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那覇から1時間で行ける離島、渡嘉敷島へ (年越し北南大東島~渡嘉敷編~)

前回(準備編)はこちら

余った1日をどうするか

 はいたーい、 ぐすーよーちゅーうがなびら!ご搭乗の皆さま、はじめに沖縄の代表的な方言であるしまくとぅばで(ry

 ということで、前回航空機のダイヤの関係上、31日に北大東島に向かうと書きましたが、とするとまるまる30日は1日余ることになります。29日は夕方に那覇着なのでその日は那覇に泊まるにせよ、せっかくならもう1泊はどこか他の本島周辺離島に泊まりたい。
 そこで、色々探していると、渡嘉敷島の「とかしくマリンビレッジ」がオーシャンビューでありながら1人泊でも1泊2食付き1万円そこそこで泊まれることを発見。渡嘉敷島自体は、那覇から1時間程度で行け、ダイヤ的にも十分、31日に那覇に戻った後の北大東行きに間に合います。余った隙間日程はここに充てることにしました。

12月29日 KIX-OKA JTA005便

 ということで、ほとんど国際でなくなってしまった関西国際空港からまずはうちな~♡~の翼こと日本トランスオーシャン航空で、沖縄那覇空港へと向かいます。JTA初搭乗でした。いっぺーにへーでーびるされるのも初めて(?

うちな~♡~の翼

 この日、羽田空港あたりはそれはもう大変な大混雑だったようですが、流石に関空はそこまでではないようで、スムーズな搭乗。順調なフライトで定刻どおり那覇空港着。

 ついてまず一言。あったけえ…。気温20度です。雪国から出てきた身としては段違い…。やっぱり冬の旅行は暖かいところしか勝たん?

↓とは別世界

 とりあえず明日の渡嘉敷島行きのお船が出る港から徒歩圏内の内観飯店こと東横インに投宿。このところのお宿暴落のせいで、2年ぶりくらいに1045泊まった感。モノレールビューでした。

ゆいレールビュー

 とりあえず、今日はもう夕方ですし、寝るだけですが飲むサロンパスくらいは飲もうかねえということで、雨の中、国際通り方面へ。

雨もあるのだろうが、やはり人通りが…
えんだあああああいやあああああああああああああ

 今日は水曜日ということで、ルートビアを無料でバニラフロートにできるというので、お願いしました。これもまぁ美味しいですね。しかし、ここ最近みんなカップでルートビア出てくるんだよなぁ…。ジョッキでぐびぐびいきたい。

渡嘉敷島とは

 さて、ここで一回、今回の目的地、渡嘉敷島についての説明を。例によってまずはwikipediaから。

渡嘉敷島(とかしきじま)は、沖縄県島尻郡渡嘉敷村に属する島である。那覇の西方約30kmに位置し、慶良間諸島の東端にある。渡嘉敷村の役場が設置されるなど、慶良間諸島を構成する主たる島の一つとなっている。

渡嘉敷島 - Wikipedia

 那覇の西方30kmということで、本島周辺の離島行きの航路の多くが集まる那覇港の泊ふ頭から一日一往復のフェリーなら70分、二往復の高速船なら35分ほどで行ける離島です。渡嘉敷島含む慶良間諸島は海の色が綺麗で、ケラマブルーと呼ばれているとかなんとか。天気もわりと良い方なようなので、期待大ですね。

 島内には、大きく分けて集落が3つほど。渡嘉敷(とかしき)、阿波連(あはれん)、渡嘉志久の3つ。渡嘉敷は島の玄関口たる渡嘉敷港の周りにあり、阿波連は宿泊施設やダイビングショップなどが多く比較的大きい集落と言えそう。そして渡嘉志久は今回泊まる「とかしくマリンビレッジ」がある集落となっています。阿波連、渡嘉志久、どちらもビーチがありますが、渡嘉志久の方は宿泊施設等も少ないため、ひっそりとしているらしいww

とまりん(泊ふ頭ターミナルビル)から出航

 ということで、翌朝、その泊ふ頭へ。ターミナルビルには「とまりん」というなんともかわいい愛称がついています。

とまりん
ターミナルビルのなか

 石垣ぶりの離島行きターミナルビルですが、やはりそれよりも大きいような気がします。

運航状況

 チケットは事前に渡嘉敷村のホームページから予約しておきました。決済と発券は当日窓口でになります。
 運賃は、フェリーなら片道1,690円で高速船なら2,530円。なお、それぞれ往復で買えば割引になりますが、自分の場合は、行きはフェリー、帰りは高速船という日程にしたため、片道での購入となりました。帰りの分は渡嘉敷港で買ってほしいとのこと。購入時はクレジットカード等も使用可。なお、運賃にプラスして渡嘉敷村入域時には環境協力税100円がチケットと一緒に徴収されます。

 無事チケットも購入し、乗船時刻になったためお船に向かいます。

フェリーとかしきに乗り込みます
船内へ
航路案内

 フェリーなので、まぁ中はそこそこ広い感じ。船内席のみならず船外席もありました。夏は気持ちよさそう。そのままデッキから上にあがり、港を眺めながら出航待ち。先に出航する粟国島行きを見送ります。

 そしてこちらも出航です。本島👋

 途中、泊ふ港に停泊中のだいとうの横を通過していきます。いつかこれに乗りたいですね…。

貨客船だいとう
乗ってみテー

 最初は風景でも眺めようかと椅子席に行きましたが、どうもそれなりに揺れそうなので、早めにカーペット敷きの和室へ退散。

 ゴロゴロ昼寝をしているうちに無事渡嘉敷島に到着です。

海水で汚れた窓からこんにちは。結構立派な山がありますね。
ご上陸!

とかしくマリンビレッジ

 さてここからは、宿のバスが迎えに来ているため乗り込みます。なお、宿のバスやアクティビティ系の迎え以外にも阿波連行きの乗合バスが接続しているようでした。荷物だけ宿のバスに預けて、バスで阿波連ビーチに向かう…ということもできるかもですね。

阿波連行きバス(翌日撮影)
時刻表

 さて宿のバスに乗り十数分で本日のお宿、「とかしくマリンビレッジ」に到着です。まだお昼の12時前ですが、お部屋の準備ができているということで、チェックインできました。

海側から撮影

 それぞれのお部屋にベランダがあり、海が望めるようになっています。環境としては絶好。

室内は広い
ベランダからの眺め

 静かな集落…ということで、海風と波の音がひたすら聞こえます。

 こことかしくマリンビレッジからは阿波連ビーチへのシャトルバスが2往復出ています。阿波連ビーチ行きのバスは10時と14時なのですが、阿波連でお昼ご飯も食べたいということで、帰りにバスに乗って宿に戻ることとし、行きは歩いて阿波連へ向かってみることにしました。

 山が意外と多い渡嘉敷島。阿波連へも一つ山を越えていく感覚です。この季節なので良いですが、流石に夏はキツそうですね…。

 途中、展望台に寄ってみることにしました。こちらの登りもなかなか大変ですww

照山園地
ハブ注意!

 しかしまぁそんなキツさもよい風景の前にはまぁいいかという感じ。晴れてればもっときれいなんだろなぁ…。

おきれいですね

 そのままてくてく山を降りるとすぐに阿波連の集落に着きました。まずはお腹を満たしたい…ということで、食事ができそうなところへ。沖縄そばセットで優勝です。

シーフレンドの沖縄そばセット

 食事の後は、戻りのバスまで1時間ほど阿波連を散策します。学校もあり、やはり比較的大きな集落ですね。例年の卒業制作らしい、壁画が印象的でした。

卒業制作
阿波連ビーチ

 特にすることもないので、草地に寝転がり、ぼーっと海を眺めます。心穏やかな時が過ぎていきますが、暑いくらいの日差しで、とても真冬とは思えません。やはり南の島だな…。

 そんなこんなで宿のバスに乗り込み、お宿に戻ります。

宿の売店で買ったおやつ

 宿の売店でこの真冬にブルーシールアイスなんかを買いつつ、これまたゴロゴロしながらゆっくりとした時間を過ごします。気温もちょうどいいので窓を開け、もう気分は初夏とか初秋ですね…。本当にやることがないですが、こういう休日を過ごしたかったんや…。

 ちなみに宿の前のビーチはこんな感じ。夕日もきれいに見えました。島々が浮かんでいる穏やかな海を見ると、瀬戸内を思い出しますね…。竹原行きたい…。

部屋から望む夕日

 ちなみにこのへんにもやはりある程度は軽石が来ていました。

軽石たち

 ちなみに夕食はまあ普通のバイキングでしたが、この環境でこの価格で…と考えると十分満足です。なぜかぜんざいがあり謎でしたがwww

まあまあ

 夜もひたすら静かです。

 星空も期待していましたが、残念ながら曇りがち。それでも夜明け前くらいには星が出ていました。遠くに見える光は、阿嘉島あたりの明かりでしょうか。

星空

那覇に戻り空港へ

 翌朝。今日はいい天気ですね。

いい天気です

 テラス席で朝食従事職員となり、

 高速船マリンライナーとかしきで帰ります。こちらは行きのフェリーの半分の所要35分ほど。速いなぁ…。

マリンライナーですが、瀬戸大橋線は走りません
親の顔ビデオが流れます

 渡嘉敷島出航後はそうでもありませんでしたが、泊港に近づくと波しぶきがww

 とはいえ、もちろん安全航行には何ら問題なく、本島に帰還です。

とまりん

 なお、高速船とフェリーは発着場所が少し違うので注意。高速船の方は、少しとまりんから歩きます。

 その後はバスで那覇空港に向かいましたが、空港のアプローチがまぁなかなかな渋滞でしたwww

渋滞中

 空港食堂でお昼を食べ、

今回はカレーライスに

 いよいよ次回、北大東島へ出発です!

ご搭乗案内

次回はこちら


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