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HACCPを上手く使うために④ ~7原則12手順を眺める~

こんにちは! あたたけ です。

引き続きHACCPの話です。
そろそろ中身に入っていこうと思います。

HACCPは7原則12手順に沿って進めていきます。

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さて、全体を眺めて思うのは、
HACCPってPDCAサイクルってことだよね』ということです。

スライド2

スライド3

PDCAサイクルの見解はいろいろとありますが、
あたたけは『PDCAはマネジメントの本質』だと考えています。

スライド4

PDCAサイクルは古い、役に立たない、というのは
単に取り組み方が間違っているだけだと思います。

PDCAがうまく回らないのにはいろいろ理由がありますが、
『Dまでで(下手すればPだけで)満足して、C・Aをしていない』
ということがよくある失敗理由です。
で、あたたけが
『HACCPって、うまく組み立てられてるなぁ』と感じるのは、
D(目的達成のために実際に行うこと)だけでなく、
C・Aまでが計画(P)の対象に入っている
ことです。
(PDCAサイクルについてあたたけが思うことは、いずれ別記事で。)

スライド5

HACCPを手順通りに進めたら、自然とPDCAサイクルが回るんですよね。

組織が大きくなるとどうしても分業が進み、
P・D・C・Aのそれぞれが別部門の管轄になることがあります。
そうなると、PDCAの大前提である(組織全体の)目的が見えなくなり、
C・Aが効果的にできなくなります。

なので、最初に目的(HACCPでは食品事故防止)にあわせて
全体のC・Aの計画まで立てしまおうというわけですね。

まぁ、言われてみれば当たり前のことすぎるのですが、
C・Aが止まっている組織って、C・Aの計画に問題があるのでしょう。
この辺りは、HACCPに限らず、
PDCAサイクルをうまく使うためのヒントになる気がします。

ということで、今日の一言です。
HACCPはPDCA。
 HACCPを考えるときは、組織全体のマネジメントまで考えよう。

それでは、今回はこの辺りで!

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