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妻が寝込むとき

湯冷めした息子が発熱し、そこから夫、私、と寝込んだ。
男性陣は1日寝込んで回復したのだけど、私は免疫の仕組みが違うのか動けるようになるまで2日かかった。
専業主婦が寝込むと問題になるのは家事をやる人がいないこと。
『洗濯山盛り&誰がご飯作るの台所は既にぐちゃぐちゃダヨ問題』とも言う(てか今考えた)。
今回は幸運なことに、出社を止められて在宅ワークだった夫が、息子の夕食を用意してくれた。
私が一番しんどかった水曜の夜のことである。
巷ではこういうとき、「俺の飯は気にしないで」と言って外食するだけで、寝込んでいる嫁の飯を気にかけない夫の行動が問題視されていたりする。
だが、ウチの夫は夕方のお散歩中に何が食べたいのか電話してきてくれた。
よかった、そういうところは本当に感謝。
いつも愚痴ばかりをブログに書いてごめんなさい。
そして息子には肉を焼いてやり、私にはリンゴを剥いて持ってきてくれた。
その後は親子で楽しくゲームをやって、「早く風呂に入れ」と声掛けもしてくれたもよう。
うん。もうそれだけで十分有り難い。
時々私はヨロヨロと寝床から起きていき、日中手をつけられなかった洗濯物や、夕食を作ってもらった代償の汚れたキッチンを休み休み片付けるだけでいいのだ。
翌日に持ち越すという手もあるが、病み上がりに増し増しの家事をこなすのは気が滅入るし。。。

……どうせなら後片付けもやってくれるといいのだけど。と思うけど、それはこの身で贅沢過ぎるかなぁ…。

最終的に、私が今回あらためて感謝の念を抱いたのは、ドラム式洗濯機と食洗機だった。
日頃からお世話になっているお二方だけれど、干さなくても乾燥された(しかもフワフワ)タオルを提供してくださったり、まとめて食器を洗い上げてくださったり(しかもピカピカ)、本当に感謝してもしきれない。
彼らが無かったら…
昔実家で使っていたあの二層式洗濯機の手間、食器を洗う&拭く苦労を思い出す。
8人家族で、ものすごい量だったし家事は本当に重労働だった。
今は核家族なうえに家電が優秀。楽ちん楽ちん。

そして、家電はこれからも進歩する。
近い将来、人間のパートナーよりも機械のパートナーの方が、なくてはならない存在になるのかもしれない。
あれ?既にそうなってます??

とにかくもう、今はこの与えられているラッキーな環境・時間に感謝して、何でもいいから有意義なことをしようって思った次第です、ハイ。


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