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役割分担、悩ましい!? ~権限委譲? どの権限を?~

こんにちは! あたたけ です。

来期の方針&業務の決定、それに伴う役割分担が大詰めのあたたけです。
まぁ、品管という立場で比較的順調な1年でしたので、方針自体は『継続』で押し切るつもりではありますが。

で、『役割分担』を考える時、何が正しいかよくわからないのが本音です。
『AにはAに向いた話、BにはBにふさわしい任務(by パウル・フォン・オーベルシュタイン)』を指針に、各担当の力量評価&業務の優先度&業務量のバランスなどなどから考えていますが、その結果が本当に正しいのかは常に不安です。

で、我ながら感じ悪いなぁと思うのが、力量評価の基準が『あたたけと比べて』という面があるんですよね。
『自分が担当した場合と比べて、どの程度の精度・速度でできるのか』で判断しがちだなぁと。
『ワーカーがマネージャーになるとマネジメントで躓く』の典型例な気もしますが、力量を数値で表しようがないので、他にどうしようもないというのが本音です。
『専門知識の量』に限っても、メジャーどころであれば○○の知識があるか・理解しているか』と示せるかもしれませんが、『普段は表に出ない、引き出しとしての知識の種類や量』って人それぞれですし。
さらに『コミュニケーション力』とか『交渉力』になると、その人の個性?も関係してきますからねぇ。
力量評価表なんかで『ある/ない』『できる/できない』のチェックをしたところで、『本当のところはどうなのか』ってなる気がしています。

さて、『あたたけと比べての力量評価』ですが、『部門代表者(≒責任者の代行)としてふさわしいかの判断』というそれっぽい理屈?でチーム内には説明しています。
言いかえれば『権限委譲するにふさわしいか』を判断しているということでしょうか。
トラブった時の責任は上位職者(≒委譲する側)が負うのが当然ですが、上位職者としたら『そもそもトラブらないか』を考えないと大変なことになりますからね。

で、相手を信用して権限委譲を行うわけですが、委譲するのは『あくまでもその業務内での権限のみ』という認識をお互いが持たないとなぁと実感しています。

さて、組織(会社)としての個々の業務がどのように定められるか、あたたけの立場(≒一部門の責任者)で見てみると次のようになります。

こうして見るとあたたけはトップダウン主義だとわかりますね。
まぁ、トップ(≒経営層)の判断材料として情報を上げること(≒ボトムアップ)は大切ですが、最終判断はやっぱりトップがしないとダメでしょう。
じゃないと組織が迷走しますので。
ボトムアップって、よほどうまくコントロールしないと、『船頭多くして船山に上る』になるような。。。。
てゆーか、コントロールする人(≒組織を導く人)が必要な時点で、結局はボトムアップではないような気もしますね。。。。

で、それは部門運営でも同じで、『役割分担は部門責任者が決める』というのが大事だと思います。
別の表現をすると、『部門の資源をどこに充てるか、業務の選択&資源の集中を最終的に決めるのは責任者のみ』みたいな感じでしょうか。
担当者に委譲される権限は計画立案&実行のみ』とも言えますね。
(計画立案まで責任者が行う場合もありますが)

ぶっちゃけると、『与えられた資源(含む人員)以上の業務を担当者の判断のみで受けるな』って話です。
人員があふれんばかりのチームであれば別に良いのかもしれませんが、ギリギリで回している時に『関連するから、大事だから』だけで受けてこられると、チームとしてキャパオーバーになりますので。
『どうにか自分の業務を調整します』と言われても、『時間が空くなら他の優先業務がある!!』ってなりますからね。

そもそも『その業務が大事か』という優先度の判断を各担当のみでするのがダメだと思うんですけどね。
部門方針がブレかねませんからね。

・・・この辺りの話、同じように伝えていても伝わらない人がいるのが悩ましいところですね。
コミュニケーションの問題なのかしら??

さて、会社方針~部門方針~業務計画~実行という流れですが、あたたけが学んだのは『銀河英雄伝説』です。
戦術は戦略に、戦略は政治に左右される』みたいな話ですね。
現在、『銀河英雄伝説 Die Neue These』が再放送中ですので、ぜひどうぞ!

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ではでは。今回はこの辺りで!

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