0051_言葉の定義をきちんとすること
■こんにちは。令和方法序説です。
【今日の格言】
あらゆる人に合う靴も
別の人には窮屈である。
あらゆるケースに適用する
人生の秘訣などない
-カール・グスタス・ユング-
平凡な人生こそ真の人生だ。
虚飾や特異から
遠く離れたことにのみ
真実があるからだ
-ハインリヒ・フェデラー-
今日という日は
残りの人生の最初の一日
-映画「アメリカン・ビューティー」-
【本編】
■今日は
言葉の定義をきちんとすることが
大事という話をしようと思います。
就職活動中や社会人になってから
「コミュニケーション力が大事」
という言葉を学生の頃にも増して
聞くことが多くなりました。
会社の面接などでも
「私はコミュニケーション力に
自身があります」
「私たちの会社はコミュニケーションを
何より大事にしてる」
など聞くことが多いと思います。
■私自身
コミュニケーション力を
高めること自体とても大事だと
思いますし、
ここに異論がある人は
あまりいないと思います。
しかし、具体的にいうと
「コミュニケーション力」
ってなんなのかがきっちり
説明できる人は実は少ない
のではないでしょうか。
(私も自信がありません)
■例えば
少し考えるだけでも
「人と会話する能力」
「人の話を聞く能力」
「人に話をする能力」
「人前で話をする能力」
「会わせたいと思わせる能力」
「飲み会で場を盛り上げる能力」
などいくつか考えられます。
■他にも色々あることを考えると
同じ「コミュニケーション力」と
いう言葉を使っていても
使っている人によって
具体的にイメージするものは
変わってくる
ということです。
「コミュニケーション力」と
使うときには
この言葉の定義をきちんと
しておかなければ
話している側と
聞いている側で
具体的に認識しているものが
変わってくる可能性があります。
■しかし、
現実の場では、なんとなくの
「コミュニケーション力」の
イメージは同じなので
「私はコミュニケーション力が
社会人として一番大事だと
思うんだよね」
「私もコミュニケーション力って
大事だと思う」
のように具体的な意味での
「コミュニケーション力」を
確認することは少ないまま
会話が進んでいきます。
そして、このことが
「実は、真の意味では会話が
成立していない」
という原因となることも
本当に多くあります。
■なぜこのことを
今回、伝えているかというと
「人生を変えよう」とするときにも
言葉の定義をきちんとしてから
取り組むことが大事
だからです。
例えば、「話し方を変える」と
いうことをこのnoteでも
お伝えしてますが、
「話し方」ってそもそも
何を言っているのかが
わからなければ
「話し方を変える」ことは
取組み辛いですよね。
■「話し方」と言ったときに
「人と人と会話することなのか」
「こちらが話をすることなのか」
「こちらが話を聞くことなのか」
「プレゼンのように人前で話す
ことなのか」
「雑談などを話すことなのか」
など、もう少し言葉の具体的な
意味を定義してあげることが
実際に変えるときには、
必要になってきます。
■ちなみに話す書く考える工房で
対象としている「話し方」は
主に1対1の会話が中心です。
1対1の会話ができていれば
基本的には大勢の前でも
話ができると考えているからです。
■今日、
言葉の定義をきちんとしましょう!
と伝えているのは
次号以降のnoteの内容に
少し関係しています。
言葉の定義をきちんとすることで
一緒に、人生をより良いものに
変えていきましょう!!
今日も読んでいただきありがとうございます!
【今日の記事のポイント】
■言葉の定義をきちんとすることが
重要である。
■同じ言葉を使っていても
使っている人によって
その具体的なイメージは
違うかもしれない。
■大枠としての言葉のイメージは
だいたいの人が同じなため、
多くの人が言葉の定義を確認しない
まま話を進めてしまう。
■このことが会話がなんとなくは
進んで行くが、
真の意味で会話が成立していない
原因となっている。
■人生を変えるときにも
「言葉の定義」をきちんとすることが
とても重要である。
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