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田舎者と6月の庭

※バラも盛りを過ぎて華がなくなってきたお庭。
ラベンダーの開花にはもう少し、なこの時期。
実を結ぶ樹、満開の小花、イソヒヨドリの澄んださえずり。
チューリップ跡地に夏野菜を植えようか、でも猿が来るか。と逡巡しつつメンソールを一服。

かわいいジューンベリーの実
ヒヨドリに捧げてるけどあまり食べてもらえず
(サクランボは青いうちから食べるのに)
離れ(スーパーハウス)とジューンベリー
ウッドデッキとセメントの小道
太い親木は振るわず枯れてしまい
ひこばえが何とか持ちこたえてくれて今の状態に。
ピンクのイワダレソウ
ピンクの絨毯


路肩で見つけた白いイワダレソウ
他の雑草の入り込む余地がありません

イワダレソウ(クマツヅラ科 / イワダレソウ属)
初夏に白またはピンクのお花畑が広がるグラウンドカバー植物。
種はつけませんが名前の通り、コンクリートにもランナーを伸ばして増えまくり、抜き取ってもわずかな切れ端から再生するので安易に植えてはいけません。
それでも、小花の絨毯がかわいいんですよね。

我が家では高麗芝とイワダレソウをグラウンドカバーにしています。
「隣の芝は〜」とか言いますが、人が羨ましがる程度には緑の地面って落ち着くんですよね。

ラピュタに「土から離れては生きられないのよ」
みたいなセリフがあるけれど、田舎者の私は土に根を下ろし風と共に生きるのが性に合っているようです。

そして田舎者といえば、地域の人口密度が低く現代的で便利なサービスを享受できないことも多いため、自ずとDIY精神が養われます。

少し位なら誰かに頼らずに作っちゃう?という発想に傾きがち。
いくぶんか、私の人嫌いの性分も加味されるけどね。
なのでホームセンターは大人のテーマパーク。

ブランドモノとか、キラキラな生活とかどうでもいいのよ。
代わりに増え続ける工具たち。

・建築物を作りあげる(ちっこいウッドデッキ)
・道なき道を歩む(小径をセメントで舗装)
・血湧き肉躍るひとときを愉しむ(バーベキュー)

さいとう・たかを先生が好きだからか、
意外とハードボイルドな生き方に憧れている人間です。

家族は割とそういう母の性分を理解してくれているので、
世の母ちゃんという人種は、大工や左官も兼ねるのだと思われたりしている可笑しさ。

これを読んで下さっている方は
さぞゴルゴみたいな肝っ玉母ちゃんが書いているんだろうと思われるかもしれませんが(?)
実情はひ弱でナヨっちい矮小な人間です。

人は自分が持たないものに憧れるし、ことさらにそれを強調したがる。
無能な奴ほど「デキる」自慢したり、火の車なのに「セレブ」自慢したり、冷え切っているのに「愛されてる」自慢するのはだいたい、そーゆうこと。
とまた毒舌をかましてしまいましたが、志を高く持つ気持ちは評価したい。

あ、普通にお菓子作りとか編み物も好きですよ!
結局、何が言いたいかと言うとね。
受け身で消費する楽しみも良いけど、
能動的に作りあげる楽しみってのは血湧き肉躍るもんです。
その辺は日々素敵な記事を執筆しているみなさまは、十分ご承知と思いますが。

キラキラな生活はともかく、お顔のゴルゴじわは気になる今日この頃。
(うそ、ほうれい線ってやつだ)
ちょっといびつだけど、
ファンシーな緑のマカロンでしめておきます。

メレンゲ以外は娘がほとんどやってくれました

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