとだけノロケさせてもらってブックカバーチャレンジおわりッ！お粗末様でした🤭